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激減した中国投資とトイレットペーパー
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4661335.html
2014年04月18日 NEVADAブログ
中国商務省はこの1-3月期の日本から中国への直接投資額が一年前に比べ47.2%減少し、12.1億ドルとなったと発表しています。
これで3四半期連続減少したことになりますが、この47.2%の減少は2011年1-3月期以来の大きさとなっており、如何に減少率が大きいかわかりますが、問題は今まで投資してきた企業が今どうなっているかです。
昨日の日経のコラムを読まれた方は「そこまで追い込まれていたのか」と驚かれたはずです。
『今お使いのトイレットペーパーは一ロール2.4元(約40円)ですが、2.1元のものに替えませんか?』
これは日系70社の工場があります大連市で備品を納入する日本会社の営業部長が提案したとされていますが、
「安いタイプなら1,000人の工場で月に約1万円のコスト減になります」となっています。
月1万円の節約を検討するような事態に追い込まれているのです。
年間12万円の節約に真剣になる理由は赤字です。
中国に進出しています日本企業の中で25%が赤字となっている省もあると発表になっていますが、今、中国だけではなく、アジア全体で人件費が急上昇してきており、これではやっていけないとなる企業が多く出てきていますが、赤字になったからと言って簡単に工場閉鎖・撤退できないのが中国であり、そのまま赤字を垂れ流し、最後には野垂れ死になる運命に直面している企業が多くあります。
また、日系工場ではトイレットペーパーは備え付けられていないとされていますが、その理由は持ち帰りです。
中国人はトイレに紙があれば持ち帰る「習性」があり、このため備え付けておらず、その代わり月に2ロール支給する仕組みになっているとのことであり、今、中国の農村部から日本に大量に中国人が観光で来ていますが、そのうち、デパート、ショッピングセンター等のトイレで大問題起こすことになるかも知れません。
今、日本に来ている中国人を見てみますと、買い物をする富裕層ではなく、地方の農民たちがであり、富裕層は
それなりに常識も持ち、しっかりした行いをしており我々日本人より紳士・淑女的な方が多いですが、一般農工民はそうはいきません。
常識のない、中国農民何百万人が大挙して銀座や日本のデパートの地下食料品売り場に殺到した時のことを考えれば、恐ろしいものがあります。
その時の備えは日本企業にあるでしょうか?
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