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20億円の所得隠し スゴ腕元外交官コンサルの“前科”
http://gendai.net/articles/view/newsx/148378
2014年3月1日 日刊ゲンダイ
ナフコリサーチの建物/(C)日刊ゲンダイ
土地売買などをめぐり7年間で約20億円の所得隠しを東京国税局から指摘されたコンサルタント会社「ナフコリサーチ」の代表A氏(66)は、東大法学部卒の超エリートだったが、約4000万円の受託収賄で有罪判決を受けた過去がある。
A氏は小樽市出身で、72年に東大卒業後、北海道庁に入庁した。
「道の職員ながら外務省に計6年間出向し、在カナダ日本大使館の1等書記官を務めるなど、異例のコースを歩んでいる。普通なら50代でなる課長職の参事に、彼は37歳という若さで昇進した超が付くエリートだったんです」(道庁関係者)
A氏を抜擢したのが、同じ東大出身で、当時、北海道知事だった横路孝弘氏とされる。
「道政の中心だった新長期総合計画(新長計)のグループに入り、『横路知事の片腕』と称されていました。有能だったのは確かですが、一職員のくせして一流ホテルに個人事務所を構えるなど、何かと謎が多い人物でした。政財官界の幅広い人脈を生かし、当時だけで億単位の資産を築いたなんて噂もあります」(前出の道庁関係者)
88年に道庁を退職し、ナフコリサーチの前身会社を設立した。その翌年に「新長計」をめぐる約4000万円の受託収賄容疑で逮捕。94年に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が確定した。
■何かとナゾが多い
「あれから20年、ナフコリサーチの実態は今もってベールに包まれています。そもそも設立資金の出どころもよく分かっていない。当時の捜査員はA氏を『とらえどころのない男』と評している。今回の20億円の所得隠しは、フィリピン政府が所有する土地の地上権の売却益などを申告しなかったというものですが、フィリピン政府と日本の投資会社を仲介できる人脈と情報があるわけです。かつて『情報は金だ』と豪語していただけのことはある」(国税庁事情通)
重加算税を含む追徴税額は約7億5000万円に上るとみられる。同社は修正申告に応じたが、納付していないという。
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