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国家間の借金踏み倒し(1,000億円)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4638887.html
2014年03月09日 NEVADAブログ
パナマ政府は、ベネズエラ政府がいいがりをつけて外交官追放・国交断絶を宣言したことに対して、以下のような発表をしています。
『借金を踏み倒す口実でないことを望む』
総額で10億ドル、1,000億円の借金をベネズエラはパナマに対して抱えており、この踏み倒しが目的の断交ではないかとして警告を発しているのです。
今後、裁判になり、パナマ政府によるベネズエラ政府に対するデフォルト宣告となるのでしょうが、今、アルゼンチンの「前の」債務不履行問題でニューヨークで裁判になっていますが、アルゼンチンは仮に判決で支払命令が出ても支払わないと述べており、借りた者勝ちとなっているのを見てベネズエラも同調したのかも知れません。
このようなことが新興国で連鎖的に起これば、新興国のほとんどの国は借金を踏み倒すでしょう。
金融制裁をしようが、デフォルトを宣告しようが、新興国は資源・穀物という現物を保有しており、それをうまく売ることで何とか国を回していけます。
そして、仮に国が混乱しましても「金融制裁でこのような状態になったのだ」と為政者は国民にいうだけで
自らの責任を放棄できます。
≪新興国ファンド≫で利回りが良いとしてそれらの国債・投信を買っている個人が多いですが、一旦デフォルトが宣告され国債踏み倒しになれば、全ての元本を失うことになります。
今回の1,000億円の借金踏み倒しが実行されるのかどうか。
世界の金融市場にとり、激震要因がまた一つ増えたことになります。
借金踏み倒しが目的か=ベネズエラの断交−パナマ
【パナマ市AFP=時事】中米パナマのマルティネリ大統領が、断交を言い渡してきたベネズエラに対し「借金を踏み倒す口実でないことを望む」と強く警告している。パナマに対する10億ドル(約1000億円)を超える負債がベネズエラにはあるという。
ベネズエラは5日、パナマを米国の「腰巾着」と呼んで国交断絶を通告。翌日にはパナマの大使ら外交官4人に国外退去を命じた
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