こちらでは肉食をめぐって両極端になっています。食べない人は全く食べないし、食べる人はメチャクチャ食べます。食べている人はマクドナルドに行くし、ハンバーガーとシェイク飲み物で暮らしています。当然、ブトブトに肥えています。「天高く馬肥える秋」どころじゃない。(註　こちらは秋です。)歩く人間ドラム缶。

当方の妻は牧場で牛さんを見るたびに、悲しい顔をします。「あの牛さん、殺されるのね。」早く大きくするために成長ホルモン剤を耳たぶに刺されています。これは明らかな動物虐待。これに対する動物権利グループの活動も行われています。

オーストラリアでは、労働党や保守連合に対し「緑の党」が支持を増やしています。そう言えば菜食主義者は「緑の党」を支持していますね。

トニー・アボット保守連合首相が、このところ反動的政策を次々と実行に移していて、国民の支持率が下がっています。財政赤字だからと医療保険制度を改悪したり、年金支給年齢を70歳に引き上げると発表し、労働者階級が怒っています。これに対抗する方法として、病気にならない身体づくりが必要で、連邦全体が肉食をやめる方向に動いています。

まさかトニー・アボット保守連合首相、オーストラリア連邦内で肉の需要が頭打ちになっているから、日本に売り込みに行ったんじゃありませんか。

日本国内でも許可されている

心配なら国内でもホルモン禁止にして、輸入には未使用の証明あり限定にすればいい

http://www.sweetnet.com/milk.htm
ホルモン投与は乳牛だけではありません。アメリカでは食肉牛にも、その成長を促す3種類の天然ホルモン、3種類の合成ホルモン、合計６種類のホルモン使用が許可されており、ほとんどの牛に投与されています。（オーストラリアでは５種類、カナダでは３種類、日本では４種類が認可されており、EUでは一切認められていない。

そこでどんな薬品を使おうが、オーストラリア人には被害はないし、
そこで働くオーストラリア人も、それに関して告発することもあり得ないでしょう。
つまり、どんな牛肉を作ろうが日本の消費者には秘密にされる危険性が。。。

怖いですね。

日本国内のホルモンを棚上げして外国のホルモンだけ責めるのでは、
農水省の外国肉危険宣伝と同じ。
反TPPや反EPA宣伝には、こんなのが多すぎ。

この教授も赤旗も、日本国内でのホルモン禁止運動をすればすむ話なのに
話題を無理に輸入や政治問題に持ち込もうとしているところは既に犯罪。

ホルモンだけじゃなくて農薬もそうだけど

言いたかったことは、日本で各種ホルモン全面禁止、検出不可を決めれば問題ないのに
問題を経済政策批判に利用しているのはおかしい、ということ