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(回答先: 外交部、「中国は世界経済の足手まとい」に反論 投稿者 あっしら 日時 2014 年 4 月 19 日 05:42:26)
消費拡大、第1四半期に新たなすう勢も
2014年04月18日13:25
中国商務部(省)の沈丹陽報道官は17日の定例記者会見で、最近の消費問題について回答した。中国国内の消費市場は第1四半期に安定化し、物価が安定を維持し、幸先良いスタートとなった。中国国家統計局のデータによると、1−3月の全国社会消費財小売総額は6兆2081億元(約102兆2370億円)に達したが、前年同期比の増加率は12%で、前年同期を0.4ポイント下回った。価格要因を除く実質増加率は10.9%と、前年同期を0.1ポイント上回った。人民日報が伝えた。
沈報道官の発言の要約は下記の通り。
0.1ポイントはそれほど目立たない数値だが、これは今年第1四半期の経済成長率の減速・低下の中で実現されたもので、非常に得難い成長と言える。また第1四半期の消費拡大には、多くの注目点があった。例えばネットショッピングが高い増加率を示し、一定額以上の企業のネット小売額は51.7%増に達した。大衆的飲食業の消費が活発で、農村部の消費財小売額が高い増加率を示した。また、スマート電子商品、文化旅行などの消費の注目点が形成され、物価の全体水準がほぼ安定した。これらは喜ばしい情報だ。
全体的に見て、通年の消費拡大は多くの有利な要素に支えられると見られる。
(一)消費拡大の堅固な基礎。改革の全面的な深化により、改革のボーナスが引き出され、経済の国内原動力が強化される。マクロ経済が安定的にスタートを切り、社会保障制度が健全化を続け、所得分配改革が徐々に推進される。これらはいずれも、消費拡大の重要な基礎だ。中国国家統計局のデータによると、第1四半期の1人あたり平均可処分所得は、価格要因を除く実質増加率が8.6%となった。
(二)新たな消費潜在力の放出。工業化・新型都市化が加速され、保障性住宅(政府補助のある低中所得者用住宅)の建設およびバラック密集区の改造が強化される。「ブロードバンド中国」戦略が秩序正しく推進され、情報技術が流通の革新を促す。新業態・新モデルが出現し、グリーン・環境保護消費が人々に支持される。これらはいずれも、消費の潜在力をさらに引き出していく。
(三)政策環境のさらなる改善。国家が発表した情報関連消費、健康・高齢者関連消費、レジャー・旅行消費の拡大、および流通体制改革の深化など一連の消費拡大の政策が、徐々に効果を発揮している。
(四)注目を集めている消費分野のけん引力の強化。ネット通販が急発展し、大衆的飲食業が発展を加速し、レジャー・旅行、文化・娯楽などのサービス消費が活況を維持し、消費拡大に新たな支えを提供する。
一方で、消費拡大は今年も一定の圧力に直面する。輸出額の増加率が低下した場合、雇用・所得に影響を及ぼす。住宅・自動車などの消費のけん引力の弱まりや、消費市場の環境整備の遅れなどが、消費拡大に一定の影響を及ぼすだろう。
総合的に判断して、今年の消費市場は全体的に安定的な発展の流れを維持する。国家の消費拡大に向けた一連の政策が徹底されれば、消費市場の今後数カ月の成長率が徐々に加速されるはずだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月18日
http://j.people.com.cn/94476/8602687.html
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