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消費税8%も「小遣い減らすな」 家計防衛術 萩原博子さんが指南
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/30/kiji/K20140330007875460.html
2014年3月30日 05:30 スポニチ
消費税が5%から8%になる4月1日まであと2日。多くの人々の生活に影響を及ぼすのは必至だが、なるべく家計に打撃を与えないようにするにはどうしたら良いのか。経済評論家の荻原博子さんが「家庭のための増税対策」を分かりやすく指南−−。
◆増税分の穴埋めは?
例えば1カ月の生活費が10万円とすれば3%の増税で3000円が家計から支出増となる。これをどう穴埋めするか。
まずは、保険の見直し。最近、自転車事故の多発で月500円〜数千円の自転車保険をかけている家庭も多いが、自動車保険や火災保険の特約に入っている場合もあるため、重複していないかチェックする。「子ども保険」も親の死亡保障がついたものが多く、親自身が別途、生命保険に入っているならば必要性が薄い。
次に、今の家庭で急増している通信費。それぞれが携帯電話を所有しているならば、基本料金が月に数千円かかる固定電話が必要かどうか見直すのも一案だ。スマートフォンではなく「ガラケー(ガラパゴス携帯)」を使っている人は自分が適正な料金プラン(※1)で使用しているかどうかチェックする。
◆小遣いは?
消費税が上がれば小遣いからの支出も増える。13年のサラリーマンの平均小遣い額は月3万8000円。月約1000円の支出増になる。
しかし、避けたいのは安易に小遣いを減らすこと。減額してしまうと逆に節約の意識が薄くなる恐れがある。
節約の一助になるのが小遣いの全額下ろし。ATMの引き出し手数料が105円から108円になるため、引き出しの回数は極力少なくした方が良い。
下ろす時、すべて1000円札にし、財布に、あらかじめ決めた枚数しか入れないのも効果的。1万円札、5000円札を持っていると気が大きくなって無駄な物を買ってしまいがち。行きたくない飲み会に誘われた場合も「きょうは財布に2000円しか入っていない」などと断りやすい。
さらに、カードはなるべく持たないこと。カードは現金の1・2倍の出費になるという統計もある。
◆家、車は?
庶民にとって大きな買い物となる家と車。「いずれ消費税10%になる前に…」と考える人もいるだろうが、全く焦る必要はない。
家は「消費税が上がってから買え」。増税前は売り手市場のため不動産業者は強気だが、増税後は一転弱気になり、売ってしまいたい一心で、大幅に値下げする可能性もある。梅雨時以降は全般的に物価が下がると予測され、交渉次第では仲介手数料(※2)などを値切ることができる。さらに、住宅ローン控除の拡大もあり、消費税増税分はカバーできる場合もある。
車は、消費税が上がる一方で自動車取得税が下がる。しかし、まずは本当に必要かどうかを考えるべき。車検や保険、維持費は月に3万〜5万円かかり、タクシーを使った方が安い可能性もある。
また、消費税10%は来年10月に予定されているが、景気の冷え込み具合や選挙次第で上がらない可能性もある。
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