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壁の傷心配いらず ホチキス最大手「MAX」社員のスゴ技
http://gendai.net/articles/view/life/148018
2014年2月15日 日刊ゲンダイ
ポスター貼りも簡単/(C)日刊ゲンダイ
聞き慣れない会社名「MAX」。引き出しの中のホチキスを取り出してみてほしい。約7割の確率で「MAX」と書かれているはず。同社はハンディータイプのホチキスの国内最大手メーカーである。
■篠原涼子も実践!?
「いつもホチキスのことを考えている」という営業部の坂上寛基さんに、同社の社員が実践している裏ワザを聞いた。
「まずはタッキングといって、壁などに打ち付けて使う裏ワザです。ドラマ『ハケンの品格』で篠原涼子さん演じる主人公がやって話題となりましたが、画びょうやセロテープがなくても、素早くポスターやチラシなどを張ることができます」
やり方は簡単。ホチキスを180度まで開いて(開かない製品もある)1本の棒の状態にする。針が出る部分を上にして持ち、針を刺したい所に押し付けるだけ。コンクリートのような硬い壁は無理だが、画びょうが刺さる木や石膏の板ならOKだ。
「針がコの字に刺さるので抜きやすく、抜いた後の穴も小さいので目立ちません」
へ〜、こんな使い方があったのか。
■中綴じもお手の物
「このタッキングを応用して、資料の“中綴じ”をしている社員もいますよ」
中綴じとは、二つ折りにした紙の折り目の部分に沿って針金をとめ、冊子などを作ること。普通の使い方だと、折り目に届かないが……。
「ポスターを張るのと同じように180度に開いて、折り目の部分にあてがいます。このままでは机の表面が硬いので、針は刺さりません。そこで“消しゴム”を座布団のように敷くのが裏ワザです。こうすると、針はまっすぐ紙を突き抜けますので、後はケガをしないよう、ペンチなどで先を曲げて綴じるだけです」
ちょっと面倒だが、中綴じができるコピー機が近くにない場合は便利だ。
■世界初の裏ワザ商品も
実は中綴じができるホチキスは同社から発売済み。資料がかさばらないよう針先が平らに折り曲がるものや、手持ち式で40枚も一度に綴じることができるものなど、裏ワザ的な商品が多いのが同社の特徴だ。
極め付きが、昨年6月に発売された世界初の“紙針”式ホチキス。異物混入予防で金属針が使えない食品メーカーの要望で開発したものだ。
「針自体を使わない製品もありますが、保持力の弱さが難点。しかし、紙の針は綴じ操作の最後にノリで接着しますので、保持力が強いんです。最大15枚(編注・同社の針なしホチキスは最大5枚)の紙を一度に綴じることができます」
ホチキスは進化しているのだ。
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