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新入社員からも一目置かれる 「おごる側」のスマートマナー
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2014年4月1日 日刊ゲンダイ
若手は大喜び/(C)日刊ゲンダイ
新年度を迎え、職場に新しい仲間が加わっている。早速、「どうだ、一杯?」と声を掛けた人もいるだろうが、その際、「おごり方」のマナーはどうだったろうか?
30代の交際費は月1万2471円―― 。
総務省「家計調査報告」(表)によると、アベノミクスで他の消費支出が増える中、交際費は前年を割ってしまった。特に30代の落ち込みが激しい。
この金額では飲み会へ行くにしても、月に2、3回がせいぜい。他人事ながら、「部下を食事に誘う際は、どうしているのだろう?」と心配になってしまう。
しかし、株式評論家の倉多慎之助氏の見方は少し違う。
「アベノミクス以降、証券マンの交際費枠も確かに増えました。ところが30代、特に就職氷河期と呼ばれる時代に入社した中堅どころは、これまで経費が使えなかったため、部下への食事のおごり方や、その際の適当な店すら知らないケースもある。おごったり、おごられたりの習慣がないのです」
この時期、新卒フレッシュマンたちは、「おごられ方」のマナーを勉強してきている。「上司より高いものを頼まない」「会計時は一応、財布を出すしぐさを見せる」「翌朝、改めてお礼の挨拶をする」といった具合だ。
■会計時は「ウソも方便」で
そんな後輩たちを食事に誘う際、おごる方にもマナーがある。国士舘大講師の安重千代子氏(ビジネス能力開発研究所代表)がこう言う。
「私の受け持つ大学の女子学生に聞くと、〈おごられた経験がない〉と言う子がほとんどです。この前、ジュースをおごってあげたら、こちらが恐縮するほど喜んでいました。30代は使える小遣いも少ないでしょうから、昼食をおごるくらいで十分だと思います」
もちろん、飲み会も高級店に連れていく必要はない。安い居酒屋でもいいが、いきなりホッケではなく、メニューに載った一番高いものを注文すればいいのだ。後輩も次に好きな料理を頼みやすくなる。
ただし、いきなり先輩風を吹かせて、「今日はおごってやるから、ついてこい」では、誘われた方も戸惑う。
「夜の飲み会は部下の貴重なアフター5を占領するわけですから、食事を共にするという理由付けが必要です。例えば、仕事を手伝ってもらい、その“お礼”という形にします。そうすることで、相手にもおごられる意味ができる。もちろん、誘うために、わざと仕事を頼むこともあります」
これは女性を食事に誘う際のテクニックにも通ずるものがある。
そして、おごられる後輩が最も気を使うのが会計時だ。この際もさりげなく気配りを利かせたい。後輩がレジで財布を出そうとしたら、「万札しかないのでオレが払うよ」「今日はカードで払うから」とウソも方便。「次はワリカンな」「経費で落とすから」の“冗談”も有効だ。
支払う方が気を使うのでは割に合わないのではないかという意見もあるが、ある程度の中堅になってきたのだから、そうもいかない。
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