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もう「安いだけ」では売れない! “メリハリ型消費”でプレミアム商品が好調〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140319-00000008-sasahi-bus_all
週刊朝日 2014年3月28日号
日本人の消費スタイルが変わり始めている。デフレ不況の出口がはっきりと見えないなかでも、価格が割高な「プレミアム商品」が次々とヒットを飛ばしているのだ。消費者行動に詳しい電通総研の松本泰明さんは、プレミアム商品が売れている背景をこう分析する。
「今の日本では、『安い』だけでは購入の動機にならない人が増えています。長く続いた低価格競争に慣れ、消費者も安さに驚きを感じなくなっています」
同社の「消費マインド調査」によると、普段は低価格帯の買い物をしても、質が高くて納得できる商品であれば高価格でも購入する“メリハリ型”の消費者が増えている。2013年9月には全体の約33%を占め、09年に比べて12ポイント以上増加した。
「アベノミクスが始まるはるか前の11年6月ごろから、すでに高価格帯の時計やカバンなどが売れ始めていました。百貨店の売り上げも13年には16年ぶりに前年の売り上げを上回っています。『どうせ買うなら、本物を買いたい』という人は増える傾向にあり、それが現在にまで至っています」(松本さん)
セブン??イレブンも、プレミアム商品でヒットを続けている。10年に始めた「セブンゴールド」がそれだ。これまでにハンバーグやカレーなどを販売。13年4月に発売された「金の食パン」は、11カ月間でなんと3千万食を売り上げた。価格は一般的な商品より2倍以上の250円(6枚)にもかかわらず、同社の店舗では通常の食パンより売れ行きがいいという。
セブン‐イレブン・ジャパン執行役員の石橋誠一郎さんは、商品開発の経緯をこう話す。
「食パンの場合、値段が高くても、味がよければ専門店で購入する方がたくさんいます。より上質な商品を作り、値ごろ感のある価格にすれば、お客様に必ず支持してもらえると考えていました」
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