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長生きな親:両親あわせて介護18年で5000万円超 −人生後半戦の収支決算、徹底シミュレーション(6)
http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/884.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 28 日 11:58:00: igsppGRN/E9PQ
 

長生きな親:両親あわせて介護18年で5000万円超 −人生後半戦の収支決算、徹底シミュレーション【6】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140228-00011989-president-bus_all
プレジデント 2月28日(金)10時45分配信



在宅介護vs施設介護、自宅売却で施設のほうが安くつく場合も!(※畠中雅子氏監修)


 年金3割減に消費税30%。家計を襲う最悪のシナリオは、そこまで迫っている。それだけでない。ニートの子供、長生きな親……老後の生活設計を狂わせる「7つの大敵」の攻略法を検証する。


■費用を抑えるなら「自宅を賃貸→施設」


 自分の親の「長生きリスク」を考えた場合、最大の不安材料は介護だろう。親の蓄えで賄えなければ、負担は子供へと回ってくる。


 介護の費用はどのくらいかかるのか。公的介護保険制度では、介護認定を受けた人(「要支援1、2」「要介護1〜5」まで状態に応じて区分)に対し、自己負担分1割でサービスを提供している。自宅での日常生活の手助けや介護施設でのリハビリなどを受けられ、介護状態に応じて保険適用の限度額が定められている。最高は約36万円で、自己負担はその1割。上限額は地域によって異なる。


 だが、一橋大学経済研究所准教授の小黒一正氏は、1割負担を維持するのは難しいと指摘する。


 「介護保険も年金同様、現役の人が高齢者を支える『賦課方式』をとっています。高齢化が加速するため、負担割合が増える可能性はある」


 将来に備え、貯蓄する。もちろんこれが理想だが、まずは介護費用を抑える方法を知ることだ。


 在宅介護より施設介護のほうが費用がかかるというのが一般的な認識だろう。FPの畠中雅子氏が解説する。


 「実は、家計破綻しやすいのは、在宅介護。特に親が自宅にこだわるケースです。施設を姥捨て山のイメージで見ている親だと危ない」


 最近は業者間の競争により、月額20万円以内に収まる良質な施設も増えているという。月額費用には食費のほか、管理費や水道代が含まれることが多い。電気代や携帯電話代のあわせて2万円程度を余分に見ておけば十分だろう。


 対照的に費用を想定することが難しいのが在宅介護だ。例えば、要介護4以上(排泄・入浴・衣服の着脱などに全面的な介助が必要)や目の離せない認知症になった場合、保険適用の上限を超えるケースも多いと畠中氏は言う。


 「サービスの利用には時間的な制約が多く、保険対象外のサービスを使う機会が増えます。月に20万円以上の上乗せが出ることも」


 在宅介護の場合、家族の負担が大きいことも忘れてはならない。親が遠方に暮らすなら、交通費も膨大になる。会社を辞めて介護に専念する人も多いが、それは自分の老後資金を削る行為に等しい。


 とはいえ、施設に預けることにしても、親の貯蓄や年金では足りない場合、どうしたらいいか。畠中氏がすすめるのは、自宅を売却もしくは賃貸に出すことだ。


 「住みかえ支援機構に借り上げてもらう方法も。賃料は相場よりやや低めですが、借り手がつかなくても収入が入ってきます。親の年金が満額支給され始めてから1年経った頃に、老後について親子で話し合うことが大切です」


 年金支給から1年経てば、年金生活の収支が明らかになる。親がその年齢を超えているなら、すぐに相談の場を設けよう。


----------
畠中雅子
ファイナンシャル・プランナー、生活経済ジャーナリスト。『お金のきほん』『高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン』など著書多数。
小黒一正
一橋大学経済研究所世代間問題研究機構准教授。大蔵省(現財務省)入省後、財務総合政策研究所主任研究官などを経て2010年より現職。著書に『2020年、日本が破綻する日』など。
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大塚常好=文


 

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コメント
 
01. 2014年2月28日 13:59:30 : nJF6kGWndY
>家計破綻しやすいのは、在宅介護
>月額20万円以内に収まる良質な施設も増えている 電気代や携帯電話代のあわせて2万円程度を余分に見ておけば十分
>要介護4以上(排泄・入浴・衣服の着脱などに全面的な介助が必要)や目の離せない認知症になった場合、保険適用の上限を超えるケースも

問題老人や重度認知症などの場合、安い施設だと、対応できないという理由で追い出されるリスクはある


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13117464663
最近は、高専賃や高齢者用の不動産系施設も増えてますが、
これらは、重度の要介護や看取りや医療対応しにくいので、
重度や終末期の人は追い出されて、
(他の介護施設からでも、重度や終末期は追い出しが多い)、
結局は、病院や老健や特養での最期となるわけです。

元々、介護保険が始まったのは、
昭和後半や平成初期に問題にされることが多かった、
高齢者の、病院への社会的入院のような長期入院を減らすためです。
現在も、社会的入院になりやすい、療養病床の削減が続いています。

病院は、長期入院になると収入が下がるように医療保険が変更
されているから、数ケ月以内などで、転院を促すようになってるし。

そういった場合の退院の受け皿が、病院系列での設立が多い、
老健というわけです。
「老健」の名前の通り、高齢者中心の施設だとなると、
回復させて家に戻すなどという発想自体、妄想や妄言の類ですよ。
高齢者が、そんなに簡単に回復できるわけないです。
特に、認知症など脳の老化は、決して元には戻らないですから。

老健で特養の空き待ちも多いわけですが、
特養も待機が多くて、なかなか空かないから、
結局は、老健の特養化が進んでいるだけのことです。
ショートステイ施設も、特養化してるわけだし。
以前からある、養護老人ホームも、特養化が進んでいます。

結局、大半の介護施設(重度でも入れる)は、
看取り施設、終末期施設になってるわけです。

質問の、「本来の老健」みたいな、空想、妄想、妄言みたいな
話は、忘れておくほうがいいと思いますよ。

現実問題として、日本で1年に亡くなる人の数というのが、
前回、前々回の統計発表で、年間120万人以上になってます。
1日あたり、3千人以上の人が日本中で亡くなる計算です。
年明けの人口統計発表では、また年間死亡者が増えるでしょう。

あらゆる高齢者施設(看取りや終末期対応可能)を動員して、
どんどん、彼の世に送り届けないと、とんでもないことになります。
「流れ作業のように御遺体を作って、火葬場に発送」
するぐらいの状況と考えるのも、仕方ないところでしょう。

火葬場でさえ、もう不足が問題になっているくらいです。
それだけ、亡くなる人が膨大なのです。
年末年始は、何週間も何日も火葬待ちなんて話も多いわけです。
棺桶に入れて、冷蔵や冷凍の遺体で待つしかありません。


02. 2014年2月28日 16:14:59 : V0eRdAzz0Y
20万円みておけば十分←この金額を問題なく払える人がどれだけいるのか。

ノー天気かお花畑の評論家。


03. 2014年2月28日 17:38:19 : Q82AFi3rQM

1番さんもそうなのかもしれませんが、私は介護保険ケアマネジャーです。

  金銭的な問題が最優先なら、わたしは特別養護老人ホームの入所を
  最優先で行います、新設のホームなら入りやすいことや、遠方でも
  よいなら、どこかしら、場所を探します。

 介護について、専門家であるケアマネジャーですら情報量に差があり、実際
 の対応については大きな差があることがしばしばです。日本という国
 が介護についてどのような施策をしているのか、なりたてのケアマネ
 ジャーは、知識として知ってはいても実践の力にはならない、これは
 すべての職業と同じです。

  高齢になる当事者ご本人たちが、自分が住んでいる社会の制度を
 知って判断できることが一番良いのですが、そうはいかない。
 だから、問題は大きい。
 
  ・特別養護老人ホームはついのすみかです、したがって死去されるま
   でそこがご本人の「住所地」です。
 
  ・老人保健施設というものは、設立目的は、療養が必要なかたがそこ
   でリハビリなどを実施して「在宅生活に戻る」ことを目的とした施
   設です、したがって終身そこにいることはできません。帰宅あるい
   はほかへ移動することを勧められます(当然ですが)。

 こういうことは、担当ケアマネジャーがしっかり説明するはずです。


  介護保険については、ここの元記事のような内容は個別の事情に対応
 した話ではありません。みなさんご家庭事情が異なるはずであり、この
 記事の内容はあまりにおおまかで、実際にケアマネジャーとして働いている私
 には、なに言ってるかという内容です。
  各行政に介護保険課、福祉課、障害支援課があるのはダテではありま
 せん。

  ケアマネジャーにいわせれば、この記事の内容には「意味」がない。
 なぜならば、各高齢者、障害者の生活内容はほんとうに個別であって
 一般化できないからです。こういう記事内容のようには物事は進みま
 せん。生活問題自体が個別なのですから、解決策も各ご家族ですべて「
 ちがうのが当たり前です。

  この記事は、実際の場を知らないかたが書いている。

 ご心配のあるかたは、各地域の包括支援センター(シニアサポートセンター)
 にご相談してください。
 私の電話番号を書きたいくらいですが、ともかく包括に相談することです。

  こんなアホ記事に惑わされないように。



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