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入社1、2年目が「ゴールデンエージ」 新人は叱れば育つ
http://gendai.net/articles/view/life/149694
2014年4月23日 日刊ゲンダイ
褒めるだけでは育たない/(C)日刊ゲンダイ
「ゴールデンエージ」という言葉をご存じだろうか。運動能力が急速に発達し、スポーツの動作習得に最も有利な時期とされる9歳から12歳頃までのことだ。
15歳293日で女子プロゴルフツアー史上最年少優勝を遂げた勝みなみは、6歳でゴルフを始め、13歳で九州女子選手権を制した。彼女の急成長の時期は、ゴールデンエージとピッタリ一致する。
日本サッカー協会も、この年代の才能を伸ばそうと必死だ。協会の「JFAキッズハンドブック」では、<集中力が高まり、運動学習能力が向上し、大人でも難しい難易度の高い動作も即座に覚えることができる>と、ゴールデンエージを説明している。
実は、サラリーマンにもゴールデンエージが存在する。人材育成コンサルタントの内田和俊氏がこう言う。
「ゴールデンエージをサラリーマンに当てはめるなら、それは入社1〜2年目です。この時期をどう過ごし、どんな上司や先輩と出会い、どんな影響を受け、どのような教育を受けるかで、その人のサラリーマン人生が大きく変わります。裏を返せば、上司や先輩の接し方が、かなり重要になってくるのです」
■大事なのは何事も反復
仕事は優秀なのに、ビジネスマナーは最悪。仕事ができず、上司に叱責されても馬耳東風な社員――。こうした若手社員はどこにでもいるものだが、内田氏によれば、入社1、2年での育て方に問題があったケースが多いとか。
「ゆとり世代が就職した2010年ごろから、若手社員は叱らず、褒めて育てることがもてはやされましたが、その悪影響です。若手社員が3年で辞めるとか、しきりに言われることも一因です。入社1、2年目に甘やかされて育つと、その後の修正が難しくなります。上司や先輩のコントロールが利くこの世代ほど、厳しく接することが大事なのです」
最終的には褒めてもいいが、ダメなら必ず厳しく叱る。ただし、なぜミスしたのか、自分のミスが社内外にどう影響を及ぼすのか、しっかり説明し、本人に考えさせることだ。大事なのは、何事も反復だ。
「嫌われることを恐れず、心を鬼にして接することができるか。それが、これからの良い上司・先輩の条件です」(内田氏)
4月は新人研修真っ盛り。辞められることを恐れていては、よい上司にはなれない。
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