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ダブル増税だった「ガソリン価格」異変〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140418-00010000-shincho-bus_all
「週刊新潮」2014年4月17日号
164・1円――資源エネルギー庁が発表した、4月1日時点でのレギュラーガソリンの1リットル当たり店頭価格(全国平均)である。前週の価格が159円だから、5・1円の値上がりだ。
「でも現実はそんなものではありません。街中を走ると、レギュラーが170円を超えているガソリンスタンドもちらほら見かけます」(経済部記者)
ガソリン高騰の原因としてまず挙がるのは、円安と原油価格の高止まりである。
「アベノミクスによるこの1年強の円安は、ガソリン価格を12〜13円押し上げています。一方原油価格は、3月初旬はウクライナ情勢の不安定化で高くなりましたが、その後は大きな値上がりはしていません」(エネ研・石油情報センター)
実際、前3週もわずかに値上がり傾向だったが、160円を超えることはなかった。一気に“大台”を突破したのは増税のせいだったのだが、これが実は“ダブル増税”。ひとつはご存じ消費税、そしてもうひとつは“石油石炭税”である。
「元々ガソリンには、揮発油税が1リットルあたり48・6円、地方揮発油税が5・2円の計53・8円が課税されています」(国税庁)
加えて、石油石炭税だ。本来、燃料の安定供給のための目的税だったのだが、2012年、地球温暖化対策のための増税が決まった。
「それまで1リットル2・04円だったのが、2012年10月から2・29円に。さらにこの4月1日から2・54円に上がることになっていたのです」(先の記者)
たかが0・25円の値上げと言うなかれ。これがほとんど知られていなかっただけに、重税感は大きかった。これら税金を加えた金額に、さらに消費税がかかるのである。値上がり分のほとんどが増税分だ。
「原油市場は今後の予測が難しいが、少なくとも急に下がることはない。円安も、最低でも今の水準でしょうから、ガソリン価格の下落は期待できない」(同)
臥薪嘗胆、“油断”大敵。
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