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人事異動や転職で不安…新天地で「成功する人」「失敗する人」
http://gendai.net/articles/view/life/148923
2014年3月30日 日刊ゲンダイ
いよいよ新年度/(C)日刊ゲンダイ
ヤル気マンマンで転職する人も、飛ばされたと沈んで異動する人も、等しく新年度を迎える。ヤル気があっても、中高年なら心のどこかに不安もあるはずだ。新天地で成功する人は、何が違うのか。
■「半沢直樹」の経理部長は出向先でこれでしくじった
転職も異動も、中高年は成果が求められる。10年前と大きく違うのは、スピード感。特に中高年の転職だと、スタートダッシュが肝心だ。
「中高年の転職は年齢的に中間管理職で、なおかつ新天地が中小企業のケースがほとんどです。今のご時世、中小企業は社員1人の売り上げで、黒字か赤字が分かれたりする。10年前なら、成果を出すまで半年くらい待っていてくれた企業も、今は3カ月が精いっぱい。古巣の取引先や大学の仲間、親戚など、使える人脈はだれでも頼り、とにかく早く結果を出す。競争が激しい時代だから、よく思わない人を認めさせるためにも重要です」(キャリアコンサルタント・新田龍氏)
新天地でガムシャラに仕事をやるのは大切だ。だが、やり方は考えた方がいい。経験を積んだ中高年ほど失敗しやすい。
「同じ社内でも部署が違うと、勤務時間や連絡の取り方、決裁の仕方が変わります。転職ならなおさらです。異動する人は事前に同僚や新しい上司に暗黙のルールを確認しておくといい。転職する人は、社長や上司に素直に教えてもらうこと。でも、年下上司に『ご指導ください』なんて仰々しくすることはありません」(人材コンサルタント・菅野宏三氏)
■上から目線はご法度
大企業から中小企業への転職の場合は、さらに注意点がある。
「大企業は、仕事が大きい半面、社員一人一人の役割はそれほど大きくはありません。しかし、中小企業だと、一つ一つの仕事は小さくても、一から十まですべて一人でやるケースが多い。そうすると、責任の取り方が違ってくるのですが、理解不足の“大企業病”の人が少なくありません。この点は、転職直後の成否を左右する大きなポイント。部下の仕事を承認したり、上司に承認されたりしたら、その仕事すべてを承認したことになるのです」(新田氏)
仮に転職した人が管理職なら、必要以上の指示は部下に疎まれる。だからこそ、やり方やルールを事前に確認しておくことが重要なのだ。
では、異動や出向の人はどう動くべきか。
パッとしない人が異動や出向すると、たとえ上司でも、受け入れる側は「オレたちがオマエを食わせてやってるんだ」と内心軽く見る。社内やグループ内でも競争が激しい今、その傾向が強まっているという。
「常に謙虚な姿勢が大事で、上から目線はご法度です。異動にふてくされたりすると、意外とそれができない。逆に謙虚さを勘違いして、下手に出過ぎてビビったりする。ウソだと思うかもしれませんが、ドラマ『半沢直樹』で出向した経理部長が異常に臆病に描かれているのは、それがエスカレートしていることの動かぬ証拠です」(菅野氏)
中小企業は、OLを雇う余裕がない。女子社員だって総合職の戦力だ。転職後にうっかり、「お茶、よろしく」なんて言おうものなら、陰で何を言われるか分からない。お客さんのお茶は自分で用意する。家に帰ると妻に何でもやってもらうような人は、この手のうっかりを連発しやすい。要注意だ。
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