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米銀トップ、報酬増相次ぐ 13年株高で強気に[日経新聞]
2014/4/5 11:33
大手米銀の経営首脳が2013年に受け取った報酬額が明らかになった。自社の株価の上昇や業績改善が評価されて報酬を増やした。首位は2年連続で投資銀行最大手ゴールドマン・サックスのブランクファイン最高経営責任者(CEO)となり、前年比1割増の2300万ドル(23億7000万円)だった。
米証券取引委員会への提出資料などによると、ブランクファイン氏の報酬は基準賃金が200万ドル。残りは業績を反映する賞与で1470万ドルを自社株、620万ドルを現金で受け取った。
同氏は昨年、収益源である債券市場が大きく混乱するなかでリストラを強化。同社の報酬委員会は「厳しい経営環境のなかで強力な指導力を発揮した」と評価した。ゴールドマン株は13年通年で39%上昇し、ダウ平均(26%上昇)を上回った。ただ同氏が08年の金融危機以前に得ていた報酬に比べると3分の1の水準にとどまる。
2位は米金融最大手JPモルガン・チェースのダイモンCEOで前年比7割増の2000万ドル。12年にロンドンを舞台にした金融派生商品(デリバティブ)取引による大型損失の責任を取り、報酬を自ら減らしていた。
昨年も金融危機時の不正取引などをめぐり金融当局から巨額の罰金支払いに追い込まれたが「巨大金融機関を率いる手腕で代わりがいない」と取締役会の信認が厚く、報酬水準を戻した。
金融危機からの業績と株価の回復が遅れていたバンク・オブ・アメリカのモイニハン、シティグループのコルバット両CEOの年間報酬もそれぞれ1400万ドルと前年に比べて大きく増えた。
ただ、シティは3月、経営トップの報酬増額の前提となる増配・自社株買いを柱とした株主還元計画に、金融当局から「時期尚早」と待ったがかかった。4月の株主総会で物議をかもしそうだ。(ニューヨーク=佐藤大和)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0500M_V00C14A4NNE000/?dg=1
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