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株買いＰＫＯ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4661060.html
2014年04月17日 NEVADAブログ
昨日の日経平均の４３０円上昇の裏には以下のような発言がありました。
麻生財務大臣
「年金積立金管理運用独立法人の買いに６月以降動きが出る」
余りにもあからさまな介入であり、とても先進国の財務大臣の発言とは思えないレベルですが、
更に次のような発言も国会で行っていると日経は報じています。
『年金基金の動きがはっきりしてくると、外国人投資家が日本株買いに動く可能性が高くなる』
年金基金は１３０兆円を抱え、今や政府の「財布」になっていますが、昨日の４３０円高の背景には、実際に公的年金が株を買ったとも言われています。
では、この発言で商いはどうだったでしょうか？
昨日 ２兆円弱
今日 １兆８０００億円
２日とも２兆円を超えていないのです。
ＰＫＯが発動されていますが、商いがない中、真空地帯をあげただけであり、今日は売買高も減り、かつ１５銭値下がりしており、麻生発言が一日しか持たなかったことがわかります。
ＰＫＯが発動されている間は、空売りが入りにくくなり、買い戻し分が”消滅”しますので、一方通行に動きやすくなり、変動率が拡大しますので機関投資家も売り買いが出来にくくなるのです。
却って相場のリズムをこわしますので、相場には悪影響を与えます。
国債相場のように商いがないという状況は株式市場ではあり得ませんが、売買代金１兆円を下回るという極端な薄商いが出現する可能性が高くなっており、証券会社は軒並み赤字になるかも知れません。
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