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広々/(C)日刊ゲンダイ
最大260部屋、大浴場も 大型シェアハウスの住み心地
http://gendai.net/articles/view/life/147767
2014年2月6日 日刊ゲンダイ
ひとつの住居を複数人で共有するシェアハウスが進化中だ。多くの物件が、敷金、礼金、仲介手数料がないため経済面の負担が軽く、当初は若者に注目された。主力は20〜30ルーム。最近はバスルームやキッチンなど共有部分の設備が充実し、規模の大型化が進む。昨春には、日本最大260ルームの超大型物件が登場して――。
昨年3月から入居が始まった「コンフォート蒲田」は、8階建て、全260室もある大型シェアハウス。単純計算でワンフロアに30室あまり、まるで巨大なビジネスホテルのよう。京急線・雑色駅から徒歩7分と足の便も悪くない。物件を手がけた「(株)オークハウス」の広報担当・寺内彩乃氏が言う。
「間もなくオープンから1年ですが、規模では日本最大。入居状況は順調で現在も満室です。入居者数は男女ほぼ半々。年齢は20、30代中心ですが、50代の単身赴任者もいますよ。個室は広さが6畳弱でエアコン、ベッド、冷蔵庫、机、収納、姿見付き。大浴場は1階にあり、トイレは各フロアに。キッチンは1階ラウンジの共有スペースのほか、各階にミニキッチンが付いています。それでいて、家賃は月に6万円ちょっと。これが最大の魅力でしょう」
入居時に管理費として2万円がかかるが、敷金、礼金、更新料は不要。家賃以外の負担は「水光熱費としてコミコミで毎月1万円」(寺内氏)だけ。7万円ちょいの負担で済むのだから、経済的には若者でなくとも魅力的だ。
大浴場はひとつだが、フィットネスジムのように個別のシャワールームを備える。こうした設備面の充実度が高い点も人気の一因か。
■設備も“部活”も充実。車も映画室もシェア
「昨年12月からオリックス自動車と業務提携をして、施設内にカーシェアを導入しました。駐車場にホンダのミニバン1台がスタンバイ。通常1000円のICカード発行手数料も無料です。また、ラウンジフロアにあるドラム練習などに使用可能な防音ルーム、ダンススタジオ、シアタールームなど付加価値がいっぱいです」(寺内氏)
シーツ1枚あれば入居できるのが、シェアハウスの利点だそうだ。
こうした大型物件は「企業の社員寮をリノベーションしたもの」で開発が進む。同社では、3月に東小金井で170ルーム、直後に西葛西で100ルームの物件がオープンを待つ。
「大型物件は大人数なりの魅力もあります。たとえば、蒲田の物件には料理部や朝活部など、同じ趣味を持つ住民が集まる部活動が20ほどあります。住民同士の交流はほかにもあって、英会話の先生が帰宅後に住人に格安レッスンをしたり、ヨガの先生がヨガを教えたり。マッサージ院で働く人がチラシを配り、ラウンジでマッサージをしていることもありますよ」(寺内氏)
和気あいあいではないか。ちなみに、この物件では、入居者同士がココで出会って結婚したケースがあるそうだ。
大型物件はいいことずくめだ。
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