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秋田、四国、高知…金融界に激震走る「銀行消滅危機リスト」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/108.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 15 日 07:30:16: igsppGRN/E9PQ
 

秋田、四国、高知…金融界に激震走る「銀行消滅危機リスト」
http://gendai.net/articles/view/news/149473
2014年4月14日 日刊ゲンダイ



47都道府県に地銀100行以上/(C)日刊ゲンダイ


 一枚のペーパーに金融関係者が震えている。金融庁が昨年12月にまとめたとされる「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」という文書だ。


「いわば“危ない銀行リスト”です。ただ文書には行名がなかったので、関係者は<ウチはいったいどこに位置するのか>と大慌てでした。金融庁の畑中龍太郎長官の指示で、森信親検査局長が作成したとされることから、“森ペーパー”と呼ばれています」(銀行関係者)


 その後、ある証券会社が各行の開示データなどを参考に、行名の入った“新・森ペーパー”を作成。これが金融界に出回り、大騒ぎになっているのだ。


「畑中長官は地銀再編に熱心で、今年3月には地銀トップに対し、中長期の経営戦略を提出するよう求めています。その結果を精査し、再編を促すともっぱらです」(金融ジャーナリストの大山功男氏)


■半数以上が消滅危機


 森ペーパーは分布図のスタイルになっていて、縦軸が各都道府県の人口減少率、横軸は収益性だ。右下にいくほど、将来性が危ぶまれることになる。新・森ペーパーを見ると、最も危険な位置にあるのは秋田銀行だった。


「秋田県は15歳から64歳の生産年齢人口の減少率が日本で最悪です。人が減れば金融機関の存在意義も薄れます。秋田銀行の現在の収益率から判断すると、単独での生き残りは厳しいということなのでしょう」(金融関係者)


 四国銀行(高知県)や高知銀行、山陰合同銀行(島根県)、島根銀行、鳥取銀行も人口減が激しく、再編の波にのまれる危険性が高い(別表参照)。


「1つの都道府県に複数の地銀は不要です。その意味で、高知県や茨城県、島根県など2行以上ある地域は再編必至といえます」(大山功男氏)


 13年3月期のリスク管理債権(延滞債権、貸出条件緩和債権など)を見ても、四国銀行や島根銀行、筑波銀行(茨城県)などは増加傾向だった。地銀(第二地銀含む)は国内に100行以上も存在するが、都道府県の数は47。半数以上が消滅の危機に直面していることになる。


【再編が囁かれる主な銀行】
◆銀行名(本店所在地)/A(%)/B(%)
◇秋田銀行(秋田県)/28.2/1.10
◇四国銀行(高知県)/23.0/6.80
◇高知銀行(高知県)/23.0/▲3.76
◇山陰合同銀行(島根県)/21.5/5.76
◇島根銀行(島根県)/21.5/8.22
◇鳥取銀行(鳥取県)/20.6/14.03
◇百十四銀行(香川県)/18.2/▲0.86
◇富山銀行(富山県)/17.4/22.08
◇南都銀行(奈良県)/17.3/▲0.34
◇福井銀行(福井県)/17.1/▲20.78
◇常陽銀行(茨城県)/15.9/▲2.61
◇筑波銀行(茨城県)/15.9/▲6.40
◇静岡中央銀行(静岡県)/15.8/38.51
◇清水銀行(静岡県)/15.8/▲0.03
◇十六銀行(岐阜県)/15.2/6.47
A=生産年齢人口の減少率で2010年と25年の比較(国立社会保障・人口問題研究所の資料)、B=リスク管理債権額の増減で12年3月期と13年3月期の比較(東京商工リサーチ調査)


 

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コメント
 
01. 2014年4月15日 09:29:34 : SUTOowvFgA
竹中-木村の破綻リストの悪夢を思い出す。

無理やり破綻させ、再生上市で美味しい汁を吸うのだ。
カネボウ、日本長期信用銀行などなど、、、
日本から、富が失われた。
またもや、ハゲタカに、餌をばらまく売国奴官僚が出てきたか?
不良債権削減して、日本再生なり得たか?
嘘であった、小泉政権。

同じ徹を踏むな!
アメリカのシチー銀行などは、金融緩和で生き続けている。


02. 2014年4月15日 19:22:57 : 0MERYq8kLY
救済の 大義掲げて 乗っ取るぞ
新たな餌に 悦ぶ外資

03. 和楽踊り 2014年4月16日 09:04:16 : 9hkFjVd/uY9Ag : 26cL64TmeQ
都内の郵便局も今年閉店していた。
裏通りにあって大きな病院のそばだが、目立たない場所だった
局員5〜6人は仕事がなくなった。
でも地下鉄の駅そばにはATMもないので不思議だ。
コンビニが二つあるからそこで済むのかも?

04. 2014年4月16日 20:54:51 : 2f4eqyymkM

 銀行は 潰れる べきだ!!

 銀行が 潰れても 経済は動く!!

 ===

 実際には 大手の銀行が 「吸収合併」することになる
 


05. 2014年4月16日 21:02:24 : 2f4eqyymkM

 愛の所でも 同業他社が 5軒ほどある

 そのうちの一つで お客が来ない 1週間で ひと組だったって 嘆いていた

 ===

 同業他社が 潰れたら いいな〜〜〜〜 って 潰れるのを 待っている

 愛の所は 主要な駅から 一番近い所にあるから 客足はまだある

 ===

 それに 今年度も黒字だったが〜〜〜 来年度分の仕事も 既に

 終わってる   これ以上稼ぐと〜〜 税金取られるから

 もう 遊んでいる方が いいかもね〜〜〜〜〜〜
 
 毎年 この時期は どうやって 利益を圧縮するか 頭が痛い
 


06. 2014年4月17日 07:42:21 : Z4gBPf2vUA
銀行が破綻する理由は至極簡単だ

消費税をするからだ

ケケ会計まで消費税が通貨圧縮で外国産が安いって勘違いしたのは
国内90円だけど1年遅れで特例公債(期限付きクーポン券のようなのが)出され個国債が出ないでも通貨の代わりが出たからだ
外国産90円
国産90円だけどクーポン券で100円

だから外国産が安価に買えただけだ
でも特例公債の期限が来たんだろう2008年に


だからね
債務は円建てしかないので円をインフレをしたらしまえる

1000兆円を0としたら●銭の位置
−は消費税という額面詐欺の通貨の間引きで原資が84円この上にコロンって法人税や所得税などの税金と呼ばれるものが乗る
+はインフレ
-−−−−−−●−−−0+++●+++++++←日銀共食い130円くらいだろう

何で84円の銭で130円が買えるのか?ん?
どっちにも行けないハの字になった会計だ

銀行の利子は++++・・・・って増えるんだろうし
銭が−−−−−・・・って減るんだろう

どっち木っ端微塵じゃないか

銀行は貸し倒れ
借金をした者は地獄か
その銭は税収で上がらない
国債を買い支えられない

日本国は消費税破綻するんだよ

消費税を止めれば破綻しないけどね


07. 2014年4月17日 10:41:19 : jBrEQLzRuI
このリンク先の記事の34番目に第二地銀の方が医師あまりによる失業医問題について提案しているけれど、ぶっちゃけた話銀行員は失業医のことどう思っているの?

08. 2014年4月17日 10:46:05 : jBrEQLzRuI
07の失業医問題についての銀行員さんの見解についてだが、リンク先を貼るのを忘れてしまった。
リンク先の記事は
http://www.asyura2.com/12/social9/msg/213.html#c34
この34番目に銀行員さんのコメントあり。

09. 2014年4月17日 11:29:34 : qWVr3Jk0o2
ユダヤ人が巧み狡猾に考え作った銀行は、正に「虚業」のシンボルだ。本当ならば、こんなのが栄えて太い面していること自体、大間違いであり不正そのものなのだ。中小零細の実業製造業は骨身を削りやり繰りし、競争に堪え抜いている。にもかかわらず、資金繰りで倒産へ追い込まれるなどが現実だ。それに対して銀行などという正にペテンイカサマの権化業はいかにも勿体つけ体裁と格好をつけながらそんな実業の中小企業よりもこれまで金を稼いできたのだ。

テメエを何様と心得ている、超虚業の銀行業者らよ!どんどん潰れてしまえ、虚業金貸し他人のフンドシ借りの大相撲取り業者銀行など!今や銀行など不要だ。個人や貧しい企業などにとり、そこらのコンビニATMさえあれば少々の金額処理などいつでも簡単にできるのだ。


10. 2014年4月17日 18:11:44 : nJF6kGWndY

決済機能さえ、保全しておけば、別に儲からない銀行が潰れても問題はない

11. 2014年4月17日 19:54:49 : GFws4Bzs7s
解りやすい解説がありますので紹介します:

 経済のカラクリ

 江戸時代、人口の7分の武士が8割の農民の生き血を吸って生きていた。当
時の百姓は平均して3反の米作りをしていて、その収量は約600sで、その5割
を年貢として収めていたから手取りは300sである。成人男性の年間消費量は
150sだから、米を食うだけでなくなってしまう。だから、生活費を捻出する為に
稗と粟を食っていた。小作料を払っている小作農の生活はもっと悲惨であった。
凶作の時、百姓一揆が起きても当然である。百姓は武士の奴隷であり、無礼を
働いたと言って犬猫のようにして殺された。

 江戸時代、犠牲になる農民が大勢いたから、1割に満たない武士が食べてい
けたが、今のように生活が贅沢になり、犠牲となる者(農民等)が少なくなり、
生き血を吸う者ばかりでは経済が成り立つ筈がない。今の経済は農業経済の上
に天然資源を食い潰すだけの経済が乗っかっているだけである。政府は紙幣を
印刷するだけで元手なしに何でも買える。預金証書、株等有価証券、国債等有
価債権は紙切れに価値があるように見せかけているまやかしである。この様に
して、一定量の金が何倍にも膨らんで、それによって経済を維持している。嘘
と思うなら、突然に銀行へ行って1億円の預金を引き出しに行くと判る。銀行
は誰かに貸し付けていて、そんなお金を持っていない。他の金融機関から借り
集めなくてはならない。いつまでもこんなインチキな経済が続く訳がない。政
府首脳部は早く戦争になれば良いと思っている。戦争になれば国民の非難を受
けずに誰も責任を問われる事はない。

一日も早く、国民は真実を知るべきですね。
体よく騙されてるってことに。連中が我々を騙して奪った財産は、
スイス等に眠っているようですが。蓄財してタダ眠らせて、
役でもない。
目的は別にあるのだろうね。我々の消去か?



12. 2014年4月17日 19:56:37 : Wr5cvCffrE
金融庁が、こういうリストをリークすること自体がアヤシイ。
役人が、取りつけ騒ぎを煽っていいんですかね?
国民の動揺を考えて、黙っているのが役所の仕事じゃないのかね?
森ペーパーだかクルクルパーだか知らんが、要は「ユダ公に乗っ取らせたい銀行」だろ。

畑中竜太郎とか森信親とか、ご丁寧にフルネームで出しやがって。
コイツラもニセキムチ売国奴だろうよ。

ホント吐き気がするわ、こういうの。


13. 2014年4月17日 20:10:02 : v6ugnqJeaY
外務省職員が自殺。株で失敗したか?
霞が関まで死の恐怖が忍び寄ってきたか?

http://mainichi.jp/select/news/20140417k0000m040129000c.html


14. 2014年4月17日 21:25:02 : 3mAhRhCVlY
悪行 三昧 銀行・ 保険の 闇 国民の 命を 奪い 日本経済 を支えてきた
戦後の 日本経済の 発展 銀行 支えれば 国民人口 減るばかり 自殺殺人を止めろ!

15. 2014年4月17日 21:53:26 : 731s8F3LUQ
外務相て伏魔殿だそうですから。
コネで入省してる人らがいるとかね。
おもしろいですよ。この国には「貴族制度」がまだ健在ですから。

知らぬは国民ばかりなり。
その「貴族」とやらは、
日本国籍を持っていない人達だということですが
本当でしょうか?(本当でしょうね。)

戸籍があるのは奴隷の証拠ですから。

以下、どうもこの国の「ガン細胞」のようですね。

日本には認証官という制度があります。
(写真右下:最高裁判所判事認証式)
会計検査院、検査官。
人事院、人事官。
宮内庁長官。
侍従長。
検事総長。
次長検事。
検事長。
特命全権大使。
特命全権公使。
最高裁判所判事。
高等裁判所長官。
これらの職は、天皇陛下より直接認証されるのです。

転載元
http://kenshin.blog.ocn.ne.jp/blog/20111/


16. 2014年4月17日 23:15:07 : SODBQV4bpI
官僚も政治家もアメリカユダ金にアメとムチで支配されてるのかも

従わなければ殺されるのかも


17. 2014年4月18日 00:59:30 : nJF6kGWndY
http://diamond.jp/articles/print/51846 
【第8回】 2014年4月18日 大槻奈那 [メリルリンチ日本証券リサーチアナリスト]
【銀行業界】金融緩和で貸出競争続く 競争影響小さめのみずほ・SMTHに注目―メリルリンチ日本証券リサーチアナリスト・大槻奈那
銀行業界は、競争の激しい成熟産業である。現在のままの事業環境に現在のビジネスモデルのままに留まれば、成長シナリオは描けない。しかし、金融緩和と政府の方針で、国内の貸出は増加傾向にあり、海外貸出や手数料収益がこれらの国内収益の回復の遅れを下支えする。個別銘柄では、業績改善速度が比較的早く、かつ配当利回りの高いみずほFG(フィナンシャルグループ)、手数料の割合が高く増加の可能性が高いSMTH(三井住友トラスト・ホールディングス)に注目する。
おおつき・なな
東京大学文学部卒、ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。日欧の金融機関を経て、2000年1月S&P、同社金融機関格付チームヘッド。2005年12月UBS証券で金融機関の株式、クレジット分析を担当。2011 年6月、メリルリンチ日本証券入社。2014 年Institutional Investor 誌アナリストランキング銀行セクターで第1位。
銀行業界の構造:
金融緩和、資金需要低迷で貸出競争が続く
 銀行業務は免許制になっており、最低資本金規制や各種の検査や報告義務があることから新規参入が厳しく制限されている。このため、一般には、“儲けようと思えば儲かる”業界と批判されがちであるが、実は、事業環境次第では極めて競争過多に陥りやすい業種である。現在の邦銀が抱える最大の問題はこの「過当競争」である。
 銀行業界の収益源は、過去一貫して預貸業務(預金で資金を調達し貸出を行う業務)に伴う「資金利益」が中核となっている。比較的業務が多様化している3メガバンクでも、資金利益が粗利益の5割程度を占める。ちなみに、残る5割のうち、手数料が3割で残る2割程度がトレーディングやグループ・ノンバンクのリース収益などの「その他」となっている(図1:3メガバンクの粗利の内訳)。
注:12/3期から14/3期3Qまでの年度平均
出所:会社資料
 預貸業務で銀行が提供する商品は、「貸出」という、誰が提供してもあまり大差のない商品である。例えば送金手数料の無料化など、さまざまな付帯サービスを提供しても、低金利の提供に勝る差別化はなかなか難しい。貸出の原資となるのが預金であるが、銀行は、貸出やその他の運用が低調である場合でも、預金を断ることは通常不可能である。
 このため、現在のように預金の残高が貸出を大幅に上回ると、貸出や運用へのプレッシャーが高まる。現在、預金から貸出を差し引いた「預貸ギャップ額」は邦銀全体で200兆円近くに高止まりしている(図2: 預貸ギャップ額の推移)。製造業にたとえれば、商品が直ぐに売れるアテもないのに、原材料の追加調達を続けさせられているような状態である。
出所:日本銀行
 製造業のような「在庫」という概念が銀行にはない。その代わりに、銀行の余剰資金の行先になっているのが、日銀の当座預金である。個人や企業から預かった預金を貸出や有価証券に運用に回すまでの間、銀行は余剰資金を10bp(=0.1%、1bp=0.01%)という安い金利で、日銀に保有する当座預金に寝かせているのである。直近の日銀の当座預金残高は100兆円を超えている(図3:日銀当座預金残高推移)。
出所:日本銀行
 日銀当座預金は金利が極めて低いので、このまま放置すればますます資産効率は低下する。以前は国債運用が余剰資金の運用先だったが、最近の日銀の国債購入でこの道も狭まった。このため、銀行は何とか貸出を拡大しようと躍起になっている。差別化の難しい市場で需要が極めて緩いため、「100兆円」を超える余剰資金の運用先を巡る過当競争に陥っているのが現状である。
事業環境:
金融緩和定着とデフレ脱却で期待される収益回復
 このような資金余剰という現象は、中央銀行の緩和政策の初期段階では避けられない。金融緩和で金利が低下すれば、銀行の利鞘(ザヤ)が縮小し、ひいては最大の利益項目である資金利益が低下する。特に日本の場合、調達に占める預金の割合が圧倒的に大きいため、市場調達も行う海外の銀行のように、調達サイドの金利水準も低下するという恩恵は受けにくい(市場資金の金利の方が預金金利よりも早く上下するため)。
 金融緩和が十分浸透してくると、実質金利の低下から企業や個人の借入意欲が旺盛となり、銀行は貸出量の拡大による増収で利鞘の低下による減収を相殺できるようになる。更に、景気回復が本格化して日銀が金利を引き上げれば、銀行収益は急速に回復する。このように資金利益は、金融緩和の時間軸とともに、一旦低下したのちに回復軌道に載るという「Jカーブ」を描く(図4:金融緩和期における銀行預貸収益の“Jカーブ効果”)。
出所:BofAメリルリンチ・グローバルリサーチ
 現在の邦銀は、まだ利鞘の低下が貸出のボリュームで相殺できていないため、カーブの「底」には達していない。弊社では、16年3月期第1四半期(2015年4〜6月)頃に、貸出の増勢が強まるとともに利鞘低下がほぼ落ち着き、銀行の国内収益はようやく底打ちするとみている。
 このような国内資金利益回復のスピードの遅さを補完する収益源は主に2種類ある。一つ目は海外業務である。大手行では、海外業務が貸出資産、収益ともに、順調に増加している(図5:3メガバンクの実質海外貸出残高推移、図6:粗利益に占める海外収支の割合)。特に14年3月期は、円安効果も手伝って海外貸出資産の拡大が加速した。
 国際部門預貸率の高止まりで、成長鈍化も懸念されているが、海外の規制強化という“追い風”で、海外金融機関の買収により、貸出資産とともに外貨預金基盤も一気に獲得するといった戦術も可能になってきている。2013年末のMUFGによるタイ・アユタヤ銀行の買収に加え、2014年に入り、邦銀によるアジアや北米の銀行の買収のうわさもいくつかささやかれている。
注: 各グループ商業銀行連結貸出平残ベース。各期末の為替レートでドル換算した金額を、全期想定為替レート1ドル=90円で再換算。MUFGの06/3期はUFJ銀行分をBoAMLが推定し調整
出所:各行資料よりBoAメリルリンチ・グローバルリサーチ試算
注:みずほFGはグループ内再編で、14/3期3Qは連続性のあるデータなし
出所:会社資料
 二つ目は手数料収益である。市場の回復によって、手数料も順調に増加している。個人については、今年1月からのNISA(少額投資非課税制度)の始動で、個人の投資活動の活発化が期待される。また、子会社でも、証券会社の株式投信等仲介やアドバイザリー業務、信託銀行の不動産仲介や年金運用など、市場環境の改善で収益が増加し、利鞘の低下を一部補完している。
 このほか、トレーディングなどの市場性収益も銀行の主要な収益源の一つであるが、収益水準はあくまで国債や金利市場動向次第であるため、増益の源泉として過度に頼ることはできない。中長期的な成長性を予想する上では、やはり、国内外の預貸収益と手数料を中心に分析することが重要となる。
今後3〜5年の中期展望:
本業は反動減見込みだが、反転後は増益幅も大きい
 15年3月期の計画では減益を想定する銀行が多いだろう。14年3月期は、市場収益や与信費用の戻入、各種手数料収益、為替益等で過去最高レベルの利益を計上した。これに対し15年3月期は、預貸収益は、前述のように、利鞘低下を貸出ボリュームの増加では補い切れず、総じて微減が避けられないだろう。有価証券利息も、全体に銀行の国債保有額が低下している上に中長期ゾーンの金利も低迷が続くと思われるため、増加は見込みにくい。
 加えて、手数料収益も、期初の熱狂的市場の恩恵を受けた14年3月期ほどの大幅増益は考えにくい。与信費用の戻入益も、リーマンショックからまる5年が経ち、かなり一服感がある。それでも費用となる引当金繰入額は貸出全体に対して10bpにも満たないだろうから、依然低い水準なのだが、戻入額が与信費用を上回ったとみられる、つまり与信費用が“マイナス”となる結果、収益にはプラスに働いた14年3月期との比較では、ボトムライン利益(最終利益)の押し下げ要因となる。
 これまで相応に抑制されてきた経費も、15年3月期は増加するだろう。物件費の消費増税影響に加え、人件費については、久々のベースアップと海外等の陣容拡充で増加が見込まれる。
 このように、一旦減益となる可能性が高い15年3月期であるが、中長期的にはどうか。国内収益の転換点は、前述の通り、16年3月期第1四半期(15年4〜6月)になると我々はみている。その時点で、ようやく国内預貸収支はプラスに転じ、恐らくそのような環境では手数料収益も堅調であるとみられるため、順調な増益基調が定着するだろう。
 更に長期的には、景気拡大から中長期ゾーンの金利が緩やかに上昇し、短期金利も増加に転じるだろう。銀行の貸出の過半は短期金利に連動しているため、短期金利の上昇局面が来れば、銀行の収益は急速に拡大する。現在の国内銀行の国内事業法人向け貸出は合計300兆円弱(日銀データ、国内貸出総額から個人、海外、公共団体向け貸出を除いた概算)であることから、仮に、短期金利の上昇から、企業向け貸出の一般的な基準金利Tibor(Tokyo Interbank Offer Rate、東京インターバンク市場オファー金利)が50bp上昇しただけで、預貸収益は、1兆円程度増加する(Tibor金利上昇による企業貸出への影響度合いを0.8と仮定し、300兆円×0.5%×0.8で計算)。これは、大手行の現在の経常利益の2割にも上る。銀行の収益がいかに、金利の動きに対して敏感であるかがわかる。
注目企業:
みずほFG、SMTHに早期の成長要因あり
 しかし短期金利上昇までには、あまりにも時間がかかりそうである。このため当面は、比較的小さな改善を材料に株価が変動する可能性が高いだろう。
 具体的には、1)利鞘が相対的には高い貸出の拡大度合い(海外貸出、国内プロジェクトファイナンス、新規成長産業への貸出等)、2)競争環境改善に向けての取り組みや競争が緩やかな市場での活動強化(国内の事業再編、海外での資産拡大等)、3)手数料業務の積極化(不動産仲介、証券業務の陣容強化)などが具体的に見えれば、株価も好感しやすいだろう。あるいは、成長がすぐには望めないのであれば、株主還元策の充実している銀行も評価されやすいだろう。
 大手行の中では、利鞘の低下幅が比較的小さく、しかも現在配当利回りの高いみずほフィナンシャルグループや、国内預貸収益には課題があるものの、手数料収益や海外貸出の増加率が高いと予想される三井住友トラスト・ホールディングスなどが注目される。

18. 日本最大の運営(ry 2014年4月18日 07:34:15 : c2cnL89F5CzRU : YpfGYJfpsk
偽ユダヤの組織構造と在日世襲既得権益田布施利権者派閥の構造は同じだよ☆
フラクタルな理論で説明出来る

農村の既得権益構造だって一緒
サクサク三角ピラミッド構造は生き物の基本

NWOは当然の成り行きなのだが
それを強欲気違いに任せてはイケナイ、と言う話

日本が天下統一した様に、何時か世界も統一するしかないNWO
それが自然な社会、文明の流れ
それを気違いビッグブラザーに遣らせては駄目だよ☆

NWOはNWO、善いも悪いも無い
新世界秩序(世界統一)に善いも悪いも無いんだよ
ただ、ピラミッドの頂点に気違いを据えてはイケナイ

それだけの話だYO



19. 2014年4月18日 18:32:18 : 3mAhRhCVlY
銀行 金貸し どちらも同じ 自殺殺人で  稼いでる。

20. 2014年4月18日 18:36:22 : 2f4eqyymkM

 >11さん  

 ちょっと考えを変えてください

 江戸時代は 84人(農家)が働いて 10人の(武士)と6人の(商人)を

 食わせていた

 それが 年率 1%〜2%ずつ 効率が良くなって 現在では

 4人の(農家)で 96人の(日本人)の食糧が 作られるわけです

 ===

 つまり 江戸時代は 10人が 遊んで暮らせたのが

 現在では 96人が 遊んでも 食糧は 4人で確保できる って事

 だったら 4人の 倍の8人が 食糧を作ったとしても 出来た倍の食糧を

 腐らせてしまうだけなので〜〜 遊んでいてください と言うことになる

 ===

 21世紀は 人類が 如何に 「遊んで暮らすか??」ということですよ〜〜〜
 

[32削除理由]:アラシ

21. 2015年10月27日 22:23:22 : Pm9itognlw
金融緩和発0金利で預金封鎖 融資封鎖とさせ行き場を失った金で米国債を買わせる、
QE量的緩和とはアメリカでかく使われ銀行機能破壊からデフレ不況を撒き散らした、その二番煎じだ。

渋っちゃ駄目だよと破綻リストの開示である。
癌は米国債回収の金融緩和である。
処分すべきは黒田や畑中のほうである。




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