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金融から見るウクライナ情勢
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2014年04月21日 NEVADAブログ
今のウクライナを金融面からみますと、もはや破たん(破産)するしか道はないと言えます。
『数日に一回はすべてのウクライナ通貨である「フリブナ」の値札を変えないといけない』
(ウクライナ東部の雑貨商)
『3時間も待っているが、いつになったら預金を引き出せるのか?』
(ヤルタの銀行)
ウクライナはロシアの支配下に入ったクリミアも、今はウクライナの支配下に入っている東部も、金融面で混乱が拡大しており、国民生活が成り立たない状況に陥り始めています。
ロシアはクリミアを軍事的な要塞化する狙いであり、そこに住む住民は邪魔ものなのです。
ロシアの支配下に入れば最後は地獄を見るのは明らかであり、クリミア住民はそれを承知で預金を引き出し、逃げ妥だそうとしているのです。
ウクライナにしろクリミアにしろ、政治家が愚かであれば、国民が一番被害を受けるのですが、これは世界どこでも同じことであり、愚かな政治家を選んだつけはその国民が払うことになるのです。
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