http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/399.html
Tweet |
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu304.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
昨日の反発は103円台半ば(正確には高値103円50銭手前)でストップ。
この先、101円を通過して、100円台に突入する可能性があると考えます。
2014年1月30日 木曜日
◆東京株暴落、一時今年最大の下げ幅 午前終値は511円安の1万4872円 1月30日 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000523-san-bus_all
30日の東京株式市場は大幅反落している。日経平均株価の午前終値は、前日比511円53銭安の1万4872円38銭。全面安のなか、一時下げ幅は取引時間中としては今年最大となる530円まで広がった。
前日は403円高と大幅反発したが、これを上回る下げ幅で帳消しになった。前日終値で回復したばかりの1万5000円を通り越して、1万4800円台まで値下がりした。安値の1万4853円は、昨年11月14日以来、2カ月半ぶりの安値水準。
米連邦準備制度理事会(FRB)が量的金融緩和を2月からさらに縮小すると決めたことが嫌気され、前日のダウ工業株30種平均が189ドル安となるなど、欧米主要株式市場が軒並み下落した影響を受けた。アジア市場も一部を除いて反落している。
また円相場も再び1ドル=102円台前半で値上がりしていることも投資家から嫌気されるなど、マイナス要素が集中した。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比38.15ポイント安の1218.03。出来高は概算で14億9800万株。売買代金は1兆4500億円だった。東証1部銘柄の騰落は値下がりが97%の1729に及び、値上がりは40、変わらずは11にとどまった。それでもストップ安はなかった。
◆今日のポジション(1/30) 大荒れの為替急落、どこまで円高になるのか? 1月30日 為替王
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51999700.html
為替市場は私たちの予想通り、大荒れの展開が続いています。
先週までに、円安から円高トレンドに転換した。との私たちの予想はズバリ的中。
その後、今週は、月曜から火曜にかけて急反発しましたが、昨日(水曜)朝のブログ記事において、私たちは再度下落すると予想。
本当に私たちが警戒したシナリオ通りに、
昨夜、為替レート(対円相場)は再び一斉に急落しました。
●米ドル
「目先の上方向の目処は103円台半ば」(1/29ブログ記事より)と明言。
まさにその通り、昨日の反発は103円台半ば(正確には高値103円50銭手前)でストップ。
「再度下向きにずるっとなる」(1/29ブログ記事より)と申し上げました通り、昨夜は本当に“ずるっ”と急落。当初掲げていたターゲット(101.8円)に再び到達しました。
(⇒どうして1ドル101円に急落することを予想できたのか?)
(※よくある失敗例は、今週101円台まで急落した直後、103円台まで戻ってきたのを見て、「あー、やっぱり円安か!」「安くドルを買うチャンスを逃した!」「早く買わなきゃ!」と焦って、103円台で買った後、昨夜の急落を見て怖くなってロスカット。このように特に根拠もなく、日々の相場変動にふりまわされてしまうのが本当によくある失敗例なので避けてください。)
さて今後の見通しとしましても、非常によろしくありません。
当初は下落ターゲット101.8円が出ていて、今週は月曜そして昨夜の2度到達して、そこで止まっているわけですが、さらに新たな下落リスクも抱えた状態と判断します。
今朝の水準(102円台前半の水準)がちょっとしたサポート帯になっているものの、この先、101円を通過して、100円台に突入する可能性があると考えます。
●豪ドル
昨朝のブログ記事で、「トレンドが上向きに転じたわけではなく、下落トレンドの最中の反発の域を出ていない。・・・再度、下落に転じて、下落が拡大するリスクも抱えた状態」と申し上げました通り。
昨夜は91円近辺から89円へと一気に2円近く急落しました。先週末から今週月曜朝にかけて記録した安値88円台には及んでいませんが、これも非常に不安定な状況です。最大ターゲットについては先週から一貫して申し上げております「90円を大きく割り込んで87円〜86円が現実的な目処になる」との見方を維持します。
●その他の注目通貨
注目したい通貨として、まずスイスフラン円。
114円台にかなり強力な下値サポート帯が形成されています。
今朝もまだ114円をキープしていますが、このサポート帯を割り込む可能性が少なからずあり、下値目処はやや大きくなりますが一気に111円台へ急落するリスクもあると考えます。
次にNZドル円。
年末の円安の恩恵をもっとも受けた通貨のひとつでしたが、トレンドが完全に円高へ転換しています。先週までですでに大きく下落しましたが、今週は今朝の水準でもある84円近辺がちょっとした攻防ラインになっており、ここを完全に割り込みますと、一気に82円台へと下落が拡大するリスクがあると考えます。
ユーロなどは特別大きな下落リスクが見られるわけではありませんが、ユーロ円は138円近く、ポンド円は166円から165円突入のリスクもあるかなと思います。
(私のコメント)
株式市場や為替市場がまた波乱含みですが、アメリカの金融政策の転換は新興国に大きな影響をもたらす。FRBは毎月6兆円の国債や不動産担保証券を買ってドルをばら撒いてきましたが、そのドルは投資家を通じて新興国に投資されてきた。新興国の金利が高く新興国ブームに乗って投資されてきた。
アメリカの投資家は、新興国にはインフラ整備などの資金需要が旺盛であり、さらにドルを大量に持つ資産家はドルの避難先として円を買う投資プログラムで運用されている。日本も大規模な金融緩和で市場に円が供給されているわけですが、アメリカのように株式に投資する金融機関は少なく、国債を売っても現金は銀行に積み上げられるだけで動いていない。
日本の銀行はリスクに対する感覚が過敏になりすぎて、貸し出しに対しては極端に慎重になりすぎているからだ。現に私が銀行に借りに行っても、信用保証協会の保証を付けろとか預金担保でしか貸してくれなかった。これなら貸し倒れが無いから貸せるのでしょうが、銀行の支店長でも信用貸しは300万が限度であり、それ以上はすべてが本部決済だ。
確かにバブル崩壊以降は、どこもかしこも倒産ラッシュで貸し倒れが続出した。しかし政治家やマスコミなどはこのような現場の状況が分からないから、バブル崩壊以降の対策は後手後手に回った。FRBのバーナンキ議長が蛮勇をふるって大規模な金融緩和をやって、ようやく日本も黒田日銀総裁に代わり大規模な金融緩和をして円安株高に持っていく事が出来た。
日本銀行自体がインフレに過剰に警戒して金融を引き締めてきたから円高になり株安になった。なぜ円高が止まらないのか? 景気が良くならないのか? と言う疑問に日本の経済学者も答えが出せなかった。インフレターゲット政策すら日本では少数派であり、構造改革ばかり言うだけだった。構造改革で建設業は潰されてきましたが、最近では建設業者が足りなくて東日本大震災の復旧すら進まない。小泉構造改革は間違っていたのだ。
最近の株安は、FRBが金融緩和解除に踏み切ったからですが、それが新興国からの金融の引き揚げに繋がり新興国の通貨が暴落して金利が引き上げられている。アメリカ国内でも株が売られて債券が買われる。さらには通貨の下落をカバーするために円が買われる。以前にも書きましたが、日本の金融政策が世界に資金の供給元になり円からドルに投資され、アメリカの投資ファンドがそれを新興国に投資されてきた。
世界の基軸通貨としてドルが使われていますが、そのドルの信用を裏付けているのが日本の円であり、日本はずっとゼロ金利状態で世界に資金を供給してきた。しかし日本の円には軍事力などの裏付けがないからアメリカ経由で金を貸さなければならない。日本が直接中国や韓国に金を貸しても返さないか踏み倒されていますが、アメリカを経由して中国や韓国に金を貸せば中国や韓国は金をアメリカに返す。
中国は確かに日本よりもドルを買っていますが、その外貨を稼がせているのは日本からの経済援助であり技術援助なのだ。日本は日本でアメリカに対する黒字批判を回避するために中国やアジアを経由してアメリカに輸出している。つまり中国経済韓国経済は鵜飼の鵜であり鵜匠は日本なのだ。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。