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「プリウス」190万台リコール トヨタによぎるあの“悪夢”
http://gendai.net/articles/view/news/147951
2014年2月13日 日刊ゲンダイ
内山田会長も頭が痛い/(C)日刊ゲンダイ
世界で初めて年間販売1000万台を突破。14年3月期連結業績予想(米国会計基準)は、営業利益が2兆4000億円で過去最高を更新――。
そんな絶好調トヨタに水を差す動きだ。看板車種であるハイブリッド車「プリウス」の制御プログラムに不具合があるとして、トヨタ自動車は12日、現行モデル(09年3月発売の3代目)の国内販売約99万7000台と海外分約90万台の計約190万台をリコールすると発表した。単一車種としては過去最多のリコールだが、これが今後のハイブリッド戦略にどう影響するのか。
経済ジャーナリストの重道武司氏がこう言う。
「トヨタクラスですと、リコールを想定して多額の引当金を準備していますので、影響は軽微だと考えられます。今回は死傷事故が起きたという報告もなく、いきなり電気自動車など次世代技術への転換もないでしょう」
しかし、重道氏は「イメージ悪化によって、北米などへの輸出が鈍化するかも」と懸念を示す。なにしろ、「プリウス」シリーズは昨年、米国で最も販売台数の多いハイブリッド車だったのだ。
さらに、トヨタの背筋を寒くするのが、米国の巨額訴訟不安だ。
「09年、10年の急加速問題の集団訴訟で、トヨタは11億ドル(約940億円=当時)の和解金を支払っています。この11億ドルのうち、2億ドルは原告弁護士への報酬でした。今回も一獲千金を狙う弁護士が手ぐすね引いているはず」(経済記者)
トヨタは先日も、急加速問題の情報開示が不十分だったとして、米連邦検事局と近日中に10億ドル(約1020億円)で和解すると報じられた。「あそこは簡単にカネを出す」という風評が定着すれば、いくらむしり取られるかわかったもんじゃない。
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