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69ヶ月間の「好景気」が続いても日本人は貧困に落ちていく(Darkness)
http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/528.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 07 日 21:38:00: igsppGRN/E9PQ
 

69ヶ月間の「好景気」が続いても日本人は貧困に落ちていく
http://www.bllackz.com/2014/02/69.html
2014年2月7日 Darkness - ダークネス


ソニーがもはや電機大手として競争力を失い、かつて主力だった部門であるテレビやPC事業を分社化、売却せざるを得ない状況に陥っている。

社債はジャンク級に格下げされ、かつてのカリスマ的なブランドは完全に凋落してしまっている。

重要なのは、2014年度までにまたもや5000人をリストラするということである。ソニーは2012年にも1万人近くをリストラしているが、今回は「追加リストラ」となる。

ソニーに限らず、日本企業はもはや無駄な人間を抱えきれなくなってしまっている。終身雇用など言っていたら、企業そのものの存続ができなくなってしまう。

シャープも、パナソニックも、リストラを繰り返して、最近になってやっと財務的に健全になりつつある。

ここで重要なのは、企業はコスト高になっている「人間」を切り捨てて、やっと利益が出せるという事実が明らかになっているということだ。逆に言えば、非情なリストラができない企業は、グローバル化の中で生き残れない。


■企業は株主のものであるのは議論の余地はない

企業の目的は従業員の人生の面倒を見ることではない。激しい競争の渦巻く世界で競争に打ち勝って、利益を出すことである。従業員よりも、利益が重要なのである。

当たり前のことだが、利益が出せないのであれば企業は存続できない。利益があってこそ、従業員が雇える。

利益を出せないどころか、赤字を積み上げる状況になってしまえば、追い詰められた企業は、遅かれ早かれ従業員を切り捨てなければならなくなる。

それができない経営者は株主から無能だと見なされて、経営者自身がクビを切られることになる。

日本では企業は従業員のものか、株主のものかという馬鹿げた論争があった。企業は株主から金を出してもらって運営されているのだから、企業は明確に株主のものだ。

その株主は、常に利益を出すことを求めている。経営者はそれに応えるのが重要な使命であり、そのためには従業員の人生がどうなろうとリストラせざるを得なくなる。

終身雇用時代には、「窓際族」や「社内失業」というものがあった。それは企業が余裕があった頃の仕組みであり、追い詰められた企業にはそんなものは許されない。

日本企業が大量の人員をリストラして放出しているのは、結局のところ、日本企業がすでに余裕を失っているという証拠でもある。

今回のソニーのリストラも、リストラの対象になっているのは、40歳以上で、勤続10年以上の社員である。利益を出せない不採算事業の管理職や中堅社員を「窓際族」や「社内失業」で雇っておく余裕がなくなっていることが分かる。


■従業員は家族ではなく、単に歯車のひとつ

終身雇用の時代は、日本企業と従業員は一心同体でもあった。従業員は一生その会社に面倒を見てもらうことになるので、自分の会社は「うちの会社」でもあった。

しかし、もはや企業は従業員を社員として雇うのではなく、単なる業務をこなす労働者として位置づけている。

そのために、従業員は、要らなくなったらいつでも使い捨てできる派遣労働者として雇う。だから、従業員にとっては、もう「うちの会社」ではない。

企業と従業員は分離された。もう日本企業と日本人は一心同体ではない。

もちろん、経営者は最初からそんなつもりで雇っているわけではない。従業員を大切にしなければ企業が成り立たないことくらいは誰でも知っている。

しかし、それでも業績が悪化すれば従業員をリストラせざるを得ず、客観的に見れば従業員を使い捨てしているのも同然だ。

そしてグローバル化した世界では、企業が安い労働者を捜して途上国に雇用が移転していく。賃金の高い労働者は雇われないので、いったんリストラされた日本人の従業員は、もう高給での仕事を探してもどこにもない。

もし仕事が欲しければ、安い給料で働かなければならなくなっていく。リストラされた従業員の給料が次の職場で上がる見込みはない。

だから、日本人の給料はリストラによって600万円が400万円に、400万円が300万円に、そして300万円が200万円に、最後には100万円台にまで落ちていくのである。

若年層も高齢者も女性も、まとめて貧困に落ちているのはよく知られている。

しかし、リストラの標的になっているのが40代の管理職や中堅社員であるということは、もはや働き盛りの40代もリストラによって貧困に落ちる可能性がある。


■働いても働いても豊かになれない社会

容易に解雇できない正社員を抱えて凋落してしまった日本企業は、今後もし景気が格段に良くなったとしても、警戒して正社員を増やす動きを見せるとは思えない。

不景気になればいつでも切れるように、非正規労働者をどんどん増やして、むしろ社員を極限まで切り捨てる動きに出る。

だから、景気が良くなったとしても、大多数の従業員は何の恩恵もない。ただ低賃金で働かされるがままになっていく。日本企業と株主は恩恵を受けても、従業員には好景気のおこぼれは回ってこないのである。

これから日本で生み出されるのは、膨大な数のワーキング・プアの群れである。働いても働いても豊かになれない社会の仕組みが定着して、格差がどんどん広がっていく。

景気が良くなれば、またワーキング・プアの給料も上がってみんな豊かになると考える人もいるかもしれない。しかし、好景気が来ても労働者には関係ない。

2000年代は多くの日本人にとって「格差が広がった時代」であると記憶している。若者がワーキング・プアから抜け出せなくなった社会がこの時期に到来した。

しかし、実は2002年2月から2007年10月までは、69ヶ月間の「好景気」だったのである。

この好景気は「いざなみ景気」と呼ばれているが、一般人には何ら恩恵をもたらさなかった。しかし、企業は儲かっていたので、内部留保が進み、それが株価の上昇につながった。

日本企業と日本人が分離し、日本人は景気に関わらずワーキング・プアとなってしまう。はっきり言えば、これから給料はもっと下がっていく。

それを覚悟した上で、人生設計をしなければならない「苦難の時代」になってしまったのだ。


 

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コメント
 
01. 2014年2月07日 22:31:25 : 7Onnx32U7Q
こいつ米英思想の刷りこみのプロパガンダだな。

>>企業は株主のものであるのは議論の余地はない。

そんなことはない。あえて上場しない会社は乗っ取られるのを考えているから。
新自由主義のこのような刷りこみもこれからは倒してゆかねばならないだろう。


02. 2014年2月07日 22:35:23 : RqeigorXZA
01氏に賛成

会社が従業員に対しての責任も地域社会に対する責任も、商品購入者に対する責任も放棄して金だけが目的としその所有者の持者だとのたまう。

そんなに金が好きなら紙幣でも食っておけ。


03. Neal 2014年2月07日 23:20:20 : ybYqbvOUW8Hmo : MWnt9TfNFI
darknessの著者は多国籍企業の株をたくさん保有しているから、

そっちの方向に進むと自分が潤うので
01に同意


04. 2014年2月08日 00:32:05 : nJF6kGWndY

水は高きから低きに流れる

>69ヶ月間の「好景気」が続いても日本人は貧困に落ちていく

変なモノヅクリ幻想で途上国と競合し、農業など既得権産業に税金を投入し

原発を止めて自殺行為を行う

愚かな国民、経営者、政治家が支配する国で

いつまでも過去の遺産に縋ろうと思っても

世界標準で見て割高な賃金は続かないというだけの話


05. 2014年2月08日 00:41:17 : nJF6kGWndY

ついでに言えば、「好景気」が続かなければ、日本人は、さらに加速度的に貧困に落ちていく

06. 2014年2月08日 00:48:03 : yy7D5jhcis
ソニーは(宇宙の破壊そのものを目的とした破壊行為に従事する)ソニーの幻魔ともいうべき出井とスプリンガーによって徹底的に破壊された。ソニータイマーなどという言葉が消費者の間でささやかれた時点で完全に終わっていた。12年前からこの日がくることはつゆほども疑っていなかった。

07. 2014年2月08日 01:14:04 : akDK157N3U
悪意むき出しの文章。

これはもう経済評論でも何でもない、

勤労者の不幸を喜んでるだけの怨念文。

これがダークネス筆者の本性。


08. 2014年2月08日 03:24:43 : nJF6kGWndY

現実を直視できない愚民にとっては目を背けたい話だろうな

経済が下向きになると、逆恨みで政権交代が起こるのと同じだ



09. 2014年2月08日 03:26:43 : nJF6kGWndY

まあ、いくら政権を変えたところで、国民が現実から目を背け、改革から逃げ続ければ同じことだが


10. 2014年2月08日 03:43:07 : kb73SX82O6
今の状況から考えれば、これから段々と悪くなるほか考えられないです。

そんなに悪意のある文章でしょうか。今の日本と近未来のそれを簡潔に描写したに過ぎません。

世界中どこでもそうですが、特に先進諸国群には、大きな政府を維持できなくなりました。富を等しく国民に再分配など、グローバル化してしまった後では望みようもないのです。つぶれるのは企業だけではなく、国家もリストラ(増税、社会福祉予算の減額、年金取得開始年齢の押し上げ、医療費自己負担増、公立学校の知的環境の劣悪化及び授業料の高額化、などなど)では生き残れません。


弱者救済方法は、明確にそして歴然と、二分化していきます。それは、低賃金でもやる気のある人、もしくはやる気のあるように振舞える人(状況を把握して現実を受け止めている人)と、状況認識の前に、国家体制をグローバル化する前の段階に戻し、貧乏でもそれなりに社会参加が出来、また社会福祉受給も権利の内と考える二者です。政府は前者には小額ですが、なんらかの予算を付けるでしょう。しかし、後者に対しては救済どころの話ではありません。おそらく、政府は彼らを国民であるとは認識しないでしょう。ある意味、敵として対処してくるでしょう。これは危険です。何もせず国内棄民として放置されるだけではなく、積極的に排除しようとするでしょう。


お怒りになられる方々がおられることでしょう。しかしまず、現実を受け止めないことには、対処のとり様がありません。貧困は止まりません。黒澤明の羅生門の世界の具現と体験は現実のものです。


11. 2014年2月08日 03:43:18 : ZaXNqxpYaQ
ダークネス氏、赤かぶ氏は好きそうだが
愚民の慟哭が気持ちいい?w

12. 2014年2月08日 03:48:04 : Mvol9dx3Ls
>>10
現状を端的に表現してると思います。
投稿文に悪意を感じてしまうのは、それだけ生活に余裕が無くなって来てるんでしょうね。差し迫った問題に対し感情的になってしまうところから、それが伺えます。

13. 2014年2月08日 03:50:33 : kb73SX82O6
10です。

国家もリストラ(、、、、、)なしでは生き残れません、に訂正します。


すみません。


14. おみや 2014年2月08日 03:57:46 : 5avMm4ZgNSSko : SjpNw3TixE
まづリストラすべきは原発だったと気付いたときには日本は滅亡しているだろう。

15. 2014年2月08日 04:11:37 : mEWkSSUgIc
「Darkness」って、知性知識がDarkなんだな。
誰かは知らんが、相当のあほだな。

16. 2014年2月08日 04:37:00 : 0g25lHsDYI
リストラするとしても、芸能界、メディア、政府が対象だろうね。主に一番経済の邪魔をしている。

17. 2014年2月08日 04:57:09 : YuTbTjzGIo
でも、いつも自ら電車に飛び込んだり、この世からリストラされるのって庶民なんだよねー。
芸能界とかメディアってしぶといよねw 殺してもただでは死なないような。
一般庶民のほうが数が多いんだから何とかならないもんかね?
数が多いのに何も出来ないから烏合の衆って馬鹿にされちゃうんだよね・・・TVなんか見なきゃいいのに見ちゃうんだもんなーw

18. 2014年2月08日 05:42:09 : bwFzMVs2eU

   博打打ちが儲かった、損した、と騒いでいるが、結局は胴元だけが寺銭を稼いで景気が良い

   と言ってるだけ、博打(株)に手を出せる余裕の有る奴は損しても笑えるが、生活掛けての

   博打打ちは救い様がない、年金 保険金 預貯金を使われりゃ、暴れる奴も出てくるわなぁ

   胴元も博打台ヒックリ仮したら良いだけ、何なら、八百長、持ち逃げも有るわなぁ



19. 2014年2月08日 07:37:08 : YxpFguEt7k
堤未果氏
「実体経済と反比例して、(米)国内の報道は明るい内容だ。失業率の低下に加え、住宅市場の回復し、株価が上昇し、失業率は下がり出し、「米国経済は回復に向かっている」というニュースを繰り返す。だがこうした政府発表について、多くの国民は懐疑的だ。CNNの世論調査では、国民の七割が「景気は回復していないと思う」と答えている。」
http://blogs.yahoo.co.jp/bunbaba530/68640409.html

政府は景気が良くなったとプロパガンダするものなんですね。そりゃお手柄と思われたいもんね。


20. 2014年2月08日 09:09:00 : mHQxj6FMsk
グローバル化によるリバランスが新興国労働者と先進国労働者の壁をこえてますます進んでいく中、労働者一人の個人的努力で現在の労賃を維持するのには限界があることも確か。

21. 2014年2月08日 10:17:34 : oFrNSoS8CU
 ゴミ売り新聞・テレビに浮かれている間に、いつの間にか自分の浸っているぬるま湯が激変しているのに、物事をまともに見つめる眼力が鈍っているもんだから、こんな筈じゃなかった、ちょうしまったと手遅れを嘆く日々。あのチンピラアベノゲリコゾーみたいな三流動物を、よくもまあ毎日飽きもせず眺めているにゃあ。

22. 2014年2月08日 11:17:48 : NrnWIa4XYo
基礎年金しか貰えないような非正規社員の若者、中年が今後増え、しかも基礎年金を減らす方向なのだから、この人達やそれに限らず今後同類になって行く人が増えれば年収は100万円に近くなって行く可能性は確かにあるかも知れません。
しかもその基礎年金から介護保険や支援保険について掛金の分を差し引かれるのですが、これが年収にカウントされているのかどうか、それとこの掛金を今後は国がどれだけ増やして実質手取り年金を減らすつもりなのか、が見えていません。
マクドナルドの業績不振の一部の原因はこうした年齢層の状況と老後不安があるのではないでしょうか?


23. 2014年2月08日 11:29:24 : nJF6kGWndY
>>10 国家体制をグローバル化する前の段階に戻し、貧乏でもそれなりに社会参加が出来、また社会福祉受給も権利の内と考える

別にグローバル化とは無関係に、今でも貧乏でも選挙権があるし 社会福祉受給の権利もあるのでは?

変化する環境に適応しなければ、資源のない日本は、海外との資源獲得競争に負けて、さらに貧困化するだけだというのが現実だ

それは個人も同じことで、文句ばかり言って、何もしなければ、さらに貧困になっていく

そうした事態を避けるには、ドイツのシュレーダー改革やオランダの改革など、国民自身が変わらなければダメだろうな


http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303996604579367813147051476.html?dsk=y

2014年 2月 07日 13:12 JST
働き盛りの世代で増える男性の失業―長期失業者は就職がさらに困難に
By MARK PETERS AND DAVID WESSEL
[image]
Brian Kelly for The Wall Street Journal
2009年に職を失ったジョセフ・マロニーさん(シカゴ)
 米アーカンソー州のコミュニティーカレッジの奨学金申請担当者だったマーク・ライリー氏は53歳のとき、職を失った。同氏は「私はがくぜんとした。その日はちょうど娘の11歳の誕生日だった」と振り返る。上司は州の予算カットを理由に挙げた。

 それから3年近くがたつが、同氏はいまだに定職に就けずにいる。失業手当の給付は14カ月前に終わった。同氏はこの長期にわたる実りのない就職活動が、雇用主に長期失業者を雇用する意思がないことを示す証しだと述べる。

 同氏は「私たちは貧乏だが、破産はしていない」と述べ、「私たちにはまだ資産もあるし、車もある。資産もいくらかあるが、処分できないだけだ」と話した。

 ライリー氏の不満は多くの人々も感じていることだ。労働人口の中核である25歳から54歳の男性は6人に1人以上の割合で失業状態にあり、その数は1040万人に上る。仕事を探している人もいるが、探していない人も多い。この中には、仕事先が海外に移転しまったり、技術の進歩で仕事が奪われたりした人もいる。また、家族の事情や住宅の価値が住宅ローンの額より下がってしまい、転勤できない人もいる。政府の失業手当に頼っている人もいれば、配偶者の稼ぎに頼っている人もいる。

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 男性失業者の多さは、過去75年間で最悪のリセッション(景気後退)からの回復の遅さを示す兆候の一つだ。加えて、エコノミストらによれば、多くの労働者が適応できないほどの速さで、テクノロジーとグローバリゼーションに伴う雇用の変質が起きている。

 政府のデータによれば、1970年代初めには、25歳から54歳の米国人男性の失業率はわずか6%だった。しかし、2007年遅くには13%になった。景気後退の最悪期にあたる09年は20%近くが失業していた。

 それ以降景気が回復し、失業率は低下しているものの、昨年12月の時点では労働年齢の男性のうち17%は職に就いていない。そのうち3分の2以上は仕事を探していないため、政府は彼らを失業者とみなしていない。

 女性については、状況が異なる。1950年代には、25歳から54歳の女性のうち就業者は3分の1にとどまっていた。就業率は1990年代まで徐々に上がり続け、その後、横ばいで推移している。理由は不明だ。直近のデータによると、約70%が働き、30%が働いていない。

 勤労を高く評価し、家族を支える大黒柱を歓迎してきた社会では、仕事を持たない男性は孤立した存在だ。マサチューセッツ工科大学(MIT)の経済学者、デービッド・オーター氏は「われわれの文化は勤労を尊重し、勤労そのものを善とみなす」と述べる。

 長期失業者の見通しの暗さ―求職中の男性の40%は、失業期間が6カ月ないしそれ以上に及んでいると語る―は、政策決定者やエコノミストに警告を発している。データによると、失業期間が長くなれば長くなるほど、職を見つけるのが難しくなるからだ。

 調査によると、失業者の大半は、就業者が週末を過ごすのと同じように日々を過ごしている。つまり、テレビを見て、運動して、寝るという生活だ。エコノミストらによれば、問題の一つは、売り物になる技能がほとんどなく、教育水準も低い男性が、就職したいと思えるほどの給与がもらえる職を見つけられないことにある。

 1970年代初頭以降、高校中退者のインフレ調整後の平均賃金は約25%低下しているが、高卒で大学の学位を持たない人の賃金は15%の低下にとどまっている。つまるところ、多くの有効求人は給与が男性に応募を促すほど高くない。就職に転居が伴ったり、通勤時間が長くなったり、公的給付をあきらめる必要が出てきたりすると、特にそうなる。

 就業中、ないし少なくとも求職中の男性の比率が、現在までにリセッション前の水準に近づくだろうと予想してきたエコノミストらは、あぜんとしている。この問題について研究しているジョンズ・ホプキンス大学のロバート・モフェット氏は、「状況はだんだん悪くなっているように見える。これは予想外だ」と話している。


24. 2014年2月08日 14:32:13 : pr9XWFtD4A
庶民がどんどん貧しくなっていくのに税金や公共料金や物価はどんどん上がっていく。同じ日本人なんだから少しは負担を分け合う方向で行けないものなのか。
このまま行くととてつもなく貧富の差が広がって日本はらしさを失いアメリカのような社会になるのだろうな。

25. 2014年2月08日 16:22:45 : c9U8mO2QiY

     1個1000万円の腕時計が売られているそうだ。派遣の5年分だ。

     貧しくなるものも増えるが、一方で1%のこういう金持ちはますます富み栄えるのだろう。

      


26. 2014年2月08日 19:43:13 : HV6IU5tVho
企業は、利益を上げ株主に配当するのが目的で労働者はその歯車だ。
と高級奴隷?が言っています。
既に、貧乏人が怒っても「カネ」の鎖でしっかりと繋いでいるから何を言っても逆らう事が出来ないから大丈夫だと思っている様です。

 彼らのやり方は目先の利益にとらわれて労働者が需要源であることを無視しているから繁栄する事なく墜ちていきます。従順に従っても最後は脱落させられるでしょう。高級奴隷といえども脱落までの時間が少し違うだけです。

 このシステムは、全員が不幸になる邪悪なシステムです。
最後は、家畜の様になります。支配されても反抗する意識が起きなくなります。これが狙いです。

 ですから理不尽なことは絶対に認めないことにしましょう。
企業は投資家のものなら投資の原資の根拠は何か。単なるずる賢さならパート労働の価値より低い筈です。利権と言うより収奪で得た「カネ」というのが相応しい。

 投資家や企業が労働者を部品として見るのではなく労働と需要の二面を持つ生活者とみれば必ず社会は共栄するでしょう。しかし邪悪はこのような社会になることを最も恐れています。因みにDarknessは邪悪と言う意味もある様です。


27. 2014年2月09日 05:13:01 : 5IXL1QvpUo
今の世は地獄である。
その原因となっているユダヤ国際資本体制をぶち壊すには、アメリカに世界中の金が還流しようとしている今こそ(世界中がアメリカに尻の毛まで抜かれる前)アメリカに大地震でも起きるしかない。
それしかアメリカの息の根を止める方法は無いだろう。
そう、神頼みである。

現実的誇りを持とうではないか
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h26/jiji140114_884.html
米国経済も米国民のムードも5年半にわたる金融緩和(カンフル剤)効果で良好である。ドルは国際通貨で世界のカネだからFRBの金融緩和は世界のマネーの増加、だから効果は世界に及ぶ。
5年前に比べれば世界中どこでも幸せそうな顔は増えたし、贅沢話も多く聞かれるようになった。アメリカ(FRB)が年内緩和縮小と出口模索になると世界に出回っていた世界の通貨(ドル)が故郷(アメリカ)に里帰りとなる。この流れは昨年5月バーナンキFRB議長が緩和縮小の可能性についての議会証言を行って以来続いている。
私の「下り坂哲学」で明らかなように先進国の経済成長は望めないから緩和資金というカンフル剤は引退(成長停止)している老人(先進国)に空元気を与えるに過ぎない。カンフル剤(金融緩和)がなくなると空元気の疲れで心臓麻痺(債券市場混乱)や心筋梗塞(株価暴落)が起きる。
空元気の時間が長いだけ闘病生活(不況期間)が長くなる。
世界で最も高齢であった日本は最後の最後まで頑張ってカンフル剤注射(緩和策導入)を避けてきたが、ついに周り(アメリカ)の誘惑に負けて、こともあろうにFRBの三倍量の異次元カンフル剤を老人に飲ませてしまった。アメリカは今やカンフル剤の量(緩和量)を少しずつ減らして老人の心臓麻痺や心筋梗塞を防ごうとしているのに日本はカンフル剤をお年寄りに見境なく飲ませ続けている。
アメリカは緩和政策で成長市場に資金(ドル)を押し出し、資金を2倍にも3倍にも肥らせて(増大化して)帰国の途に向かわせている。中国もブラジルもインドも2008年以来一体誰のための経済成長であったのか今になって分かった筈。
このようにFRBの緩和策により世界にばら撒いた緩和資金は大きく肥って続々と故郷(アメリカ)に帰っている。今5年半にわたって行ったFRBの金融緩和政策は大成功のうちに幕を閉じようとしている。


28. 2014年2月09日 05:21:09 : ESgW4yyyt6
いやあもうこれは不動産でっせ
バブルの付け延々たらい回しにしてる1勢力が暗躍してるのはほぼ間違いない

29. 2014年2月09日 05:56:14 : ESgW4yyyt6
それに内務省の人がややこしい経路で浮いてるのあったでしょ
あれはスノーデン効果だな
毛取られるのを異様に懸念した案件があったんだろ
当時は珍しく温暖でしけってて事故だろうなまあ

30. 2014年2月09日 06:32:52 : OWdgx2BhYY
メキシコで読んでいる。
>7に同意します。

いまだにマルクスレーニンに頭を汚染した輩が生きていることに驚き。


外国人に生活保護を与えるというのは”豊かな国の善政”であるな。


31. 2014年2月09日 09:08:01 : WzX8nPCmYM
いろんな社会問題について何をどこから言えばよいのか、その判断は言葉を選びきれないほど非常に複雑で難しい問題でしょう。だが、先のことであるから備えておくべき緊急課題のように捉え、何かしら考えておかなければならない。

投稿記事の趣旨は恐らく、日本が天候晴朗のもと次々と難題を解決しながら快速前進している状況ではないことについて暗に警告を発し、遠くない将来において予想される行き詰まり状態においても克服して生き残らなければならないと言っているようでもある。

ここでは多くの皆さんの見方は冷静で的を得ているような感じは強いものがあるようだ。けっこう様々な角度から多種多様に言い当てているようでもあります。それならば将来の日本は前途揚々ですね!?

しかし、なかなか現実が思うようにならないことは今まで嫌というほど痛感して皆の方が既にこのままでは先細る日本経済の好転があまり期待できそうにない現実を知っている。

現実を正しく思うとおりに変えるとは、そのメカニズムを考えるなら人の頭の中が従来の考えと変わっていなければ現実社会には何の変化もないだろう。当たり前のことで今の人間が世の中を営んでいるという状況が先ず眼下に横たわっています。

何をどこから考えるべきか、見る角度を変えると有名な法華経の例え話があります。

それは法華経譬喩品第三(ひゆほんだいさん)に説かれている三車火宅の譬(さんしゃかたくのたとえ)というものである。法華経七譬(ほけきょうしちひ)の第一に当たる譬えとして有名なものです。

おおよその大意ですが

家が火事で燃え盛っていることを知らないまま家の中で遊んでいる子供たちを救い出すために、長者である親が子供たちに羊車(ようしゃ)・鹿車(ろくしゃ)・牛車(ごっしゃ)の三つを示して誘い出そうとした方便(ほうべん)のことで、火宅から出てきた子供らには、それらの三車に勝るとも劣らない大白牛車(だいびゃくごっしゃ)を与えたという例え話の物語が説かれている。

現実を変えるには今の日本人の意識の中身が変わっていかなければならない。

そして日本人には肝心の知恵となるべき価値観が一式丸ごとスッポリと抜けている。そこのところを日本人の親から子へ、子から孫へと教え継がれていたのであれば全くあり得ないような現実社会を今の我々は生きているのである。

法華経誹謗の恐ろしさを言うまでもなく、今の日本人が現実を変えるとは、日本人の心に失われていた正義を取り戻し、意識を変えて取り組まなければ空虚な現実に嘆くだけで目的の成就は諦めて今まで通りの結果や予想に甘んじなければならないようなものです。

正法は広がる運命にあります。邪法には終焉する運命があります。

いずれなのかいつなのか。

日本人は今直ぐにでも正法を手にして戦うべきなのであります。


32. 和楽踊り 2014年2月09日 09:52:11 : 9hkFjVd/uY9Ag : oxxqlt69RQ
SONYの失敗は小さくすることにだけ集中したからです
トランジスタの利用で巨大化したメーカーが、ICチップを利用したアップルに完敗したのです。しかも儲けたお金をアメリカで無駄に使ってしまった。
今は使われていない8ミリビデオを私は7台も買ったが、保証期限を過ぎるとすぐに壊れた。修理代が2万円もして。1年たつとまた壊れる。当時はSONYタイマーという言葉まで普及した。
耐久性を無視して小さくしていった。新製品の開発段階ではバケツの水中に落として、泡を調べたという。これでは修理用の空間がゼロになる。
日立や東芝が生き残ったのは、製品の耐久性にある。

33. 2014年2月09日 17:08:18 : di4ndHWOsQ
リストラして出て行くのは優秀な人材。
それ以前に、この記事主と同じ様なアホな考えしか持たない経営者が、社内の人事や機構を弄くり回して社員のやる気どころか、その能力まで搾り取っているのがそもそもの日本企業の衰退の原因では。
ハイテクの知識(ハイテクだけでなくて本当の技術は)一夕一朝では手に入らない。
継続した知識の吸収と、実地での研鑽、そして協力者が必要。
円安による一時的な業績の回復に浮かれていれば、本質的な衰退原因にきずかずにどこまでも落ちていく。

34. 2014年2月09日 17:13:17 : WzX8nPCmYM

ソニー製55インチのブラビアをモニターにしてるんだけどさ、結構いいよ。

なるほど小さくして行ったら見づらくなるから消費者は買わなくなるだろうね。



35. 2014年2月11日 14:55:42 : 0I0g5UgQLI
この筆者と、それに続くフォローコメントが言う、

「それを覚悟した上で人生設計しなければならない」
「現実を直視しろ」
「現実を受け止めろ」

とは裏返せば、
低賃金採用と賃金下落は仕方ないのだからサラリーマンは黙って従え
という意味に他ならない。

そりゃ始めからサラリーマンにあきらめてもらえば企業側は楽だ。

苦難の時代になったのを伝えたい以上に、
それを徹底的に想像させてサラリーマンの心をくじき抵抗意欲を失わせて
企業側に利するようにして株価上昇で投資家大もうけ、
とかそんな腹積もりだな。
マスコミの厳しい就職戦線報道が採用側を無駄に増長させて
就職活動をますます厳しいものにしたのと同じ。

巷の論者によるこの手のマインドリードは珍しくもないが、
普通はある程度の警鐘の体裁を取ってやるのに対して、
こうも居丈高にどぎつい表現を並べ立てて来るのは
単に筆者の性格の問題だろう。

自分の願望や欲望を抑制した事がなさそうな率直な内面がよく出ている。


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