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【技術立国崩壊】社員の発明特許が企業のものに!?政府の有識者会議が検討!専門家からは危険性を指摘する声も!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2108.html
2014/03/26 Wed. 12:00:39 真実を探すブログ
3月24日、特許庁が特許の取り扱いを決めるための有識者会議を開きました。この有識者会議では、企業に所属している社員が発明した物の特許について話し合いが行われ、企業側の有識者達は現行法の「発明した社員のもの」から、「企業のもの」に変更することを要望したとのことです。
つまり、今までは開発した個人が重んじられていましたが、政府の企業側有識者達は企業を重視することを要望したと言えるでしょう。労働法の専門家などからは「開発に携わる社員の意欲をそぐ」と言うような指摘も出たようですが、政府は早ければ6月の成長戦略にも反映させる構えを見えています。
ちなみに、現行法でも企業が「相応の対価」を払うことで、個人から特許を手に入れることが可能です。青色発光ダイオード(LED)の訴訟は有名ですが、日本の企業は個人を極端に軽んじている傾向が強く、このような法改正は技術立国日本の崩壊に繋がる恐れがあります。
何故ならば、どんなに頑張って発明をしても、特許を含めて、あらゆるものが企業に奪われてしまうからです。世界的に見ても、素晴らしい発明は、個人の画期的な発想がキッカケとなって誕生しています。特許が企業の物になってしまうと、そのような発想をしたとしても、それを実現まで持って行こうとする意欲を維持するのは難しいです。
また、絶対に企業側と発明者の間で今以上に軋轢が発生することになります。そうなると、更に大きなトラブルや問題が発生すると考えられ、いずれは日本の技術が崩壊することになるのです。企業は目先の利益ばかりを考えていますが、発明の基礎と発想は個人ということを強く認識するべきだと私は思います。この件はもっと大きく問題提起しないと、本当にヤバいです。
☆社員の発明、企業のものに=有識者会議が初会合−特許庁
URL http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014032400837&g=eco
引用:
特許庁は24日、企業の社員による「職務発明」で得た特許の取り扱いを検討する有識者会議の初会合を開いた。特許を「発明した社員のもの」と定める現在の制度を見直して「企業のもの」とし、権利の帰属に関する争いを防ぐとともに、見直し後も優秀な人材を確保するための方策などを議論する。政府が6月に改定する成長戦略に反映させることを目指す。
会合では企業関係者が、発明を企業の帰属とするよう訴えた上で、対価について「競争力などの観点から企業が自由に決めるべきだ」と主張。一方、労働法の専門家からは「開発に携わる社員の意欲をそぐ」と、見直しに慎重な意見が出た。
:引用終了
☆職務発明「権利は法人」多数−特許庁、アンケート結果公表
URL http://j-net21.smrj.go.jp/watch/news_tyus/entry/20140325-11.html
引用:
経済産業省・特許庁は24日、産業構造審議会の第1回特許制度小委員会を開き、産業界に実施した職務発明制度のアンケート結果を明らかにした。
職務発明の取り決めが「ある」と答えた大企業は99・1%、中小は75・7%だった。このうち発明した従業者から会社に「権利の移し方」を定めている大企業は91・2%、中小は88・5%。一方で職務発明の取り決めが「ない」企業も、「慣行」として大企業の80・0%、中小の58・4%は会社に権利を移転していた。
特許庁はアンケート結果から「大多数は権利が(発明者から)法人に移っている実態」があると分析した。アンケートに回答した企業数は1086社、企業研究者数は3556人。
:引用終了
☆日本が20世紀に生み出した"発明品"が凄すぎる件
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