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2014.02.07 親も知らない今どき入試
今週は大学3年生が選ぶ、人気企業ランクを紹介する。大学生のゼミやサークルなどを支援する毎日コムネットグループで、就職支援を手掛けるワークス・ジャパンが調査した。
昨年10月上旬から今年1月下旬まで、ウェブを含めて来春卒業(修了)予定の大学3年生と大学院1年生に5社連記のアンケートを行い、7715人から回答を得た。
トップは昨年に続いて三菱東京UFJ銀行で、三菱商事、ジェイアール東日本企画と続いた。
今年の傾向について、ワークス・ジャパンの清水信一郎社長は「最近の学生には、身近でなじみがあり、わかりやすい企業が人気です。一方で、三菱東京UFJ銀、日本生命保険など業界トップの企業も人気で安定志向も根強いようです。昨年までの金融人気が落ち着き、今年は商社、インフラ、鉄道、レジャー関係の人気がアップしています」と話す。
金融人気に大きく影響したのが、「倍返し」のセリフが流行語となり、高視聴率だったドラマ「半沢直樹」だろう。銀行を舞台にしていただけに、そのリアリティーから働きたいと思う人が増えた半面、職場環境が厳しいと敬遠する人も出たとみられる。
最近の傾向として、JR東海やJR東日本などのような鉄道の人気も高い。11位以下でも、東京メトロ、小田急電鉄などが上位だった。
清水氏は「JR各社は不動産事業にも力を入れています。国が鉄道の輸出に力を入れていることで、(鉄道会社が)グローバル企業になってきていることも人気の理由です。鉄道の相互乗り入れや昨年の副都心線に見られる新線開業などポジティブな動きが学生に好印象を与えています。また、鉄道は普段から使うなど身近なこともあり、人気なのでしょう」と分析する。
一方、同調査によると、自動車や電機各社はあまり人気がない。トヨタ自動車は業績が伸び、世界的企業であるにもかかわらず、100位にも入っていない。今の学生はあまり自動車に乗らず、身近さ、なじみがないことが大きいようだ。
就活は、これからが本番だ。今年は景気回復の兆しが見え、業績好調な企業での採用が活発となっている。
■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。
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