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意味がない4Kテレビ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4617540.html
2014年02月03日 NEVADAブログ
日本のTVメーカーは、<3D テレビ>と同じ失敗をしようとしています。
4KTVです。
フルハイビジョンの4倍の繊細さを持つと宣伝されていますが、この4倍の機能に対応する番組・ソフトが殆どないのです。
利益率が高いとして売り込んでいますが、肝心の機能を使いこなせない状態になっていることを全く宣伝せずに、ただ売り込みを図る販売戦略は、かつて<3 DTV>で失敗した時と全く同じです。
<3D TV>を覚えている方も多いと思いますが、いったいどうなったでしょうか?
高い<3D TV>を買ったものの、そのままその機能が使われずになっているものが殆どではないでしょうか?
本来ならソフトを充実させ、また番組も充実させてから販売をするべきですが、今の日本メーカはそのようなことはお構いなしに、ただ高く売れる、儲かるということで、まず売りありきになっており、このままでは、<3D TV>の二の舞になり、信頼を失い、完全に日本のTVメーカーが淘汰されることになり兼ねません。
消費者のことを無視するようなビジネスモデルを取っていたために今の惨状があることを理解せずに、ただひたすら目先の利益を追い求める日本の家電メーカーが生き残るとは到底思えません。
2013年に出荷された薄型TVは2012年に比べ16.7%減少の537.6万台になり、3年連続減少していますが、この水準は2005年の450万台以来となる8年ぶりの低水準となっています。
では最高の売上台数は?
地デジの駆け込み需要があった2010年の2519万台となっています。
今年、利益率の高い<4K TV>を売り込んで落ち込みをカバーしようとするのでしょうが、消費者がいつこの<4KTV>の実態に気づくかによっては、在庫の山を作ることになり兼ねません。
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