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消費増税、3月個人消費は前年3割増で年末並みの一方、消費マインド冷え込み鮮明(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/156.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 18 日 06:07:40: igsppGRN/E9PQ
 

消費増税、3月個人消費は前年3割増で年末並みの一方、消費マインド冷え込み鮮明
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140418-00010003-bjournal-bus_all
Business Journal 4月18日(金)3時30分配信


 4月になり新しいスタートを切った方や、3月につらい別れを経験された方も多いだろうが、“お別れ”としての大きな出来事として、長寿テレビ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』の最終回が挙げられるだろう。1982年10月4日に放送が始まり、生放送で32年間8054回というギネス登録された番組であり、3月31日の最終回当日には新聞の号外が出るほど日本国民が別れを惜しんだ。司会のタモリさんは鉄道好きで知られるが、全国各地を鉄道旅行されるのかもしれない。

 さて、旅行といえば、今月下旬からゴールデンウィークが始まる。上手に休暇を取れば10日以上の連休を取ることもできるため、海外旅行に出かける方も多いのではないだろうか。
 
 JTBが昨年末に発表した2014年の旅行市場についての見通し調査結果では、海外旅行人数が前年比2.1%増の1780万人、国内旅行人数が0.2%増の2億9150万人になると予想している。4月1日からの消費増税による経済停滞が予測されるが、後半には景気の盛り返しが期待され、円安傾向も続くと予想。さらにシニア層の旅行意欲も強いことから、旅行市場は拡大するとJTBは予測している。さらに、消費額は海外旅行が5.2%増の4兆8700億円、国内旅行が5.3%増の10兆3900億円と推計。特に国内旅行は08年のリーマンショック後で最高値になるそうだ。

 このように旅行市場は好景気が見込まれ、アベノミクスによる景気回復が叫ばれる一方、まだ好景気の実感を持てない一般消費者は多いのではないだろうか。

●冷え込む消費マインド

 そこで、インターネット調査会社・マクロミルが定点観測している「MACROMILL WEEKLY INDEX」のデータから、現在の消費マインドをみてみよう。

「MACROMILL WEEKLY INDEX」の「使ったお金」>「個人消費額」をみると、3月最終週が特異な数値を示している。3月最終週の平均個人消費金額が前年同期を4600円も上回る1万9800円となり、一年で最も高い消費の山である年末年始並みになったのだ。

 これは明らかに増税前の駆け込み需要の影響であるが、「MACROMILL WEEKLY INDEX」の「消費予想」(過去1カ月間と比較した、今後1カ月の個人消費量の変化)をみれば、昨年同時期よりも8ポイントも低く、過去1年間で最低値を記録している。
 
 3月最終週に年間最高の消費を記録する一方、その後しばらくの間の消費意欲は失われているのだ。さらに「MACROMILL WEEKLY INDEX」の「買う予定のもの」>「国内旅行」をみると、4月第一週は3月第三週よりも3ポイントも下がっており、過去1年で最も低い数値を記録した。暖かくなった春に旅行気分が落ち込むという特異な状況になっている。

 これらのデータをみる限り、消費増税の影響は大きく、消費マインドだけでなく旅行意欲にも影響を与えていることがわかる。
 
 しかし、消費者の“気分”は変わりやすいものである。「MACROMILL WEEKLY INDEX」の「買う予定のもの」>「国内旅行」の4月第二週では、4月第一週よりも1.2ポイント上がり、今年に入り最も大きな伸びを示した。ゴールデンウィークを前に、急速に旅行意欲が回復してきているようだ。

 また、羽田空港では3月に国際線長距離路線の昼間発着枠がスタートし、国際線発着枠が年間6万回から9万回となる。さらにLCC(格安航空会社)も増加し、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、バニラエアに加え、春秋航空出資の春秋航空日本も5月末に成田拠点で就航予定だ。旅行意欲を後押しする環境整備が着々と整っているのも、今年の大きなトピックと言っていい。

 不景気な年のゴールデンウィークは、いわゆる「安・近・短」という「安くて」「近くて」「短い」旅行をする人が多かった。旅行市場の動向は景気動向を読む一つの物差しとなるが、今年のゴールデンウィークが「安・近・短」となるのか、それとも「高・遠・長」となるかで、日本経済が本当に回復してきているのかどうかがうかがえるだろう。

鈴木領一/ビジネス・プロデューサー


 

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コメント
 
01. 2014年4月18日 09:34:36 : SUTOowvFgA
買わないこと、買う金も税金で取られ少なくなりますから、、、。

庶民いじめの重税国家には、忠誠心など起こりません。


02. 2014年4月18日 14:11:27 : xEBOc6ttRg
ロイター企業調査:増税後も売上確保に自信、5割超が3%以上の値上げ
2014年 04月 18日 10:55 JST
[東京 18日 ロイター] -4月ロイター企業調査によると、4月中の売り上げについて、過半数の企業が前年並みかそれ以上を確保できるとみている。最も打撃が大きい小売りでも半数が1桁の減収幅にとどまると予想。販売価格も強気の設定で、小売りでは増税分の3%ないしそれ以上の値上げを実施する企業が5割を超えた。

好況感を背景に反動減は一時的で、増税後も需要の基調にさほど変化はないとみていることがうかがえる。

この調査はロイター短観と同じ対象企業400社に対し、同時に実施した。実施時期は4月2日─14日。回答企業は240社程度。

<4月売上予想、製造・非製造業とも横ばいが最多>

消費税引き上げ直後の14日までの販売動向を踏まえて4月全体の売り上げ予想を聞いたところ、製造業も非製造業も前年比「横ばい」との回答が最も多くなった。駆け込みの大きかった小売りでは減収予想が75%を占めるものの、1桁減が55%と過半数を占め、影響はさほど大きくないと見ていることがわかった。

小売業からは「駆け込み需要で商品が品薄のため、機会損失という面もある」など需要減少というより供給不足といった認識もみられる。全体としては小幅減収にとどまるとの予想だ。

「既存店では若干の落ち込みは想定されるものの、新規出店した分でカバーができる範囲だろう」、「単価の高い商品の取り扱いは少ないため、大きな影響にはならない」といった楽観的な見通しが多い。

サービス業でも落ち込みを予想する企業はわずかで、ほとんどが横ばいないし増収を見込む。サービスの買いだめはできないほか、旅行や遊園地などは「非日常商品なので影響はない」とみている。

生産動向にも影響が大きい輸送用機器でも、4月の売り上げは前年並みあるいはそれ以上を確保するとの見通しが68%を占め、強気だ。「反動の影響はそれほど大きくない」との回答が目立つ。

また駆け込みの大きかった住宅関連でも横ばいないし増収予想が過半数となっている。これまでの受注残で大きく売り上げを確保できることが背景。「4月時点で顕著な反動減は見あたらない」といった声もある。ただし「年度後半は反動減が予想される」といった見通しだ。

<増税分しっかり値上げ、それ以上も10%>

消費増税引き上げ分の価格転嫁もきちんと行われている。小売業では3%の値上げ実施企業が45%、それ以上の値上げをした企業は10%にのぼる。半数以上が3%ないしそれ以上の値上げを実施している。

3%分の消費増税を全額転嫁して販売価格に引き直すとほぼ2.8%程度の値上げとなるとするコメントも複数あり、2%から3%の値上げを実施した小売企業は全体の20%となった。これらの企業も合わせると、全体で75%の企業が増税分か、それに近い値上げに踏みきったことがうかがえる。

値上げをしない企業のうち、「横ばい」との回答は製造業・非製造業ともに3割程度に上るが、これは外税取引をしている企業や輸出企業が含まれ、増税分の価格転嫁が不要であることを考慮する必要がある。

価格を据え置いたり増税分の転嫁を小幅にした企業の中には「値上げは需要そのものの減少をもたらすことを懸念」(化学)、「消費者の動向が読めず、全額転嫁はしなかった」(その他製造)、「競争上安易な値上げはできない」(小売り)といった声もある。

<販売減少はサービス強化でカバー>

増税後の反動減に企業が手をこまねいている訳ではない。「特に何も対応しない」との回答は全体でも3割程度。残りの企業は何かしら手を打っている。

小売業では「サービス強化」を実施している企業が4割にのぼる。目立つのは「顧客とのコミュニケーション」「従業員態度の教育」といった顧客対応などソフト面の充実。

一方、製造業で目立つのが新商品の発売。「新製品は利益率が高く、値崩れもないので売上・利益の落ち込みに歯止めをかけたい」(その他製造)といった効果を狙う。またコストの低下を挙げる企業も目立つ。「投資圧縮」、「海外部品活用など製造コスト見直し」(いずれも輸送用機器)といった対応が挙げられている。

<ウクライナ情勢、自動車・鉄鋼で3割が影響懸念>

消費税引き上げとともに足元の懸念材料として浮上しているウクライナ問題だが、日米欧のロシア制裁がビジネスに影響する可能性を尋ねた。

海外事業の比率の高い製造業では、全体で64%が「ほぼ影響なし」とした。ただ、石油・窯業、鉄鋼・非鉄、輸送用機器、食品では3割程度の企業が「ある程度影響する可能性」があると回答している。

「サプライチェーンに組み込んでいるロシア企業の利用を減らさざるを得ない可能性」(非鉄)といった生産面への懸念が浮上。また販売面では、「ロシアは最近販売子会社を設立した重点地域で少なからず影響がある」(電機)、「ロシア子会社での販売に影響する」、「グローバル展開に遅れが生じる」(いずれも輸送用機器)といった声がある。

また、非製造業でも運輸などは2割以上が「ある程度影響する可能性」としており、「物流の停滞」などを気にしているようだ。「燃料市場の不安定化による原油高騰」との声もある。

<地価上昇に転ずるも、企業の反応はまだ鈍く>

最近の地価上昇を踏まえてて、オフィス移転や対応策などを尋ねたが、企業の間ではまだそれほど動きは見られない。

地価上昇への対応は「特になし」が84%。中には「早めに事業に必要な土地を手当てする」、「所有地や自社ビの売却を検討」を挙げた企業も6%ずつあった。「新たな不動産投資を検討」とする企業も5%あった。

3月に発表された公示地価では3大都市圏の地価がリーマンショック時以来、6年ぶりに上昇に転じた。景気も拡大している中、14年度中に、国内でオフィスあるいは生産・流通・販売経典を拡大・移転の予定を聞いたが、83%はその予定なしと回答。

移転先を東京都内と回答したのは6%だったが、中でも湾岸地域への移転拡大が最も多かった。

<人手不足、非製造業は2割で「賃金アップが最も有効」>

人口減少局面に入った日本経済では、特に非製造業ですでに人手不足の状態にある。人材確保に向け最も有効な方法を尋ねたところ、非製造業では「労働生産性の向上」が35%と最も多かったが、次いで「賃金アップ」と「女性の活用」が2割ずつを占めた。

特に卸・小売りでは「賃金アップ」が25%と他業種より前向きだ。

ただ「正社員比率の拡大」との回答は全産業を通じてわずか4%。情報サービス・通信や、サービス業で15%程度が最も有効としたにすぎない。

(中川泉 編集:石田仁志)


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