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日本の借金の終着駅は?
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/b9344d28b8bea4c682326bd76efa8989
2014-04-09 15:37:55 いかりや爆氏の毒独日記
国は返済手段をもたないのに、返せる当てのない膨大な借金をかかえている。このまま借金を膨らませていけば、いつかは破綻する。
だが、日本の借金の終着駅はいつなのかどこなのかは、私にもわからない。財務省の公表する資料がどの程度、信頼のおけるものかさえよくわからない。
一般会計は曲りなりにも国会の審議を経て決定されるものであるから一応信憑性があるとみています。特別会計は国会の審議を経ていないもの、従って財務省が好き勝手にやっているものであり、どの程度信頼に足るものかどうかがわからない、だから筆者は特別会計を二重帳簿と言っている。
前回のおさらいをしておきます。
財務省が、平成26年度一般会計は総額は95.9兆円、うち国債費(借金の返済と利払い)が23.2兆円、特別会計とのやり繰りを控除した場合の歳出総額は237.4兆円・・・財務省はこれを「いわば国全体の歳出の全体像」と言っている。このうち、国債費(借金の返済と利払い費)は91.4兆円、この額は一般会計の国債費の約4倍に当たります。
財務省が公表している一般会計上の借金総額は2013年12月末時点で約1018兆円だから、その約4倍、約4千兆円がこの国の政府の借金の全体像だろうと推測したわけです。
そして、仮に2%の経済成長の場合、国債の金利は過去の実績から判断して3%以上になるだろうと思われることから、4千兆円の3%、120兆円が年間の利払い費になる。勿論、それに償還費が加わる。しかも国債費は、新たな借金をして借金の返済に当てている。つまりサラ金からカネを借りて、返済のために新たに借金をして返済にあてることと同じです。
こんなことをいつまでも続けられるはずがないと思うのだが・・・。
しかし、国民が日本国債を買い続けている間は、多分問題は起こらない。国民が国債を買わなくなるのかどうかを予想することは難しい。買わなくなるときというのは、国家破産のとき、もう一つは景気が回復して国債を買うより、他の投資にお金をまわしたほうがましという時だから、国債の金利を高くせざるを得ない、その場合は国の借金額はさらに急膨張する。だから、バカバカしい話だが、財務省は景気を回復させない政策をとっている。
次に対外支払いが不能になったとき、いわゆるデフォルト(債務不履行)を起こしたとき、国家破産だからその場合は、円貨による支払いではなく、基軸通貨(usドル)による決済不能に陥ったときである。
当面は心配ないが、今後貿易赤字が拡大して、経常収支の赤字が続いた場合どうなるか。その場合は、そこまでに至る過程で円安が同時進行するので、貿易赤字も解消に向かうはずだ。
但し、現状のアベノミクスを続ければ、スタグフレーション(賃金の上昇が見込めないにも関わらず物価が上昇する)になる恐れが高い、国民の不満が顕在化するだろう。現在のアベノミクス、第3の矢とする「国家戦略特区」も日本人の賃金上昇を阻む作用が働く、安部首相はいったい何を考えているのか本当にわきゃわからん。
次に、外資(ハゲタカ)の日本国債売り浴びせによる国債の暴落です、ハゲタカによる利ざや稼ぎであるが、その場合国債の暴落だけが単独に起こることはあり得ない。
円安が同時進行するはずだから、ハゲタカは利ざやで稼いでも、それをドル転するときに利ざやが吹っ飛ぶおそれがあり、下手をすると利ざやどころか大損をする。そこがユーロ通貨圏のギリシャ国債の暴落と根本的に異なるところである。但し、自爆覚悟で国債の暴落を仕掛けるのはテロ行為である、テロリストたちを取り締まる必要がある。
蛇足、
現在の株価(日経平均)の動きは極めてわかりやすい。円が安くなれば、株価は上がり、円が高くなれば株価が下がる。外人投資家にとって極めて都合よく動いている。カワセ相場も株価相場も外人投資家(ハゲタカ)主導で動いている。まるでインサイダー取り引きであるかのようだが、奴らがインサイダーで問われることもない。
加茂長:
終着駅
>いつかはやってくる終着駅
いつかは経済が破綻するということですかいな。
この国が終着駅に着くまでに、いったい何が起こるんですやろ。
♪消費税上がり 腹を立てながら
書いた貴女の この家計簿
文字の乱れは 不安な思い 心の迷いじゃ ないですか
見れば赤字が 気になるの
♪国民のしあわせ 考えてみたいと
安倍さん何故なの 教えてよ
秘密保護法 自衛権が大事 戦争の匂いがするじゃない
いまの私を 泣かせるの
http://www.youtube.com/watch?v=SbGET17AlBQ
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