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上司が新人に絶対やってはいけない「3つのNG」とは?
http://gendai.net/articles/view/life/149171
2014年4月5日 日刊ゲンダイ
新人は緊張でガチガチ/(C)日刊ゲンダイ
新入社員や異動の人たちで、オフィスの雰囲気も少し違って見えるだろう。多くの人は迎える側だが、緊張でガチガチの彼らの失敗をあげつらってはいけない。さらに上司にはやってはいけない最低条件がある。
〈電話をとらせる〉
〈生命保険を勧める〉
〈全責任を取ると言う〉
この3つだ。
■電話をとらせる
サラリーマンに新入社員時代の「失敗談」を聞いたアンケートによると、最も多かったのは「電話応対」だった。誰にも経験があるだろう。入社して間もない頃は上司の顔と名が一致せず、取り次ぎもままならない。また、取引先の「○×商事」の社名を知らず、何度も聞き直して相手を不快にさせることもあるようだ。
しかし、電話応対を新人の仕事と思っていないだろうか。新人を外へ出さず、オフィスにへばり付かせている上司がいるとしたら、それだけで大問題。最近は、ダイヤルインの回線も増えているから、自分が真っ先に出るのが基本だ。
その際、着信は3コール以内に出るのがマナー。これは10秒ルールと呼ばれ、人は待たされる時間が10秒を超えると、イライラし始めるからだ。
「ベテラン社員の中には、取り次ぎの際に名指しされた人が不在の場合、〈申し訳ございません。佐藤は外出しております〉と言いっぱなしの人がいます。必ず帰社時間を伝え、〈こちらから折り返させます〉というのが最低限のマナー。もし帰宅時間がわからないなら、それは自分の落ち度です」(ビジネス能力開発研究所代表の安重千代子氏)
メールに「御社」と平然と書いてくるベテランもいる。文書にする場合は「貴社」とすべきで、省庁なら「貴省」が正解だ。様式を大事にする官僚に「御省」と書いて渡したら、それだけで申請は却下だろう。
■生命保険を勧める
次にやってはいけないのが、新人に生命保険の営業マンを紹介することだ。保険コンサルタントの後田亨氏がこう言う。
「生保レディーに頼まれ、新人を紹介する先輩がいます。これは最も嫌われる例でしょう。健康保険に加入していれば、独身の新人に生命保険は必要ありません。むしろ、保険は割に合わない投資。先輩として新人にさせるべきは、100万円を現金で預貯金させることです」
良かれと思って保険を紹介しているとしたら、勘違いも甚だしいのだ。
■全責任を取ると言う
最後は、「オレが全責任を取る」と絶対に言わないこと。新入社員が最も嫌う上司は、
「責任を取らない人」だが、かといって命を差し出すぐらいの気概がなければ、軽々しく「全責任を取る」は口にする言葉ではない。
「その物言い、バカ丸出しです」(角川SSC新書)の著者でフリーキャスターの梶原しげる氏がこう言い切る。
「テレビの世界には、〈万が一の時は私が責任を取りますから〉という人がたくさんいます。しかし、視聴率不振で番組が打ち切られても、その人が責任を取って局を辞めたなんて話は聞きません」
“重い言葉”を軽々しく口にする上司は、もっとも軽く見られる上司ということだ。
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