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軽自動車税増税対抗 ダイハツ会長がスズキ会長と共闘宣言(SAPIO)
http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/656.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 16 日 08:29:00: igsppGRN/E9PQ
 

軽自動車税増税対抗 ダイハツ会長がスズキ会長と共闘宣言
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140216-00000010-pseven-bus_all
SAPIO 2014年3月号


「心の中は燃えちぎっている。どこかで恨みを晴らしたい」
「戦いがすべてすんで、日が暮れたわけではない」
「初めて経験した。世論を無視した腕力を」

 スズキの鈴木修・会長兼社長(84)は、昨年末に決まった軽自動車税の増税について問われ、そう語気を強めた。スポーツ用多目的車(SUV)タイプの軽「ハスラー」の発表会見(12月24日)での発言である。

 浜松市に本社を置くスズキの売上高は約2兆8000億円(2014年3月期予想・前期比8.6%増)で、従業員数は約5万7000人(いずれも連結)。四輪車の世界生産台数は約292万台(2013年度予想)で、世界9〜10位に位置する。うち国内生産は3分の1にあたる約99万台。残りの海外生産のうち半分の約100万台はインドが占める。一方、国内販売は2013年度予想で68万2000台(前年度比1.5%増)で、うち88%の60万2000台が軽自動車である。

 国内の軽市場は拡大している。2013年の他社も含めた軽自動車の総販売台数は211万台で過去最高。登録車を合わせた新車販売台数全体のうち約4割を軽が占める。

 軽市場のシェアはダイハツとスズキの2社で6割を占めるが、ここに来て3位のホンダが急伸。2011年12月に発売した「N-BOX」をはじめとするNシリーズの大ヒットが貢献した。

 2006年まで34年間にわたって軽トップだったスズキについて聞くと、ダイハツの伊奈功一会長はこう語った。

「スズキさんの車を安く作る技術はすごい。我々が見習う部分は多い」

 元トヨタ専務の伊奈氏は、生産技術の専門家だ。同氏をして「すごい」と言わしめたスズキのコスト削減の真髄を示すエピソードがある。

 鈴木会長がある大手部品メーカーを訪ねた時、庭に大きな噴水があった。応接室で部品メーカー社長と向き合った鈴木氏は「立派な噴水ですね」と褒めた後、やおら言った。

「スズキの部品を作っている間はあの噴水を止めて、その分、部品の値段を負けてくれませんかね」

 以来、鈴木氏の訪問時、同社は噴水を止め電灯もできる限り消すようになった。

 1978年に社長に就任した鈴木氏は、36年間トップを務めるカリスマだ。1989年からは国内外の工場をそれぞれ1日かけて隅々まで歩き、ムダがないかをチェックする「工場監査」を年1回実施している。それもコスト削減の原動力だ。

 軽自動車業界への大きな逆風となるのが、4月からの消費増税と前述の軽自動車税増税である。現在の年7200円が2015年4月から1.5倍の1万800円となる。

「市町村税である軽自動車税増税は総務省の悲願。今回は周到に準備した総務官僚の力が大きかった。霞が関主導と言っていい。特に昨年末は土俵際まで押し込むスピードに、業界も経産省も対応できなかった」(メーカー幹部)

 今後は税制改正大綱に盛りこまれた「軽課」が焦点となる。これは環境性能の高い車を減税するもので、これまで軽自動車税にはなかった。年末までに内容が詰められる。「本当の戦いは今年の年末にかけて。鈴木修会長と再びタッグを組む」(伊奈会長)

 軽自動車は税制改正に揺れ、岐路に立たされている。鈴木会長も「(消費税が上がる)2014年は厳しい年になる」と語っている。

■永井隆(ジャーナリスト)とSAPIO取材班


 

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コメント
 
01. 2014年2月16日 09:41:17 : nJF6kGWndY

排気量が小さくてサイズが小さいだけで減税する軽自動車の制度がおかしいのだ

環境負荷が低い車を減税し、低所得者層へは、必要なら、生保などで、直接、家計補助を出すのが正しい

スズキには、もっとまともな方向で頑張ってもらいたいものだ


02. 2014年2月16日 13:15:03 : BDDFeQHT6I
日本の自動車産業は軽自動車路線しか残されていないだろう、トヨタを助けるためだけの自動車税の変更なんて異常だ、普通車を売りたければ海外で売ってる値段と同じにすれば良いのだ。

03. 2014年2月16日 15:05:38 : NNHQF4oi2I
<<排気量が小さくてサイズが小さいだけで減税する軽自動車の制度がおかしいのだ

 元々 増税自体が 公務員(官僚)の 発想が 貧困と言う事

 公務員には 福島原発の挺身労働の義務化が 必要

 国民の金を使わせてもらっているのに 権力を振り回すからおかしくなる

 挺身労働で 選抜すべきだ


04. 2014年2月16日 15:33:39 : 6uFgfWwteg
>>1のnJF6kGWndYよ。

どんなに口達者で小賢しくても、
口数が多くなればなるほど(見境なくあちこちに書き込みして)、お前の愚昧さや浅薄な人間性は露呈するものだな。www

そもそも、従来の軽自動車税は、本来「減税 」されていたものではないだろ。www
そして、このたびの軽自動車税の「増税」は、いうまでもなく軽自動車所有の「大多数の庶民をターゲットにした」消費税増税を含む、その他各種増税という政府財政政策の一環である。

このことで「 心の中は燃えちぎって」大きな「恨み」と怒りを抱いているのは大体数の庶民なのであり、バカげた金融政策で今回大利益をあげることのできたこの軽自動車大企業の会長の「恨み」などチャンチャラおかしいというより、憤りを覚える。

多くの庶民が、今後は消費税増税ほか、このような各種増税による痛みを耐え忍ばなければならないのだなあと 諦めと今後の生活への不安を抱いているのに、 昨年からのアベノミクスで最大の恩恵をうけ高利益を上げた大企業は 、今度はいま「法人実効税率の引き下げ」という大企業保護政策に色めきたっている。

自動車業界も2008年リーマンショック直後から今日までアベノミクスならず手厚い政府の保護政策のもとで販売価格の暴落を引き起こすこともなく、内部留保をつみあげてきたではないか。

そろそろ、大企業も国民への還元ということを真面目に「正直に」考えた方がいいだろう。

法人実効税率引き下げが視野に入ってる今、高利益の「大企業」が売上に響くからうちも困っている「恨み」に燃えているなどというポーズで庶民を欺き騙すのはやめてもらいたい。

それとも法人実効税率の引き下げ「実現」で、その「恨みをはらそう」とでもいうのか?www
心配せずとも法人実効税率引き下げも政府の規定路線だよ。ほんとうに腹立たしいことだ。

そして、最後にもうひとつ>>1のnJF6kGWndYよ。
「低所得者層へは、必要なら、生保などで、直接、家計補助を出すのが正しい」とあるが、生保需給者は軽自動車だろうと原則、所有は認められないのではなかったかな。
そもそも、この軽自動車税増税の投稿文へのレスで「生保」をもちだす論拠はないと思うのだが。
それとも低所得者は、軽自動車すら持たないで、仕事も一切の生産活動もやめて「生保」をもらえばいいとでも言いたいのだろうか?www

惜しいことだが、お前のコメントはいつも的はずれだよ。


05. 増税反対 2014年2月16日 16:31:17 : ehcoR2LmdzYII : AL3PTItL6A
 スズキの会長は経団連からの脱退と反自民を公言すればいい。

それすら出来ないなら偉そうなことを言うのはヤメロ・・・

 そもそも消費税大増税には反対してないんじゃないの?


06. 2014年2月16日 19:02:40 : 2ROoR7uCKc

 【軽】自動車税が安いのではない、自動車税が高過ぎるのだ、アメリカの自動車税は数千円程度らしいゾ。
 さらに、二重課税の重量税。

 他にも、普通の人はまず使わない自賠責。
 任意保険に入ったら、自賠責は払い戻ししろ。


07. 2014年2月17日 03:06:27 : sokToIp5nM
地域によって分けるべきだろうな。

公共交通機関の発達した都市部では高くし、
自動車が生活に必須の地方ではそれなりに安めにするとか。


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