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昨年10月の記者会見/(C)日刊ゲンダイ
旧3行が一致団結? みずほ新頭取に“ダメ出し”言いたい放題
http://gendai.net/articles/view/news/147643
2014年1月31日 日刊ゲンダイ
「みずほの佐藤(康博)頭取は昨秋に比べ7キロ痩せたらしい」
金融関係者が囁き合っている。昨年10月上旬、佐藤頭取(61)は暴力団融資問題で、初めて記者会見を開いた。心労は激しく、食事も喉を通らなかったろう。
今月23日、ようやく頭取辞任を公表。新頭取の指名で、肩の荷は少し軽くなったかもしれないが、早くも次期頭取の“陰口”が駆け巡っている。
新頭取は旧富士銀行出身の林信秀副頭取(56=4月1日付)。佐藤頭取は「(林氏は)海外ビジネスが長く、国内営業の経験も豊富で、みずほを引っ張っていく要件を最も満たしている」と話した。
■消去法のトップ人事だっただけに…
ところが周囲の評価はまるで違う。「英語は確かにペラペラ。でも、それだけ」「気が短い」「マルガイ(海外畑)は副頭取が限界」「空気のような存在」と、まあ言いたい放題なのだ。
「本人には気の毒ですが、消去法で決まった人事だけに、批判めいた声が上がるのは仕方ない。旧興銀には高橋秀行副頭取や安部大作副頭取といった実力者がいるし、旧富士にも岡部俊胤副頭取、辻田泰徳副頭取などエースといわれる人物がいます。ただ、彼らは個人営業部門など暴力団融資に絡む部署を担当していた。無関係なのは林副頭取だけでした」(経済ジャーナリストの大山功男氏)
みずほは、旧興銀、旧富士、旧第一勧銀の3行合併で誕生。今でも行内の派閥争いは激しいが、「今回のトップ人事は3行一致してダメ出ししている」(メガバンク関係者)とすら伝わる。
「株主総会を乗り切るための苦肉の策でした。だから新頭取は短命で終わる可能性が高い。でも、地位は人を作るといいます。意外な実力を発揮するかもしれません」(経済ジャーナリストの小林佳樹氏)
旧興銀OBは、こんなことを言っていた。「副頭取までは実力でなれるが、頭取は時の運」。林新頭取には運がある。周囲の雑音に負けず、みずほの信頼回復に全力投球できるかどうか。
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