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サッポロビールの健保組合積立金が枯渇へ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4660416.html
2014年04月16日 NEVADAブログ
日本企業の健康保険組合が軒並み破たんの危機に瀕しており、サッポロビール健保組合は、「6年後には積立金が枯渇する」としており、財政が破たんして解散するか、それか保険料を大幅に引き上げる必要が出てきています。
サッポロビールは、現在でも9.4%の保険料となっており、これを労使折半となっていますが、10%になるのは時間の問題と言われており、会社の負担もそうですが、従業員の負担もかなりの額になります。
既に健保組合の全体の2割に相当する300組合で積立金が枯渇しており、いつ破たんしてもおかしくない状態に追い込まれていると報じられていますが、今後改善するのではなく悪化するとみられており、先の見えない状態に陥っています。
政府はそれでも企業健保に負担金を押し付けており、14年度は3.2兆円も肩代わりさせ財政収支のつじつまを合わせており、今後これが4兆円になり5兆円になりましても何ら不思議ではありません。
財政収支を一見よく見せるために、このような負担を健保に押し付けているのが今の政府であり、それで赤字国債の発行が減ったと言いましても減ったのではなく、「押し付けた(隠した)」というのが正解であり、根本的な解決にはなっていません。
高齢化が進み、事実上、高齢者医療制度が破たんしている今、健保組合が出しています高齢者医療制度への負担は3.2兆円にもなっており、しかも毎年増え続けているのです。
3.2兆円は消費税1.5%にも相当します。
高齢者医療制度を抜本的に改善させない限り、健保の負担は毎年増え続け、どこかで限界点に達します。
その時、現役世代は、今まで払い込んできた保険料が「消滅」し、自分が恩恵を受ける段階になり、健康保険でまともな診療を受けられない事態になっていることを知りましても、手遅れと言えます。
本来なら国が3.2兆円負担するべきであり、これを民間に押し付けていますので、「粉飾決算」とも言えますが、国がやることであり、誰も文句は言えません。
大企業の健保組合が全て破たんするまで、年間何兆円でも負担をさせられる筈です。
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