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ハリー・デント氏の予測 5月前半までにバブル崩壊
http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/880.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 13 日 08:07:23: igsppGRN/E9PQ
 

ハリー・デント氏の予測 5月前半までにバブル崩壊
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1432.html
2014/04/13 06:22:53 黄金の金玉を知らないか?


さて、しつこいようですが。株価情報。
最近急速に下げているアメリカの株価ですが。


これはNYダウのチャートです。
4月1日頃にピークをつけていらい急激に下がってきてます。



以下の動画はハリー・デントさんという天才予測家と呼ばれてる人の動画です。
ハリー氏は、日本のバブル崩壊やアメリカのITバブル崩壊などを当てた人で、経済関連の著作を多く出している人です。


字幕をONにして見て下さい。(英語)
この動画は2013年12月にアップされてるものです。



ハリー・デント氏によれば、2014年は一番重要な年になる。
そして、2014年第一四半期から下降が始まる。
2014年の1月後半〜2014年の5月前半にバブル崩壊が来ると言ってます。


他に有名な人でマーク・ファーバー氏(個人投資家の間で絶大なる人気を誇る人)も同じようなことを言ってます。
この数日のインターネット・バイオ関連銘柄の低迷は、まだ始まりにすぎない。
今後87年のような暴落が起こる可能性が高い。
87年よりも酷いものになると言ってます。


うーん。
今回の下げは本物かもしれない。。


せっかくフサフサに戻った髪でしたが。。
しょうがないのでやっぱり剃って来ることにします。


本当にありがとうございますた。


 

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コメント
 
01. ひでしゃん 2014年4月13日 09:11:25 : dsqbUTCLpgzpY : xJTMMWm4xY
相場は相場に聞くしかない
リーマンショックから丁度周期的に今頃一端調整を入れても良いかな?と誰かが考えているかも?
という期待感みたいなものもあるのだが
日本はにっちもさっちも行かなくなってきた
福島第一原発
金融緩和に伴う経常収支の赤字が常態化
インフレ目標達成による名目金利の上昇が日本国債の超低金利を許さなくなる
現在の日本国債保有者が金利上昇(価格低下)に怯えて一気に売ってくる可能性
銀行関係で約400兆円、保険業界で約200兆円保有
値下がり必死の日本国債を保有する企業の経営責任者は決断をせかされることに
日本国債の暴落の懸念の台頭は誰も口に出さないが先陣を切ることを躊躇っているだけに過ぎない

02. 2014年4月13日 14:47:14 : yy7D5jhcis
「日本のバブル崩壊やアメリカのITバブル崩壊などを当てた天才」って言われてもねえ。近所のどら猫でも、横町のしゃくしも予測してたし。

03. 2014年4月13日 17:40:04 : vP1zpH97kQ
コラム:米株に垣間見える「バブル」の兆候
2014年 04月 10日 16:08 JST

Rob Cox

[ニューヨーク 8日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国株の一部、とりわけインターネット企業株がバブルの領域に入ったことを知らせる危険信号は、最近の相場下落を経てもなお驚異的に高いバリュエーションだけではない。

沸騰する新規株式公開(IPO)市場において、内部関係者を利する議決権の薄い株式や企業統治を投資家が喜んで受け入れているという事実は、資本を出す側と使う側のバランスが崩れていることを示唆している。

歪曲化された計算方法に基づく株式時価総額を併せて考えれば、いずれ避けられない逆風が訪れた際、問題を大きくする原因が蓄積されている恐れがある。

最近のような形で公開される株式を最も適格に言い表す言葉は「追従株」だ。

この株式は、ウォール街やシリコンバレー、中国の起業家の後をぞろぞろとついて歩く機会以上のものは与えてくれない。ボックス、グラブハブ(GRUB.N: 株価, 企業情報, レポート)、モーリス、バーチュ・ファイナンシャル、微博(ウェイボー)(WB.O: 株価, 企業情報, レポート)、そして恐らくは時価総額1000億ドル超の巨大企業アリババ・グループ・ホールディングス(IPO-ALIB.N: 株価, 企業情報, レポート)などのIPO株を買う投資家は、伝統的に普通株保有者に与えられてきた議決権を返上せねばならない。

これは株式保有におけるパラダイムシフトであり、次の株価下落局面を2000年代初頭のハイテク株バブル崩壊に比べてもさらに厄介なものにしかねない。企業統治上の最も顕著な問題が、複数のクラスに分かれる株式構造だ。中国の新浪(SINA.O: 株価, 企業情報, レポート)の子会社である微博はニューヨークでクラスA株を公開する。これはIPO後も新浪が保有を続けるB株に比べ、議決権が3分の1にとどまる。

ボックスに比べればそれでも可愛いものだ。ボックスはアーロン・レビー氏が創設したオンライン・ストレージサービス企業で、クラスA株の議決権はB株のわずか10分の1。これではレビー氏とその支援者らは、自らの経済的利益が縮小してかなり経ってから意思決定を下すことが可能になるはずだ。

こうした株主構造はハイテク業界において珍しくない。グーグル(GOOGL.O: 株価, 企業情報, レポート)は先週、創業者の支配権をさらに盤石なものとする3番目のクラス株を創設したばかり。フェイスブック(FB.O: 株価, 企業情報, レポート)は2012年のIPOで2種類のクラス株を設け、創業者マーク・ザッカーバーグ氏の影響力を固めた。しかし、こうした考え方は「グレーター・サンフランシスコ」地域を超えてさらに広がっているように見える。金融の黒魔術に精通した専門家2人が、こうした慣行の裾野を広げつつある。

ケン・モーリス氏の名を冠した投資銀行モーリスは2種類の株式を自慢げに導入した。B株には1株当たり10もの議決権が付く。さらには、これらの「超議決権株式」は創業者が97%支配する法人の下に集約されることになる。こうした支配権の取り決めにより、モーリスは上場企業でありながら取締役会の過半数を外部取締役とする必要はないし、報酬および企業統治委員会に外部取締役を入れる義務もない。

バーチュ・ファイナンシャルのIPOはこれをさらに一歩進め、株式を4種類とした。報道によると、マイケル・ルイス氏の著書「フラッシュ・ボーイズ」によって超高速取引が最近大いに話題を集めたことで同社のIPOは延期された。しかし実施されれば創業者ビンセント・ビオラ氏は、新たに投資家向けに公開する株式の10倍の議決権を持つクラスD株により、意のままに支配権を振るえるだろう。

IPOの目論見書によると、支配権には「取締役会の選定、定款および付則の修正、事実上すべての資産の合併もしくは売却の承認」が含まれる。バーチュの監査人が2013年の財務報告の内部統制について「重大な弱点」を指摘したにもかかわらず、こうした複雑な企業構造を通しているのだ。

しかしこうした卑劣な企業統治は二重、ひどい場合には四重の株式構造を持つ企業に限られたことではない。レストラン向けに出前サービスのウェブサイトを運営するグラブハブを例に取ろう。同社株は先週の上場初日に31%も跳ね上がった。

同社の定款はうるさい株主の影響を遮断するため、うんざりするほど多くの付則が盛り込まれている。敵対的買収の防衛手段である「ポイズン・ピル(毒薬条項)」から、株主が臨時総会を招集する権利を制限する条項、取締役の改選時期をずらす「スタガード・ボード」といった旧弊な規則まで、さまざまだ。

この構造なら、株主が1年に選出できる取締役は取締役会の3分の1にとどまり、不満を抱いた株主の抵抗を阻害できる。法律事務所フライド・フランクによると、S&P500種総合指数の構成企業中、昨年時点でこうした規則を設けていたのはわずか11%と、2005年の52%超から減少している。

実際、グラブハブなどの社は投資家の時間を巻き戻し、物言う投資家や株主を代表する人々が数十年かけて確立してきた権利を取り上げたことになる。これら企業のビジネス自体は、多くの場合革新的なものだ。しかし、こと株主民主主義という観点に立てば、時代に逆行している。

今のところ株主は気にかけていないようだ。彼らは成長を求めており、ボックス、微博、モーリスといった企業はそれを提供してくれる。しかしこれら企業の事業と幹部が成熟期に入ったり、創設者のビジョンを実現できなかった暁に、株主はそれについて強く口出しができないのを悔やむことになるだろう。

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYEA3805H20140410?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0


04. 2014年4月14日 12:33:48 : oo5HMJ9nfg
う〜ん、中途半端だなあ。
相場も生活も経済も人間も一度、もっと徹底的に堕ちればいいんだよ。
そうでないとこの国は目が覚めない。
地獄の底の底まで堕ちて塗炭の苦しみをなめないとね。

05. 2014年4月14日 13:02:42 : niiL5nr8dQ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40441
米国のサブプライムローンの復活 今度は住宅ローンではなく、自動車ローン
2014年04月14日(Mon) Financial Times
(2014年4月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 ほんの数年前、「サブプライム」はほとんど罵りの言葉だった。金融危機の間、サブプライムの借り手――つまり、お粗末な信用履歴を持つ人々――に関連した住宅ローンは、壊滅的な損失を招いた。損失が大きいあまり、多くの資産運用担当者は2度とサブプライムには手を出さないと宣言したほどだ。

 だが、金融の世界は忘れっぽい。低利資金とイノベーションが合わさった時は特にそうだ。サブプライムローンはここ数カ月、不動産絡みではなく、もう1つ米国人が熱中するもの――すなわち、自動車――に関連して、ひっそりと驚くほど力強い復活を遂げた。この新しいブームが、ナイーブな消費者の間だけでなく投資家の間でも、また大勢の被害者を生むまであとどれくらいかかるだろうといぶかる人もいる。

 歴史的な類似点は気味が悪いほどだ。過去10年間のほとんどの期間を通して、自動車関連債務の金額はわずかしか増加しなかった。ところが2010年に7000億ドルだった自動車ローンの残高は、過去3年間で25%も急増した。これが自動車販売の急増につながり、ゼネラル・モーターズ(GM)のような企業に恩恵を与えている。

 他の多くの形態の消費者ローンが2007年の金融危機以降低調にとどまっていることを考えると、自動車ローン残高の急増は目を引く。例えば、クレジットカードのローン残高はこのところ、10年ぶりの低水準近くにとどまっており、先日公表されたデータでは、2月に24億2000万ドル減と予想外に大きな落ち込みを記録した。

 だが、自動車ローンは――学生ローンとともに――、同じ2月に大幅に増加した。さらに注目に値するのは、これがローンの質が急激に悪化する最中に起きていることだ。5年前、サブプライムローンは融資残高全体の10%を占めるのがやっとだった。それが今は3分の1を占めている。

特にサブプライム比率が高いGM

 GMの自動車販売では、とりわけ大きな部分がサブプライムローンで賄われている。一方、今は新規ローンの10%がいわゆる「ディープサブプライム」の消費者に向かっている。ディープサブプライムとは、以前なら資金調達の機会がほとんどなかった消費者だ。自動車価格が跳ね上がっている一方、比較的貧しい家計の所得が横ばいにとどまっているか下落しているとあっては、なおのことお金を借りられなかったはずだ。

 このブームにはいくつか理由がある。1つは、資産運用会社が現在、超低金利の世界にあってリターンを生み出すもの――どんなものでも――を見つけるのにあまりにも必死なため、彼らがあらゆる種類の債券に手を出していることだ。そして投資家は、前回の信用危機の時に住宅ローンよりも自動車ローンの方がパフォーマンスが良かったという理由で、自動車ローンを裏付けとする債券を購入することに特に熱心だ。

 これが、米国の消費者は自動車に対する愛着が非常に強いから、車を保持するためなら何でもするという広く受け入れられた(そして潜在的に危険な)前提を生み出している。

 だが、ブームのもう1つの理由は、抜け目のないプライベートエクイティ(非上場株)投資会社やヘッジファンドがこの騒動に割り込み、過去3年間で膨大な数の新たな自動車ローン会社を後押ししてきたことだ。

 これらの会社は独創的な方法でローンを消費者に押し付けてきたが、これは非常に実入りの良いビジネスだった。消費者はサブプライムローンに対して20%近い利息を払うこともあるが、金融会社の資金調達コストは、投資家の飽くなき需要のおかげで、わずか2%ということもある。

 これまでのところ、このブームが悲しみを招いている兆候はほとんど見られない。自動車ローンのデフォルト(債務不履行)率は約1%と、過去の水準から見て低くとどまっている。だが、金利が上昇すれば、デフォルトはほぼ確実に急増する。特に所得が横ばいにとどまっている場合はそうだ。

自動車株が急落している理由

 格付け機関は不安になり始めている。ウォール街の最も賢明な市場参加者の中には、ひそかに投資を現金化しているところもある。危機が迫っているという強い確信を持っているため、ローンの逼迫が自動車販売に打撃を与えるとの不安から、GMのような自動車株をひそかに空売りしている金融業者もいる。

 これが、イグニッションスイッチの欠陥を巡る最近の見苦しいスキャンダルによって説明される範囲を超えて、自動車会社の株が今年大きく下落した理由を説明できるかもしれない。

 これらの懸念は時期尚早かもしれない。何しろ前回のサブプライムバブルが破裂した時は、その何年も前から人々は不安を口にしていた。また、ありがたいことに、サブプライムの自動車ローンが本当に危機を作り出したとしても、その規模が住宅ローンよりはるかに小さいため、必ずしもあれほどのシスミックな影響をもたらすことはないだろう。

 だが、少なくともこのちょっとした物語は、米国の現在の回復の一部が不安定な基礎の上に築かれていることをはっきりと思い出させてくれる。そしてそれは、低利資金が予期せぬ場所で歪みを生み出すという嫌な癖を持っていることを示すもう1つの時宜を得た説明――何か説明が必要だとすれば――でもある。たとえこうした歪みが、大抵は以前と全く同じ場所で起こらないとしても。

By Gillian Tett

http://jbpress.ismedia.jp/articles/print/40442
金融の未来:最後の貸し手としての国家
2014年04月14日(Mon) The Economist
(英エコノミスト誌 2014年4月12日号)

国による補助金と保証が再び金融セクターを蝕み、新たな危険を生みつつある。

 リーマン・ブラザーズが破綻した2008年以降、一般的な認識としては、危機が起きたのは国が金融の管理を市場に明け渡したせいだとされてきた。従って、解決策は規制の強化であるはずだと考えられた。最近の規制強化の標的になっているのは、リーマンを破滅させた危険性の高い融資の元となった米国の住宅だ。

 住宅ローン市場に公的な安全装置を提供し、危機の際の損失の90%を政府が保証するという案も浮上している。それは安心を生むかもしれないが、安心ばかりもしていられない根拠が2つある。

安全装置に安心できない理由

 第1に、国による支援で守りを固めることが、過剰なリスクテーキングの防止にどうつながるのか理解しにくいこと。

 そして第2に、米国の住宅市場の問題がどんなものであったにせよ、この市場はそもそも政府による管理を欠いていたわけではなかったことだ。米国の住宅市場は、自由市場にはほど遠いものだった。それは世界でも有数の規制の厳しい業界で、税金による補助金に支えられ、融資の決定は政府が下していた。

 1856年、本誌(英エコノミスト)の編集長だったウォルター・バジョットは、自身が「ブラインド・キャピタル(やみくもな資本)」と名付けたものを金融破綻の元凶として非難した――資金が考えなしに、リスクを無視して、愚かな対象に投じられていた時代のことだ。そうしたパニックが避け難いことに加え、経済における金融のシステミックな役割を考えても、政府は金融の安全を強化するために、何らかの特別なルールを考える必要があった。

 バジョットが考案したルールは、中央銀行は危機の際に市中銀行を救済しなければならない、というものだった。

 だが、バジョット・ルールには棘もあった。すなわち、救済を受けた者に問われる責任は懲罰的であるべきという主張だ。そうした厳しい主張の根底にあったのは、政府は金融業界を他の産業とできるだけ同等に扱うべきであり、可能な限り多くのリスクを銀行家や投資家自身に引き受けさせなければならないという考え方だ。

 国がシステムを保護すればするほど、システムの中にいる者が何の罰も受けずにリスクを冒す可能性は高くなる。

 そうした危険は、2007〜08年に十分に実証された。銀行は好況時に国の保証のもとでリスクを冒し、それにより得た利益を懐に入れておきながら、バブルが弾けると、請求書を納税者に回した。だが、その時の教訓は活かされてこなかった。

 2008年以降、あまり実際的でない米国のドッド・フランク法から欧州の取引税まで、大量の新規制が導入された。銀行の資本と流動性を強化する施策の中には、金融の自立性を高めるものもある。米国の銀行には、厳しいレバレッジ比率が新たに課せられている。

 だが、全体的に見れば、規制と保護に対する強い要求の結果、業界は国の支援に頼りすぎるようになっている。

バジョットも嘆くはず

 現在の数字には、バジョットも驚くだろう。米国民はいまや、どんな銀行にも、最高25万ドルを何の心配もなく預金できるようになっている。その金額が政策により保護されているからだ。その政策のどこに、銀行の健全性の確認を促す要素があるのだろうか。

 ほとんどの国では、利子の支払いを課税対象から控除できるようにすることで、いまだに企業や個人の借り入れが推奨されている。米国では、住宅ローンの利払いに対する補助金の総額が1000億ドルを超えている。

 バジョット自身が唱えた金融上の「最後の手段」でさえ、ねじ曲げられて補助金に化けている。大手金融機関が必ず国に救済されることを投資家たちが知っているため、そうした企業はほかの企業よりも低利で資金を借りられる。米国の住宅ローンを扱う巨大機関、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は、1200億ドルもの国の補助金を使って、何十年にもわたって株主の懐を潤してきた。

 国際通貨基金(IMF)によれば、銀行の補助金の総額は、英国と日本では1100億ドル、ユーロ圏では3000億ドルに上る。先進国全体で6300億ドルに達するこの歪みは、スウェーデンの国内総生産(GDP)よりも多く、上位1000行の銀行の純利益を上回る。

 多くの場合、規制や救済を実施する根拠は、一般投資家を金融的厄災から守ることにあった。だが、全体的な効果は、国による保護クッションをさらに分厚くし、リスクテーキングを歪める方向に現れている。

 これは過去のパターンと一致している。本誌の今週の評論記事でも触れているように、規制側は、危機が起きるたびに金融の保護を強化する対応を取ってきた。1792年から1929年までに起こった5回の危機を振り返ると、現在の金融システムの由来が見えてくる。その中には、株式銀行や米連邦準備理事会(FRB)、ニューヨーク証券取引所など、大きな成功を収めた改革も含まれている。

 だが、システムを蝕む潮流も見て取れる。すなわち、国の関与が徐々に増大していることだ。その良い例が、預金保護だ。1934年に米国で導入された当初、保護される預金額は2500ドルだった。この額は当時の平均収入の数倍程度で、銀行への取り付け騒ぎのリスクを緩和するものだった。

 現在の米国は極端なケースだが、西側諸国では10万ドルを超える預金保護が一般的になっている。これは富と所得を保護するためのものだ。そのせいで、投資家は信用度を気に掛けないようになり、適用利率だけを心配し、脆弱なアイスランドの銀行など資本バッファーが不十分な銀行に揃って資金を預けている。

 そこから生まれる全体的な影響として、単に金融業界が潤うだけでなく、金融のプラスの効果が弱まることになる。健全な金融市場は、資金を必要としている企業にお金を回し、経済を加速させる。また、資金を持たない企業に融資し、既存の企業と争わせることで、経済の公正さと競争力を高める働きもある。

 現在の金融システムは偏りが大きく、貯蓄は補助金と税制上の歪みの方向へ引き寄せられている。住宅業界が債務を燃料に活性化する一方で、機械や特許への投資は干上がっている。そのすべてが成長を鈍化させる。

甘やかしすぎは止めよう

 このように、まるでゾンビのようにしぶとく復活してくる国による金融への介入を、どうすれば止められるのだろうか? 預金保護については段階的に縮小し、最終的な保護額は年収と同程度――米国では5万ドル程度――にすべきだ。決済システムを保全するには、その程度で十分だろう。

 銀行経営者は、預金保護が導入される前のように、自己資本比率を宣伝してもいいかもしれない。企業の資金調達費用に対する税控除は賢明な措置だが、調達資金のすべてを自己資本ではなく負債と見なすのは賢明ではない。

 また、失敗の責任を、納税者ではなく投資家自身に取らせるようにするためにできることはまだある。その第1歩となったのが、破綻時の処理計画にあたる「リビングウィル(生前遺言)」の作成の義務付けだ。リビングウィルには、メガバンクの事業縮小方法や、危機の際にバッファーとして機能する損失吸収債券に関する説明がまとめられている。

 だが、この点では欧州は米国に大きく遅れを取っている。また、国境をまたいだ巨大銀行をどう解体するのかという問題が残されている。

 政治家が金融への介入を止める可能性は、悲しいほど低い。だが少なくとも、バジョットの助言に従い、業界支援のコストを明確にすることは可能だろう。金融のセーフティネットは、いまや銀行の枠を大きく越えて、資本不足の手形交換所やマネー・マーケット・ファンド(MMF)にまで広がっている。政府は会計上、ほかの補助金のケースと同じように、そうした負債を明らかにし、受給者に応分の代償を負わせるべきだ。そうしなければ、次なる危機を招くだけに終わるだろう。


06. 2014年4月14日 21:03:42 : Fs820IFiwU
相場は鉄火場の丁半バクチと同じだから、上がることもあれば下がることもある。水平線のように動かぬよりは、どちらかへ大きく動く方がバクチ打ちたちには生き甲斐になるのではないか?。まあ明日のことは誰にも当たらない。予測の名人などいない。

07. 2014年4月15日 15:13:08 : bAeNGmt5TI
上がったものは下がる。下がったものは上がる。

これをもって予測の名人とはいかに。

ばかでも分かる。


08. 2014年4月15日 23:43:35 : gHgHp0ojSY
07さん

あの原ポンのことですね。
私の予想は、現在から下がっていき夏頃には口先から緩和策から裏工作まで出まくりでもう一度やや持ち直し、年末にはもう一度下がってくると思うね。
本格的なバブル崩壊は来年早々には始まると予想。


09. 2014年4月17日 13:18:35 : TGmOF4zg5U
 税金バブルだろw経済に補給したって売れない物は売れない、そこを知らない馬鹿

政府は税金で注ぎ込むんで莫大な借金を作ってまた消費税をくり返すwww

[32削除理由]:アラシ

10. 2014年4月17日 18:27:42 : ij13uos5PY
又金を買えか
もうその話は結構

11. 2014年4月17日 18:30:28 : 2JzhWjAG7r

又金を買えか
その話はもう結構

12. 2014年4月18日 11:59:18 : TGmOF4zg5U
 年金で支えてる株価www負けの博打幾ら注ぎ込むのか?馬鹿が支える日本www

 私達は地道に行きましょう^^



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