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14,000円を割り込んで引けた日経平均
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4657622.html
2014年04月11日 NEVADAブログ
日経平均は、14,000円を超えて引けさせる動きが活発化しておりましたが、最後は失敗し、340円安の
13,960円、率にして2.38%の下落で終わっていました。
値上がり銘柄数は205、値下がり銘柄数は1523、変わらずが75となっていましたので、ほぼ全面安となっていました。
今日の相場のハイライトは【ユニクロ:ファーストリテイリング】と【トヨタ】、【ソフトバンク】でしたが、【ファーストリテイリング】は、2890円安の33,820円で終わっていましたが、14時33分には33,030円まで売られており、10%程の下落となっていました。
その後、日経平均防衛買いが入り790円戻して終わっており、この防戦買いがなければ日経平均は400円程の下落になっていたはずです。
【ファーストリテイリング】の下げで日経平均は急落したものですが、今回の急落でも【ファーストリテイリング】株には割安感はありません。
PERで39倍、PBRで6倍では安いという方がおかしく、減益会社であればPERは10倍台が妥当であり(それでもPBRは3倍となります)、今の半分の株価で妥当となるからです。
今の高株価はひとえに日経平均買い上げの賜物であり、外人が日経平均外しに動けば用無しとなりますので、
当然のことながら妥当な株価である半値に向かうことになります。
では、【トヨタ】はどうでしょうか?
今日の動きは目まぐるしく、寄り付きは100円安で始まりましたが、その後は会社側等の防戦買いが入り、
一時は61円高まで上昇していました。
ところが、そこで力尽き、終わってみれば7円安で終わっていました。
終値で反発する力がないのです。
それは円高という理由ではなく、【ワールドレポート】にて解説しました事態で裏にあるからであり、今後これが表面化すれば、株価などあってないような状態になります。
今日の相場では、場中にも相次いで節目を下抜ける主要銘柄が多くあり、三井住友の4,000円割れ、ソフトバンクの7,000円割れなどはその象徴と言えます。
日経平均の”節目”が14,000円とすれば、この節目は高値からほぼ2,000円安となっており、ここで一段階の節目が下抜けたとなれば、次の2,000円安の節目は12,000円、その次の節目は10,000円となります。
昨日のニューヨークダウは音もなく急落していましたので不気味ですが、以前にも指摘しておきましたが、売り買いが薄くなっている今の相場では急落・急騰は日常的に起こりますが、場味が悪くなれば、急落が連続することになりますが、それがいつ起こるのか相場の神様に聞いても教えてくれません。
荒れる相場には手出し無用が正解だからです。
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