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株式日記と経済展望
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羽田空港の国際化で東南アジア路線を中心に、早朝・深夜の発着便を
充実させるということで、日帰り出張が可能になり、脱中国の流れが加速する。
2014年2月11日 火曜日
◆羽田国際線の発着枠大幅増で東京はどう変わる? 2月10日 @DIME
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140210-00010005-dime-soci
■羽田発着の海外旅行がますます便利に
2010年に新国際線旅客ターミナルがオープンして以来、「国際空港」としてのイメージが広がりつつある羽田空港。実際に仕事や旅行で羽田空港からの海外フライトを経験し、アクセスの利便性や、快適さを実感した人たちも少なくないのではないだろうか? その国際化が、この春、さらに加速する。
2014年3月30日に国際線の発着枠がベトナムやインドネシアなどアジア方面を中心に大幅に拡大し、ANAは6路線、JALは3路線を増設。1日86便になる計画だ。成田空港の国際線の便数は約200便だから、羽田は成田の半分近くの国際線を受け入れることになる。成田空港と比べると、羽田空港には都心部からの交通アクセスの良さ、国内線との乗り継ぎによる日本各地からの接続性の良さなど利用者にとってのメリットも大きい。
■ANAの海外発着枠が大幅増
国内航空会社向けに追加された発着枠16枠のうち3分の2を占める11枠を獲得したのがANAだ。現在の10路線13便から17路線23便へと大幅に増便する。新規開設は、欧州3路線(ロンドン、パリ、ミュンヘン)、北米1路線(バンクーバー)、アジア3路線(ジャカルタ、ハノイ、マニラ※ANAのみ)と多岐にわたる。
利用者にとって特にうれしいのは、ハノイ線、ジャカルタ線、マニラ線など新規開設されたアジア路線を中心に、早朝・深夜の発着便を充実させるということ。これにより、アジア各都市への弾丸ツアーや週末を利用した海外旅行、短期での海外出張などの自由度が大幅に高まる。
例えば、ANAの今回の増便分では、10時5分の羽田発ジャカルタ便に搭乗すると、15時40分にジャカルタへ到着。21時25分の便で折り返せば、翌日7時10分には羽田へ戻り、そのまま出社するという“ほぼ”日帰りジャカルタ出張も可能だ。スピードが要求されるビジネスシーンならではの利用者も見込めるだろうし、弾丸ツアーでの需要も見込めそうだ(かなりハードではあるが……)。
たとえ、早朝や深夜出発であっても、自宅と空港間のアクセスがネックになることも少ないのは都心に近い羽田空港ならではのメリットだ。もちろん、前述したように国内線との乗り継ぎもスムーズなので、東京のみならず、日本各地からの海外旅行がより身近にもなるというわけだ。
■訪日外国人増加によるビジネスチャンスも?
また一方で、海外からの旅行者の増加によるあらたなビジネスチャンス創出も期待される。昨年12月20日には、日本を訪れた外国人客数が初めて年間1000万人の大台に到達し、訪日需要はさらなる拡大が期待できる。実際に、輸出企業の業績回復などを背景に、アジアと日本を往来する旅客は増加傾向にある。昨年10月のANAのアジア方面への旅客数は、前年同期比で20%増になっている。成田に比べて、羽田は都心から近くアクセスがしやすいため、ビジネスマンの海外出張の利便性が高いのは言うまでもない。
一方で、さらなる訪日需要を取り込もうと、東京都心の再開発も進んでいる。昨年の12月3日には、羽田空港からのアクセスもよい品川・御殿山に、外国人の集客を狙った「東京マリオネットホテル」がオープンする。また、今年9月には、羽田空港に国内初のトランジットホテルも完成予定だ。三菱地所が開発する「ロイヤルパークホテルザ 羽田」は315室のうち17室が保安エリア内になり、外国人が羽田を経由してアジア−北米路線を乗り継ぐ際などに、日本への入国手続きを取る必要がなく滞在できる。こうしたトランジットホテルは、シンガポールのチャンギ国際空港や韓国の仁川国際空港にはあるが、日本には存在しなかった。こちらも羽田空港が世界標準の国際空港となる上で見逃せない動きだ。
そのほか、今後予定されているものとして、お台場に建設予定のカジノの合法化に向けた動きも現実味を帯びてきている。また、羽田空港にも近い品川−田町間に新駅建設の動きや、都心と羽田空港を結ぶ新路線を開設するという動きもあり、今後も東京の魅力を世界の人々に発信する取り組みはさらに増えそうだ。訪日需要の取り込みにより航空会社のみならず、他の業界にも多くのビジネスチャンスが生まれだろう。その時、日本各地への訪日外国人旅行者の玄関口となっているのは羽田空港かもしれない。
3月のANAの大増便を皮切りに、国内航空会社だけでなく、エミレーツ航空(※今年6月にドバイ便開設予定)や、ベトナム航空、ガルーダインドネシア航空など、海外の航空各社も進出を予定しているという羽田空港。本当の意味で「国際空港」として、ますます盛り上がりそうな今後の行方に注目だ。
(私のコメント)
日本企業が工場を海外移転させるには、本社のある日本と工場がある外交とのアクセスが重要なカギとなりますが、韓国や中国や台湾などが交通アクセスの上で便利でしたが、韓国や中国では反日感情が強く政治的なリスクがあり、チャイナプラスワンで他の国への進出が検討されてきた。
しかし東南アジアでは距離的に遠くなるから、韓国や台湾他中国のような日帰り出張はできませんでしたが、それはなりか空港が遠くて深夜や早朝の利用も出来なかったからだ。成田は内陸にあるので周辺への配慮で深夜や早朝の利発着が出来なかったためだ。それに比べると羽田は海上空港なので深夜や早朝の利発着だ出来る。
今年の春から羽田の国際便が3月から大幅に増便されるので、日本と東南アジアがぐっと近くなる。例えばインドネシアのジャカルタでも片道6時間弱ですが、早朝7時に発って13時にジャカルタについて3時間現地で仕事して、16時に発てば羽田には10時に付くことができる。ビジネスにおいては日帰り出張が出来るかどうかが大きなカギでしたが、羽田の国際化でそれが可能になった。
日本国内でも、日帰り出張が出来るところと出来ないところがありますが、新幹線が通っている都市なら日帰り出張が可能だ。飛行機だと空港から都市の中心部までのアクセスで時間を食いますが、新幹線なら駅からすぐの場所に支店があるから時間のロスが少ない。今朝のニュースでは福岡から東京まで5時間かけて大学に通っている大学生がいるというニュースがありましたが、6時間以内なら日帰りも可能になる。
東京を中心に考えると成田しか国際空港が無い時は、海外進出も中国や韓国や台湾ぐらいしか出張などのアクセスを考えると選択肢がありませんでしたが、羽田の国際化は日帰り首長権を大きく広げたことになる。その事がチャイナプラスワンにプラス要因になった。
ビジネスにおいては日帰りが出来るかどうかが大きな問題となるのは、経費の問題であり、一泊すると宿泊代がかかり予約などの面倒な手続きも必要になりますが、日帰りなら交通費だけで済む。私も千葉にアパートを経営しているので時々見に行かなければなりませんが、日帰りできる場所だからアパート経営も出来る。
羽田と都心とはアクセスも近いから本社から出かけてすぐに飛行機に搭乗する事が出来る。これが成田だと都心から1時間かかり、発着時間も制限があって不便だった。このように日本と東南アジアが近くなり、東南アジアからも観光客が増えてきた。観光においても土日の週末観光が可能になり、土曜の早朝に発ち、現地で1日過ごして日曜の深夜には日本に帰ってこれる。
このような交通アクセスの変化も、脱中国の切り札になりましたが、実際にも日本企業の中国離れや韓国離れが進んでいる。実際にはインフレのコスト増や人件費の高騰が原因ですが、羽田の国際化も脱中国の切り札になっている。羽田は海上空港なので増設も可能であり、沖合にさらに増設するプランもある。
さらには2020年の東京オリンピックで、都心と羽田の交通アクセスも増設されるようですが、空港ビルそのものも大拡張工事が進められるようだ。今から考えれば成田に国際空港を作る事が無駄であり、東京湾内に大国際空港を作ったほうが良かったのだろう。当初は海上空港も検討されていましたが、建設工事技術が出来ていなかった。
しかし関空やセントレアにみるように、海上空港は建設可能になり羽田も拡張が可能になった。24時間化を考えれば海上空港しか可能性が無いわけですが、内陸部の空港はどうしても騒音問題が起きる。成田は反権力闘争の象徴になり今も闘争が続いている。それから見れば海上空港は拡張が楽であり関空やセントレアも拡張は可能だ。
日本への観光客は1000万人を超えたという事ですが、東南アジアからの観光客が多いようだ。東南アジアからも週末の一泊二日の観光が可能になったからだ。オーストラリアからもスキーをしに日本に来る観光客も増えた。さらには日本には温泉などの観光資源がたくさんあり、観光立国を目指しての長期プランも必要だ。
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