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店舗数は年々増加。今後増税による影響はあるのだろうか。
消費増税!牛丼、コンビニ、100均etc…小売各社の生き残り術とは…?!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140329-00010000-takaraj-bus_all
宝島 3月29日(土)0時16分配信
消費税増税に伴い、各企業はさまざまな対応に迫られる。なかでも消費者の動向が売り上げに直結する小売業界では、その対応次第で大きなチャンスにもピンチにもなり得る両刃の剣だ。今後の生き残りをかけた小売業界各社の増税対策術を紹介する。
■前回の増税では多くの混乱が生じた
そもそも消費税は1989年に導入されたが、その直後は小売業界においても販売額にそれほど大きな影響はみられなかった。しかし、税率が5%に引き上げられた97年以降は商業全体の販売額が減少。なかでも小売業界の落ち幅は大きかった。
「小売業界では、97年の増税時にさまざまな混乱がありました。増税前の駆け込み需要により、品切れが続き機会損失が出てしまったところさえあります。また、それとは逆に、多くの需要を見込んで生産を増やしながら、結局在庫を抱えてしまい経営が圧迫されてしまったケースもあったのです」(永濱氏)
このように増税に伴いさまざまな混乱はあったものの、その後の販売額をみると、緩やかだが回復傾向にある。小売業界にこうした明るい兆しがみられたなか、ここにきて4月からの増税によって再びマイナスの影響を受けることが懸念される。
「今回の増税で97年の増税時と同様の混乱が起こることは十分に考えられます。ただし、今後の景気動向で給与が上がることなどを考慮すると、駆け込み需要の反動による消費減退は一時的なものになるかもしれません」(永濱氏)
ただし、一方では年金受給者は、2014年4月分(6月支払い分)から受給額が減るうえに増税が重くのしかかることになる。こうした人々の負担が大きくなることを考えると、全体では小売業界における消費の冷え込みが生じてしまうだろう。
【牛丼】対応に注目が集まる牛丼チェーン すき家は強気の値下げ決行
吉野家は4月から牛丼並盛りの税込価格を280円から300円に値上げする。これに伴い、玉ネギの増量など品質改良を進めるという。他方、すき家は値下げに踏み切る。
「4月から牛丼並盛りの価格を税込280円から270円に値下げします。量などの変更は行いません」(ゼンショー広報担当者)
松屋の対応は未定だ。
【カップ麺】各社増税分を転嫁するなか日清食品は値下げを実施!
「4月以降も内容量の変更はせず増税分を価格に上乗せします」(エースコック広報担当者)
このほか東洋水産も同様の対応だ。そんななか日清食品は「日清ラ王」の税抜き価格237円を198円にするなど、大胆な値下げを実施する。容器や具材を見直した徹底したコストダウンの効果だという。
【コンビニ】増税後もお得感を高めるファミマのサンドイッチ
ファミリーマートでは増税前の3月からサンドイッチのリニューアルを実施。200円台の商品を対象に価格をすえ置くだけでなく、パンの大きさを5%アップさせたのだ。
一方他社は、「自社商品の価格設定は、今後動きがあるかもしれません」(ローソン広報担当者)
セブン−イレブンは検討中とのこと。
取材・文/オフィス三銃士
(全文は『月刊宝島』2014年5月号に掲載)
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