http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/647.html
Tweet |
消費税増税は「不景気維持対策」にほかならない・・・
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/27e10395dfbc1657704b1d2de54e8925
2014-03-31 17:17:56 いかりや爆氏の毒独日記
木綿:
分析
いかりや氏はかつて競馬のオッズの分布の偏りに着目し、競馬必勝法に挑んだことがあるという。大変目のつけどころが素晴らしく、当初の失敗に懲りず、更なる改良を加えていく意欲と、その原資を出してくれる家の大蔵省の広い心による援助があれば、もしかしたら本当の必勝法に到達できていた可能性はあったと思う。あくまでも可能性ではあるが。
いかりや氏の秀逸な点は、凡人が興味をもたない数値に、着目できるところだろう。とは、この3年、当ブログにお邪魔させていただいて思うこと。
財務省の予算と国債の数値に絡む胡散臭さなどは、たいていの日本人にすれば数字が大きすぎてよく実感できないたぐいのもの。多くの人は「ようわからん」で終わらしてしまう。
その道の専門家は、相手は畏れ多くも「国家上級試験上位組」だつうのを知ってるから、あえて闘わない。偏差値で負けてるコンプレックスがあるんだもの。「君、何番だったの?」と聞かれたら、たいてい李陵のように虎になって咆哮するしかない。
財務省は「特別会計の秘密を解けるものならといてみろ」とうそぶいているんだと思う。ただし、仮に解いた人がいたとしても「お見事」とはいわずに、国税使って潰しにくることだろう(笑)。
君子危うきに近寄らず、とばかり財務省の横暴はいかりや氏の怒りをよそに、この国が本当に破綻するときまで続くのだろう。これを日本国民の代表たる国会が直せる可能性はいかりや氏が「競馬必勝法」を作り上げるに至る可能性と同じくらいの確率だと思われる。
いかりや氏がオッズに見た「偏り」に着目したのは競馬必勝法に至るアプローチの一つであることは間違いないと思う。
ただし、その揺らぎだけでは、中央競馬会と国がぬいている25%というサヤを上回る収益をあげることは不可能だろう。
回収率は大数の法則が成り立つほどの回数を試したとして85%前後に落ち着くのではないか。これは一億円投資すれば15百万の損になることを意味してる。
一般人は普通25百万以上の損と決まってるのだから、それには勝つが、これをもって「必勝法」とはいえないとはなんたる無念。
家の大蔵省はシブチンと決まってるので二度と予算つけてくんない(笑)。それにもめげず、これにあといくつかデータを組み合わせた改良版を氏が作り続けていたら、さらに回収率は上昇し、いつかは必勝法に到達していた可能性はある。少なくともないとはいえない。惜しい(笑)。
といっておいてなんだけど、この世に「競馬必勝法」はない。というか、より正しくは「公開された競馬必勝法」はない。なんとなれば公開されたら必勝法ではなくなる定めにあるのが、競馬ギャンブルの仕組みだから。
財務省の予算と国債の仕組みも、これににて、すげえ面倒なんだよね。
木綿:
競馬必勝法 と書いていたら興がのってしまったので、連続コメント失礼します。
競馬必勝法に至るアプローチにはいろいろあるのでしょうが、基本は「基礎情報に基づいた、ある馬券の出現確率とそのオッズとのバランスに注目した投資にある。」というのはまぁ間違っていないでしょう。
と言葉ではいえても、この基礎情報には血統・競争成績・組合せ・展開予想・追い切り・パドックなどの気配・馬体重・鞍上・厩舎・馬主などなどいくらでも入り込んでくるので、その分析や取捨・按分などの組合せはもう無限(笑)。
そこへさらに当日のオッズの動きを加えていくのですから、言葉で言うのは簡単だが・・・というのは競馬必勝法のためにあるようなセリフ。
少なくとも一日8時間以上はデータ分析とその改良に自分の時間とカネのほとんどをつぎこんでいかないと「必勝法」には至らないことでしょう。ところが、ふと気付くと、その難しさに比べてそこから得られる収益のなんと小さいことでしょう。学生時代、後楽園場外にいりびたった若き日のホリエモンがなんだかなぁと見切って、企業買収の虚業の世界に転じたのは「競馬必勝法に至るぐらいの運と実力と意欲があれば、同じ虚業を許してる今の資本主義社会ではそれ以上に簡単に儲かる場所がある」ちうことに気付いたからなんでしょうな。
いかりや:
木綿さん、「ほめていただいのか、アホなこと ようやっとるわ」と言われたのかわからんけど(笑)・・・ありがとう。
>中央競馬会と国がぬいている25%というサヤを上回る収益をあげることは不可能だろう・・・。
>一億円投資すれば・・・一般人は2500万円以上の損と決まっている
オッズ分析など始める前、40年以上も昔の話ですが、競馬狂仲間(4,5人)の年間収支を計算したことがあります。大数の法則が成り立つほどではありませんが、サンプリング調査的な意味はあると思う。おっしゃる通り平均回収率は70%以下でした。
ということは、「血統・競争成績・組合せ・展開予想・追い切り・パドックの気配、馬体重・・・などなど、さまざまな要因分析しても、しなくてもランダムに馬券を購入した結果となんら変わりない、いやそれ以下の回収率しか得られない。これはおかしいという疑問から、オッズ分析にのめりこむまでになってしまった。
話は変わりますが、司法界の無責任さもさることながら、財務省もひどいですね。
前回(3/27)の日記では、平成25年度予算の場合を書きましたが、
平成26年度の場合は、
一般会計予算総額は95.9兆円、このうち国債費が23.3兆円です。一般会計との入り繰りを考慮した歳出総額は237.4兆円で、このうちの国債費は91.4兆円です(財務省資料)。
実に一般会計予算総額に近い金額が新たな借金(国債費)になる。多くの国民も、財政難の折から消費税増税もやむなしと受け入れているみたいですが、肥大化する国債費に比べれば消費税増税で解消できるようなレベルの金額ではない。どうする積りだろう?裏帳簿で処理するのでしょうか?
消費税増税は全額福祉予算にまわすとか、財政均衡を求めるためとか言われていますが、上記をみても、おわかりいただけると思いますがそのいずれの対策でもない。ただ、金利を高騰させないための財務省の「不景気維持対策」にみえる(笑)。
何度もおなじことを言いますが、国(政府)は基本的に営利事業をやっていないので借金の返済手段をもっていない。国家財政の赤字を天文学的(笑)数字に肥大化させたのは、ほかでもない政治家と官僚でしょ?消費税増税はその付けを庶民に押し付けているに等しい。
一体この国はどうなっていくのかと暗澹たる気持ちになります。「コンドラチェフの波」という長周期の景気循環があるそうですが、日本経済・社会もいま制度疲労を起こしている。
司法は検察から最高裁にいたるまでボロボロになっている、国家の財政を司る財務省はムチャクチャ、政治家は言うまでもない。この国はもう壊れている? いずれ敗戦後みたいにガラガラポンするしかない?
そのときこそ、ハイパーインフレが起きるだろう。そしてその責任は誰もとることはないだろう、日本社会は無責任体制だから・・・。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。