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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA0U05J20140131
2014年 01月 31日 15:40 JST
[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落。終値は92円安の1万4914円で昨年11月14日以来2カ月半ぶりの安値水準となった。朝方は新興国不安がやや後退したことなどで円高が一服、前日大幅安の反動もあり主力輸出株などが買われ、一時136円高まで上昇した。
だが、買い一巡後は海外投資家とみられるポジション調整売りが上値を圧迫した。後場は手がかり材料に欠ける中、先物主導で下げに転じた。
前日の米株上昇に加え、トルコリラや南アフリカランドが持ち直して新興国不安はやや後退したものの、楽観的なムードは続かなかった。最近の乱高下に対する警戒感から積極的に動く投資家は少なく、週末、月末要因などもあり徐々に上げ幅を縮小。後場に入ると先物安による裁定解消売りで下げ幅が200円を超える場面もあった。
春節(旧正月)のためアジアの主要市場が休場で手がかり材料に乏しいなか、引き続き海外投資家のポジション調整売りが出たとみられている。きょう前半のピークを迎える国内企業の決算発表を見極めたいとのムードが広がったほか、あすの中国製造業PMI(政府発表)や来週の米雇用統計などを控え、週末に大きくポジションを傾けたくないとの投資家心理が働いた。市場では「売買高は高水準で個人の物色意欲は健在。好業績株や信用買い残の少ない需給の良い銘柄が物色された」(国内証券)との声が出ていた。
個別銘柄では、日通(9062.T: 株価, ニュース, レポート)が後場買われた。31日午後に発表した2013年4―12月期決算で、連結営業利益が前年同期比20.7%増と好調だったことを評価した。前日に好決算を発表したNEC(6701.T: 株価, ニュース, レポート)も高い。半面、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)は続落。前日発表した10─12月期営業利益が市場予想を下回ったことが嫌気された。
東証1部騰落数は、値上がり694銘柄に対し、値下がりが948銘柄、変わらずが138銘柄だった。
(河口浩一)
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