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国内メーカー戦々恐々 米国発「25ドル」激安スマホの脅威
http://gendai.net/articles/view/news/148291
2014年2月26日 日刊ゲンダイ
これが話題の25ドルスマホ/(C)AP
「安かろう悪かろう」の常識もひっくり返る
国内スマートフォンメーカーは、今ごろ真っ青じゃないか。
世界シェア第2位のネット閲覧ソフト「ファイアフォックス」で知られる米モジラ財団が23日、スペイン・バルセロナで開催された「モバイル・ワールド・コングレス」で、25ドル(約2500円)の激安スマホを発売すると発表した一件だ。
2500円といえば、これまで激安スマホの代名詞だった中国メーカーの〈1000元スマホ〉(約1万7000円)の7分の1程度。6万〜7万円もする国内メーカー端末の30分の1以下の値段だ。
同社は、スマホを動かす基幹ソフト(OS)を低コストで開発し、機能も最低限に抑えることで激安を実現。「第3のOS」として、アンドロイドとiOSが占める“2強”に割って入ろうとヤル気満々だ。
ターゲットはアジアやアフリカ、南米の新興国の低所得層だが、こんな値段でスマホが買えるとなれば、高価な端末を持たされて宝の持ち腐れの日本人ユーザーが、待ってましたとばかりに買い替える可能性もある。すでにKDDIは4月以降、モジラのOSを搭載したauの端末を発売する見通しだ。
2500円スマホは、日本でブレークするのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏がこう言う。
「ブレークするか否かは、国内スマホメーカーの決断ひとつといってもいいでしょう。国内メーカーのスマホが高価なのは、ドコモなどの通信キャリアーの要求にメーカーが従って、あまりにも高機能の商品をつくっているからです。もし、国内メーカーが激安スマホをつくると決断すれば、かなり良いモノができるはずです。そこを払拭できず参入を躊躇(ちゆうちよ)していると、激安スマホで勝負するタイミングを失います。世界規模でシェアを狙う場合、スタートの出遅れは致命傷です」
モジラのOSは、アプリ開発の自由度では、アンドロイドのさらに上をいくという。
端末が低価格で、使い勝手のいいアプリも増えるとなれば、国内メーカーと通信キャリアーの“殿様商売”は、そのうち相手にされなくなる。
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