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トヨタ最高益の実態は?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4615746.html
2014年01月30日 NEVADAブログ
日経は一面トップでトヨタが最高益を更新すると大々的に報じていますが、同時に発表されています全社の生産台数一覧を見ますと、意外な数字が並んでいます。
トヨタ 国内生産 3,356,899台 (−3.9%)
輸出 1,899,648台 (−2.4%)
国内販売 1,584,316台 (−6.4%)
生産も減り、輸出も減り、国内販売も減っているにもかかわらず最高益とはどのようなからくりとなっているのでしょうか?
答えは海外生産です。
海外生産 5,535,196台 (+5.6%)
トヨタの営業利益最高更新は、輸出部門と円安での海外部門の利益かさ上げが大きく、上記の国内生産・販売・輸出を見れば、トヨタは衰退していると見えるのです。
一面トップ報道では分からない「事実」と言えます。
これが今日の東京市場で株価が大台の6,000円を割り込んだ理由です。
◇
トヨタ6年ぶり営業最高益 今期、リーマン前上回る 営業益2.3兆円の公算
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASGD2905S_29012014MM8000
2014/1/30 2:05 (2014/1/30 2:00更新) 日経新聞
トヨタ自動車の連結営業利益(米国会計基準)が6年ぶりに最高となる見通しだ。2014年3月期はこれまでの最高だった08年3月期(2兆2703億円)を上回り、2兆3千億円(前期比約7割増)を超えるのは、ほぼ確実とみられる。北米など海外で販売が伸び、想定以上の円安も利益を押し上げる。トヨタが6年ぶりに最高益を更新することは日本企業の稼ぐ力がリーマン・ショック前を上回りつつある象徴といえそうだ。
北米やアジアなど需要拡大が見込める市場で集中的に新型車などを投入し、着実に需要を取り込む戦略が収益回復の背景にある。グループを含めた世界生産は13年に世界の自動車メーカーで初めて1千万台を超え、同販売も過去最高となった。
北米では主力セダン「カムリ」などの販売が伸びるほか、アジアや中東では多目的スポーツ車(SUV)の需要が高まった。国内は消費増税前の駆け込み需要もあり「アクア」などハイブリッド車(HV)が好調だ。
想定を上回る円安効果も大きい。通期の為替レートは1ドル=97円、1ユーロ=130円を想定しているが、足元の実勢はそれぞれ5円、10円程度円安で推移する。トヨタは対ドルで1円の円安が年間の営業利益を約400億円押し上げる。
従来予想(2兆2千億円)を上回り、6年ぶりに最高益を更新する原動力の一つが体質改善だ。金融危機の影響で09年3月期に戦後初となる4610億円の営業赤字となったのを機に、構造改革に着手。通常の原価低減に加え、製造ラインの配置や長さまで変える全面的な見直しを進めた。前期までにコストを累計1兆3千億円規模で削減したところに販売増と円安が重なり、収益力が一段と高まった。
日米での販売増や円安を追い風に、今期は最高益を更新する自動車メーカーが相次ぐ。マツダや富士重工業、スズキが営業最高益を更新する見通しだ。いずれも金融危機後に進めた体質改善が成果となって表れる。
上場企業全体では今期の経常利益が前期比約3割増え、最高益だった08年3月期の約9割の水準に回復する見通し。全体の利益の約2割を稼ぎ、部品や素材など取引の裾野の広い自動車がけん引する形で、上場企業の収益力が一段と上向く可能性がある。
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