http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/228.html
Tweet |
景気指標(商品市況)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4638322.html
2014年03月08日 NEVADAブログ
政府の発表する指標は、担当官僚が鉛筆をなめながら色々調整できますので、色々な数字が出てきますが、そのような調整が出来ないのが、「実際の取引」です。
その取引の現場で異常な姿が相次いで見られます。
*フラッシュ 下落加速 NASD型 2月後半9%安
*東京製鉄 スクラップ受け入れ停止(在庫が膨らみ過ぎ)
この2つは昨日の日経新聞に掲載された報道ですが、実際の取引を報じています。
特にフラッシュについては、写真付きで報じており、この写真には以下のようなコメントが掲載されています。
『高価格スマホの成長は頭うちになっている』
今、高価格のスマホが売れていないと言われており、最大の市場とも言われます中国では一台あたりのNASD搭載量を削減した低価格端末のシェアが高まっている、と報じられています。
このNASD型フラッシュ価格の急落は、部品で生きている日本にとり輸出価格の下落と輸出数量の減少というダブルパンチになりかねず、製造メーカーは今は高収益を謳歌しているかも知れませんが、今後設備増強をしたり、強気の見通しをして材料等を調達した企業は、青くなるかも知れません。
世界中の足元の景気は今や急速に落ち込み始めており、これは中国も香港も同様です。
香港では、資産家は相変わらず平気ですが、一般庶民は使うお金が減ってきており、このため人が街に出てきて
いません。
結果、最も直撃しますタクシーとマッサージ店が閑古鳥がなくという状況になっているのです。
特にタクシーには驚きました。
今までホテルでタクシーが来るのを長い時間待つ必要があったものが、今やタクシーが待っているのです。
マッサージ店では、客がいなく、マッサージ師が暇を持て余しており、完全歩合制であり、顔色も悪いのです。
日本でも昨日は金曜日で銀座も混んでいると思いきや、羽田空港から銀座まで夜8時半過ぎでしたが高速道路で15分程で、全くという程、混雑はなく、銀座内も、殆ど黒塗りの車はいませんでした。
いるのは客待ちのタクシーだけであり、乗り降りで混雑するという状況にはなっていませんでした。
これが景気の現場です。
実際の物の動き、人の動き、車の動きを見れば、景気はわかります。
今の景気は「官僚製造景気」と言え、実際には大きな落ち込みを見せており、日本では4月の消費税引き上げ後、
大きな落ち込みを見せるのは間違いありません。
賃上げがあるからという見方もありますが、月に2,000円、3,000円のベースアップで消費税3%引き上げをカバーできるでしょうか?
月に20万円使う家庭では、3%は6,000円に相当します。
ベースアップを受けれる家庭は月に20万円以上使っているはずであり、この20万円に3%となれば、6,000円となります。
しかも物価上昇が2%となれば、これは4,000円となります。
都合、1万円の負担増となりますが、賃上げで1万円の『手取り増』になるでしょうか?
今はマスコミあげての好景気ムードを作っていますが、実際蓋をあければ、4月以降とんでもない景気状況になるかも知れません。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。