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1月は売り越し続き/(C)日刊ゲンダイ
相場に異変 市場が警戒する「2・7大暴落説」
http://gendai.net/articles/view/news/147533
2014年1月27日 日刊ゲンダイ
株式市場に不穏な空気が流れ始めている。昨年末、日経平均は1万6000円台を突破していたが、年明け以降、一度として、この水準に到達していない。日経平均はジリジリと下げ続け、27日、ついに1万5000円を割り込んでしまった。昨年の大納会より、1000円以上下げている。
「年初は調整局面だろうとタカをくくっていたが、どうも様子がおかしい。アルゼンチンの“通貨危機”も浮上し、相場がおかしくなっている。大暴落の前触れのような感じすら漂っています」(市場関係者)
東京市場を牽引してきた外国人投資家の動向も変わった。海外勢は昨年まで10兆円規模で「買い越し」ていたが、1月は1週、2週と連続で「売り越し」ている。
「日本市場からの撤退を決めたファンドがいくつも出てきたのでしょう。この先、短期間に数兆円規模の『売り』が出る恐れもあります」(株式アナリストの黒岩泰氏)
“売り浴びせ”のキッカケとなりそうな不安材料が、今週から2月上旬にかけていくつもある。
「中国のシャドーバンキングが、今月31日にデフォルトするのではないかと伝わっています」(第一生命経済研究所の西濱徹氏)
山西省の某シャドーバンキングは31日に30億元(約510億円)の償還を迎えるが、資金繰りに行き詰まっているという。デフォルトしたら、世界同時株安に突入しかねない。
運良くここを乗り切っても安心はできない。
「本当にヤバイのはソチ五輪の開会式がある2月7日です。テロ予告が頻発し、世界中の投資家は不安を抱いています。だから、この日を境に投資家は株式市場から資金を引き揚げる。ただでさえ、海外勢が逃げ始めている日本市場の被害は膨大でしょう」(黒岩泰氏)
米雇用統計の公表も2月7日(日本時間深夜)だ。相場を左右する重要イベントだけに、発表前に持ち株を処分する機関投資家は多い。そこにテロ警戒の売りが重なるのだ。
「1万4000円を割り込む」(証券アナリスト)と予測する専門家は少なくない。
ソチ五輪が無事終わるまで、個人投資家は様子見を決め込んだほうがよさそうだ。
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