★阿修羅♪ > 経世済民85 > 809.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
日本経済を救う薬は、内需ではなく外需:日本に限らず、外需の増大がなければ内需の実のある持続的な増大は不可能
http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/809.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 2 月 24 日 23:50:27: Mo7ApAlflbQ6s
 


 国際競争力が維持されている限り、貿易収支が赤字かどうかは気にする必要はないが、輸出の増加傾向を維持することはきわめて重要である。
 国際競争力の維持とは輸出増加の維持とイコールである。国内の供給力(国際競争力)が劣化すればおのずと輸出も低迷する。
 輸出の増加は、資本(設備)増強による達成されるものであり、資本の増強こそが高付加価値の源泉であり賃金水準の上昇を保証するものでもある。
 内需は、産業の高付加価値化=賃金アップを起点として、その恩恵が国民経済全体に循環することで増大するものである。
 商業やサービス業は、付加価値生産性が低いという制約性のほかに、余裕のある生活ができるだけの稼ぎがある人の存在を前提する事業である。
 個人消費がGDPの60%を占めているからといって、それを増大する政策を採っても効果は薄い。
産業の資本増強=高付加価値化抜きの内需拡大は、一時的には可能でも、中長期的には実質所得が減少するインフレに行き着き衰退と低迷を招くものである。

=================================================================================================================
日本経済を救う薬は、内需ではなく外需
 2014年02月23日12:57

 アベノミクスは昨年、一時的な効果を上げ賞賛を得たが、2014年が始まると同時に冷や水を浴びせられた。データによると、国内消費の拡大と輸出刺激を目的としたアベノミクスは、十分な効果を上げられなかった。輸出型経済である日本にとっては、外需こそが救命薬になるのかもしれないが、この救命薬を得ることは口で言うほど容易ではない。人民日報海外版が伝えた。

 日本メディアの報道によると、日銀は暗雲立ち込めるアベノミクスを手助けすべく、金融機関への貸出規模を2倍に拡大することを決定した。しかし、市場の反応はまちまちだ。2月20日、日経指数は貿易データに足を引張っられ、2.15%の大幅下落となった。

 日本問題の研究者は、「アベノミクスは問題の根幹を捉えていない。日本政府は長年にわたるデフレが日本経済を困難に陥れた原因であると勘違いしており、インフレを作り出すことが経済の持続的な回復を実現する鍵であると認識している」と指摘する。

 輸出指向型経済にとって、内需は一部の問題を解決するかもしれないが、問題を根本的に解決してくれるのは外需である。
 米フォーブス誌のウェブサイトはこのほど、「アベノミクスの最大の希望:中国市場」と題する文章を掲載し、中国市場は日本経済の対外輸出の成長点になりうるとの見方を示した。

 昨年第4四半期のデータのうち、GDP成長の足を引張ったのは主に対外貿易だ。輸入額が3.5%増となった一方、輸出はわずか0.4%増に留まり、対外貿易が実質0.5%のマイナスとなった。冬季は燃料需要が高まるため、輸入が大幅増となったのだ。巨額の貿易赤字は日本経済を苦しめている一方、中国市場は希望に満ちている。

 事実、中国はますます日本製品・技術の価値を認めつつある。日本は持続可能な省エネ・環境保護技術面で世界をリードしており、中国にとって手本となるところも多い。

 しかし、日本が外交面で中韓両国と対立していることが、日本経済の見通しに影を落としている。安倍首相が態度を改めなければ、政治は必ずや経済発展の障害物となるだろう。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年2月23日


http://j.people.com.cn/94476/8544062.html


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年2月25日 00:28:11 : RRICtIz3qc
重商主義の脳ミソ。「競争力論」による通貨安と労働者生計費減に加えて、膨大に膨れ上がった供給力に対して、世界的に需要が無い。少ない需要を各国が奪い合う状況であるのに、投稿者はバカの一つ覚えのように供給サイドを強化しろと吠えている。

通貨安政策に加え、省庁と私企業が結託した供給サイドへの補助金付けと規制緩和は連綿と実行されてきた政策であり、これは一向に結実しなかった。逆に格差が広がり大量の中間層がゴッソリ抜け落ちた状況となっている。特に日本の中間層没落状況は少子化を引き起こし、国内投資への魅力を減退させている。

産業資本が多国籍資本化している中で、さらに供給サイドへ国策的なテコ入れをしろというのは、国富の海外持ち出しを手助けしているようなもんだ。


02. あっしら 2014年2月25日 01:55:39 : Mo7ApAlflbQ6s : 9mGav2SgtQ

RRICtIz3qcさん、コメントありがとうございます。

 貿易収支の黒字増大を目標にしろという主張なら、重商主義という貴殿の批判も当たっているとは思いますが、冒頭に「国際競争力が維持されている限り、貿易収支が赤字かどうかは気にする必要はないが、輸出の増加傾向を維持することはきわめて重要」と書いていますから、的外れの批判と言わせていただきます。


「膨大に膨れ上がった供給力に対して、世界的に需要が無い。少ない需要を各国が奪い合う状況であるのに、投稿者はバカの一つ覚えのように供給サイドを強化しろと吠えている」という批判についてですが、それは近代資本制経済世界の果実を先行して手にしてきた先進諸国についていえることであっても、新興国を含めた世界全体について言えることではありません。

 新興国(発展途上国を含む非先進国)が世界のGDPに占める割合は、20年前に15%程度してありませんでしたが、現在では35%を超えるレベルにまで達しています。
 デフレスパイラルに陥った日本は名目GDPを縮小させてきましたが、先進国全体は勢いがないながらもGDPを大きくしているなかで、新興国は世界経済における比重を急速に高めてきたのです。
 20年の東京五輪開催時まで待たなくとも、新興国(非先進国)が世界のGDPの過半を占めるようになるでしょう。

 むろん、中国を代表とする新興国は先進国の需要に依拠して経済発展を遂げてきましたが、外需を資本増強の糧にしつつ労働者の賃金引き上げや所得再分配で内需の拡大を図ってきました。
 そして、中国を筆頭としたアジア新興国の経済発展を支えてきたのは、日本企業を中心とした先進国の直接投資です。新興国は、近代的産業の発展の歴史が浅いため、高い技術力を有する先進国それも日本・ドイツ・米国などとの協力が不可欠です。

 日本経済が現在の水準を維持できているのも、機械設備や中核部品など中間財の中国向け輸出によるところ大です。
 不幸なことに、国籍地である日本の内需が低迷しているため、日本企業の内外生産基盤の切り分けが海外に傾き、日本の行く末に暗い影を落としています。企業論理から言えば、需要が大きくその増加ペースも大きな地域に生産拠点を置きたいものですから、現在の経済システムや経済思想であるかぎりやむ得ないことです。

 また、日本を振り返ってもわかることですが、新興国の所得レベルが上昇すれば、先進国のライフスタイルを支えている商品を欲するようになります。これは、先進国と新興国とのあいだで新たな国際分業構造が生まれることを意味します。

 このような世界経済の趨勢と特性を理解し、世界における日本のポジションをしっかり見極めれば、日本も持続的な成長を遂げることができます。

 日本のグローバル企業の経営者が、新自由主義的価値観やグローバリズムに浸り、国民経済としての日本をないがしろにしていることは危惧しています。

 私の主張が、「産業資本が多国籍資本化している中で、さらに供給サイドへ国策的なテコ入れをしろというのは、国富の海外持ち出しを手助けしているようなもんだ」というのは奇妙な言いがかりです。

 私の主張は、グローバル企業優遇策ではなく、国内での資本(生産設備)増強であり、それを梃子とした輸出増加であり、それによって賃金の引き上げを実現し内需を活性化させるというものです。

 私自身の価値観として経済成長に重きを置いているわけではありませんが、貴殿の目標や処方箋を提示していただければ、よりよい対話ができると期待しています。


03. 2014年2月25日 02:18:42 : JtW399YiA2
日本の場合、内需が拡大出来なきゃ外需も無い・・・。
日本人が使ってみて良いものだってお墨付きが無いと日本製品の輸出は伸びない・・・。

04. 2014年2月25日 03:09:10 : nJF6kGWndY
>日本に限らず、外需の増大がなければ内需の実のある持続的な増大は不可能

よほど、国内産業で革命的な発展でもない限り、外需を取り込む輸出産業を無視したら、日本経済は衰退していくのは確かだが

内需産業の生産力も同時に効率化し、インフレを起こさずに、再分配政策を実現可能にしていかなければ国民の実質生活水準が上がらない

そのためには、いずれにせよ、税制や規制改革などが必要なのは間違いない


05. 2014年2月25日 06:53:03 : 1geRdsjJSg
無いものは仕方がないだろうが。無視しているのではなく、無いのだ。有っても日本から輸出する必然性がない。外需が復活した時メーカーが生産を増強するのはベトナムでありインドだろう。労働者の賃金をベトナム並に下げれば話は別だが。

06. 佐助 2014年2月25日 09:27:07 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6
あっしらさん,よく分かりますが,今回は平時と同じ経済と政治の常識では解決しません

世界信用縮小恐慌とドルの暴落や通貨の危機を回避しなければ,底なし沼に嵌りこみ,不況から脱出できなくなります。その方向に一生懸命ドタバタして未知の泥沼に向かって進んでいます。その姿は三途の川で沈没なんです。

ではどうすればよいのでしょうか,経済鎖国が一番ですが,自由経済ですからそんなアホなことできません。それは

第二次産業革命に早期シフトした国家は、CO2の発生を75%減らすことに成功すると同時に、世界の技術革新をリードし、全産業を活性化させることができます。又、第二次産業革命に早期シフト企業は、大不況下でビジネスを飛躍できます。

平時の経済は、中央銀行が公定歩合を下げる、政府が公共投資を前倒しにして臨時予算を計上すると発表しただけで、景気は上昇を開始しました。そして、一歩早く投資を開始した企業は、確実に成功しました。でも信用恐慌はそうはいきません。

世界信用恐慌は、水のあふれた河と同じです。次々と予期しない箇所から水がもれ、水位を下げないと、堤防は次々と決壊します。政治と経済の指導者は、堤防の決壊個所の修復に追われても、水位を下げないために、水漏れ箇所が増え、新しい箇所が決壊します。自然は雨がやめば水位が下がりますが、世界信用恐慌の水位は、膨張した通貨をキンに吸収縮小させなければ下がりません。
こうして、予期できない出来事が、次々と発生するため、パニックは連続するのです。

株や土地の暴落や物価の高騰が、実態経済(企業の決算・生産・雇用・消費)に影響をあたえる、という「連鎖」のアト解釈で予想できる出来事は、誰でも予期できるで、危機もパニックも発生しません。

世界信用恐慌から早期脱出するためのマニフェストは、第二次産業革命へ大胆にシフトすることです。第二次産業革命とは何でしょうか?

第一次産業革命は、蒸気機関の発明によって開始されました。そして、蒸気から石炭へ、石炭から石油へと動力の中心原料をかえながら、技術革新を拡大させました。最初は揚水や機織の動力でしたが、船・機関車・自動車・航空機と対象は拡大させました。

第二次産業革命とは「CO2を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されていますが、大企業は既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。

先進工業国の基幹産業は、自動車とエレクトロニクスと住宅です。この基幹産業の好不調が、約3年半ごとの景気の上昇下降を決定しています。だから、三大基幹産業の製造は上昇すると、全産業に第二次産業革命は拡大し、景気は上昇します。すると、企業レベルの世界信用恐慌は、三年に短縮し脱出することができます。ところが大企業の抵抗が脱出を遅らせます。この遅延が致命傷になります。そして平時と同じ対策をするとすべて諸刃の剣となります。すなわち一言でいうならば,経済と政治の常識を反転させることです。


07. 佐助 2014年2月25日 09:45:08 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6
まとめると
世界信用収縮恐慌80年周期とキン離れの40年周期説を学ぶことです

(80年周期)世界恐慌
1929年に第一次世界信用収縮恐慌(世界金融恐慌)スタート,収束に10年かかった
2009年に第二次世界信用収縮恐慌(世界金融恐慌)スタート,沈静化に20年かかる
1930年代の米国の世界信用恐慌は、失業率を三年後に、25%になりました。25%という数字は、工業生産が半減した、失業率25%の数字は、消費市場の実質三分の一の縮小を意味します。2008年12月にリーマンショック,先送りされているので2015年〜2017年に二番底・三番底が発生することになる。

「根因」は基軸通貨の交代
1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因
2007〜10年の第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因

「解決案」
もし、ドルが即時に第三次金本位制採用を宣言すれば、ユーロや円の追随時期も早まります。又、ユーロや円がドルよりも早く第三次金本位制を採用すれば、世界の信用恐慌は、三年で収束します。


(40年周期)為替の固定制からフロート制に移行
1933年に米国はキンを国民から買上げる(30%保持)キン返り,ドルが最強の通貨になる
1972年にキンドル交換を停止(キン離れ),為替はフロート制,ドルが基軸通貨に残る
キンの公定価格が、1972年のニクソンショックまで遵守され、為替の固定制度を維持させた。1972年世界に浮遊しているドルは、間接的にキン価格に吸収され、ドル本位制を強化させたが、これはエコノミストの目には見えない。キン返りが2012年から先送りされているために,通貨の危機の打撃は致命的に大きくなります。

「結論」
すなわち基軸通貨が、キン離れすると、為替は固定制からフロート制に移行します。そして、世界の信用を膨張させ、バブル景気を発生させ、40年後崩壊を繰り返してきました。


「考察」
1933年のルーズベルト大統領は「何でもやってみよう」と、経済学者が「国家がキンを国民から買上げるとデフレが解消する」とアドバイスされ、キンを買上げましたが、デフレには効果はなく、買い集めたキンはドルを最強の通貨にしました。

ドルを新基軸通貨として公認されるのは第2次大戦後でしたが、実質的にポンドに替わり、ドルは世界の基軸通貨として機能しました。1972年キンの束縛から解放されたドルは、世界の信用を膨張させ、数度の為替と石油危機を共存させながら、未曾有の繁栄を現出させました。すなわち為替は固定制からフロート制に移行すると。世界の信用を膨張させ、バブル景気を発生させている。

(景気循環)
一国の景気循環は、長期の景気下降期には、三年半前後の景気の山と一年前後の谷の長さが反転し、山は一年前後しか回復することができない。長期の景気上昇期は、山が三年半前後と長く、谷は一年前後と短い。そのため、「不景気の時こそ先行投資せよ」と思考し行動する経営者が成功をおさめることができた。だが、スーパーバブルによる長期の景気下降期には、この経験則は全く通用しない。そして、短い山で景気が復活したと喜んだ翌年は、より一層の不況に見舞われる。

つまり、本物の長期ブームは、三年間もかけて市場を拡大して認識されるのに対し、ニセ物ブームは、最初の年をピークに突然登場するため、記憶に残る。アベノミクスがよい事例になります。2013年5月がピークの1年半で弾ける。


「補足」
EUの成立で、ドル以外の通貨では、ユーロが、ドルに続いて第二次金本位(通貨発行枠の基準)制を宣言する。もしも、ユーロと円が基軸通貨に加わると、ポンドが基軸通貨になる前の、複数基軸通貨の時代になります。そして、基軸通貨でない通貨は、どれかの基軸通貨又はバスケット(混合)させた通貨とリンクして為替を固定させ、世界信用恐慌は収束されます。

世界の準備通貨と各国の保有する国債で、ユーロがドルを上回りつつあることだ。そのため、ドル暴落は不可避となる。そこで、米国は「保有しているキンを尺度に通貨を発行する」キン返り政策を採用せざるをえない。

株価は、バブルの底から、米国は4倍に上昇し、日本は倍となり、四分の一になっていた平均株価は二分の一戻した。 2014年、米国株式の暴落が遅延されれば、最後の大ジャンプをする。この最後の大ジャンプは、輸出と原材料輸入企業の、史上最高の売上と利益の架空のトランポリンを踏台にして可能となる。

第二次世界金融大恐慌や世界経済全体に波及するバブルの発生なんて、想像することができない!、前回のバブルの体験から、賢くなっているハズだ。万が一破裂しても、その影響は限定され、景気は軟着陸できるに違いない。そう、世界のエコノミストたちがそう考えるのも無理はない。

こうして、ニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わる。そして、世界の為替システムは、まず、ドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行する。次に、国家がキン買いの主役となるキン獲得競争の勝者が三極目&四極目の世界通貨となる。

日本政府が、日本国民のキンの輸出入と売買を禁止し、日銀のみの買上げ実施。世界の保有キンは、ドルとユーロと円に、ほぼ三分割され、世界通貨は三極支配体制となる!? 2025年までに為替表示はドル単独から,トル・円・ユーロ通貨に表示に移行する。この世界の三極通貨体制は、キンに代わる国際通貨システムを構築しないと、再びバブルを繰り返す。

「第二次産業革命」
このことにより,第二次産業革命が2040年〜2060年に発生する。この第二次産業革命を10年前倒しすると,世界恐慌もドル暴落などの通貨の危機は収束し,人類は未曽有の繁栄を満喫できる。第二次産業革命とは脱原発からの「CO2を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されていますが、大企業は既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。そのためにあぐらをかいた大企業の交代劇や消失が発生します。中小企業や個人が開発新商品に成功すると飛躍的に伸びる。そしてエンジンレスに成功した巨大な産業・企業が出現します。

次に
信用恐慌による大暴落を停止させる即効薬には、株式市場や銀行のモラトリアム(一斉閉鎖)、売買価格の固定、負債の凍結&借金棒引きです。

関東大震災で日本は、震災手形を発行し、負債を凍結した。これによって、多くの個人と企業は破産から救われた。だが、この震災手形の最大の恩恵を受けた企業は、手形解禁されると倒産した。

徳川幕府は、幕府と商人からの武士の借金を棒引きにして、何度も経済危機を乗り切った。現代の日本政府は、他国の借金棒引きに大盤振舞いしても、自国民の借金の棒引きはしない。

地方銀行の取り付け騒ぎや倒産が避けられなくなる。そして、2015年〜17年に全国の銀行のモラトリアムが世界中で発生するでしょう。そして今回の世界信用恐慌の発生は、大企業と金持ちだけは救済してパニック発生を避け、貧乏人は自己責任だから救済しないために残念ですが長期化します。

アイスランドの銀行モラトリアムは、どんな国家でも、自国民が外貨を選考した場合には、デフォルトが避けられないことを証明しました。アイスランドの特殊で遠い出来事と思っているならば「予期していない危機」に遭遇することになります。

平時の経済は、中央銀行が公定歩合を下げる、政府が公共投資を前倒しにして臨時予算を計上すると発表しただけで、景気は上昇を開始しました。そして、一歩早く投資を開始した企業は、確実に成功しました。でも信用恐慌はそうはいきません。世界信用恐慌は、水のあふれた河と同じです。次々と予期しない箇所から水がもれ、水位を下げないと、堤防は次々と決壊します。

「本当の原因が分かって解決できない現象は存在しない」しかし政治経済の指導者とマスコミは,全くお構いなしです。弱者と高齢者は早く死ねといっているのだから,今回は貧乏人も金持ちも古今未曽有のパニックを体験します。真の地獄絵図を体験しなければならない。

嘘か本当か,2015年〜2017年の銀行・証券・為替の一時閉鎖で証明されるでしょう。


08. あっしら 2014年2月25日 13:35:17 : Mo7ApAlflbQ6s : 9mGav2SgtQ

佐助さん、コメントありがとうございます。

 佐助さんの「世界信用収縮恐慌80年周期とキン離れの40年周期説」は、これまでも披瀝されているので興味深く拝読しています。
 機会があれば、ご呈示の問題に即した投稿もしたいと思っていますが、佐助さんの“危惧”が現実化するとしても、それは、新興国の経済成長が行き詰ったとき(たぶん数十年後)だと思っています。

 新興国が現在の先進国レベルまで経済成長(一人当たりGDP)を遂げることは無理ですから、そこからは“定常状態”(マクロ的に利潤が得られない)に近い世界になります。
 多数派の人々はそれはそれでいっこうにかまわないのですが、金融家にとっては死活問題です。産業活動で論理的に利潤が得られない世界では、金融利得の獲得が何より困難になるからです。

 金融家は、たぶん、かつてと同じように国家に寄生して生き血を吸う存在になると予測しています。今の日本もそれに近い姿ですが、国家にカネを貸し、国家から得る利息を利益源とする世界です。もちろん、それは、多数派国民の稼ぎを広く薄く吸い上げることを意味します。



09. 2014年2月25日 19:43:19 : nJF6kGWndY
>>08 金融家は、たぶん、かつてと同じように国家に寄生して生き血を吸う存在

長い時間生き延びているビジネスには、それなりの社会的な必要性(需要)があるということだが

金融ビジネスも、付加価値がなければ、とっくに淘汰されていただろうな



10. 2014年2月25日 20:05:46 : WzX8nPCmYM

nJF6kGWndY くん


  >>金融ビジネスも、付加価値がなければ>>


これどうゆ意味? 例えばの例の一つや二つあげて詳しくコメントすればいいだろ。

長々した意味不明のコピペじゃなくてさ。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民85掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧