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家電値下がり 消費増税「駆け込み買い」は大損だった
http://gendai.net/articles/view/life/149749
2014年4月24日 日刊ゲンダイ
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今こそ買い時!/(C)日刊ゲンダイ
慌てて買った消費者は、今頃、じだんだ踏んでいるのではないか。
消費税増税がスタートする直前の3月末、家電量販店には、税率がアップする前に少しでも安く買っておこうと買い物客が殺到したものだ。
ところが、4月以降、家電の価格が下落していることが分かった。リポートをまとめた東短リサーチの加藤出チーフエコノミストがこう言う。
「家電製品の平均価格を集計している“価格ドットコム”の折れ線グラフを見ながら、3月末と4月20日との価格を比べてみました。調査品目は冷蔵庫、洗濯機、パソコン、一眼デジカメなど10品目92機種。あきらかに4月20日の方が安かった。3月末は“駆け込み需要”があったから店側も強気な値付けができたが、駆け込み需要がなくなり安くなったのでしょう」
■ダイソンまで値下がり
加藤氏が調べた価格変動の結果は衝撃的だ。なんと“税抜き価格”は、92機種すべて値下がりしていた。単純平均マイナス4.6%だった。3%の税率アップ分を加えた“税込み価格”でも、60機種が値下がりし、値上がりは29機種、横ばいは3機種。単純平均マイナス0.02%だった。
要するに、3月に購入した消費者は、ほとんど損したということだ。たとえば、シャープの液晶テレビは、税込み26万円から22万5000円にダウン。ブランド品だから値崩れしないといわれていたダイソンの掃除機でさえ、6万4000円から5万6400円に値下がりしていた。
加藤氏が4月以降、親族につきあって量販店に行き、「もう一声」「もう一声」と店員と交渉すると、空気清浄機が3月より安い価格で買えたという。店員は「3月は混んでいたので、値引きしなくてもドンドン売れました。いまは価格決定権はお客さまに戻りました」と話したそうだ。
この先、価格はどうなるのか。
「耐久消費財は一度買うと数年買わない。しばらく低値安定するでしょう。だけど、いま売っている商品の在庫が切れ、新商品が出てくるとまた値上がりする可能性がある。夏のボーナスシーズンまでは安いままでしょう」(流通関係者)
やはり、慌てるナントカはもらいが少ない、ということか。
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