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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu304.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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貿易収支は比較できる1979年以降で初めて、3年連続の赤字になった。
13年の赤字額は前年より65・3%増えた。原発再稼働は待ったなし。
2014年1月27日 月曜日
◆円高・株安、日経平均1万5000円割れ 1月27日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140127-OYT1T00210.htm
週明け27日の東京金融市場は、新興国経済への懸念の高まりを受けて、円高・株安が進んだ。
日経平均株価(225種)は一時、450円以上値下がりし、取引時間中としては昨年11月15日以来、約2か月半ぶりに1万5000円を割り込んだ。
東京株式市場では、前週末にニューヨークなど欧米の主要市場で株価が急落したことや、円高の進行を受けて、全面安の展開となった。日経平均の午前の終値は、前日終値比382円52銭安の1万5009円04銭だった。香港など27日のアジアの主要市場が大きく値下がりしていることも売りを誘っている。
一方、東京外国為替市場では、安全資産とされる円を買う動きが強まった。アルゼンチンやトルコなど経常赤字に苦しむ新興国から投資資金が流出し、通貨安となったことで、投資家のリスク回避姿勢が強まったためだ。
早朝の海外市場では一時、約1か月半ぶりに1ドル=101円台まで上昇。その後はやや値を戻し、東京市場では午前11時現在、前週末(午後5時)比1円09銭円高・ドル安の1ドル=102円27〜28銭で取引されている。
対ユーロは、同1円55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円91〜94銭で取引されている。
市場では、「日米経済は回復が続くとの見方は変わらないが、短期的には株価の調整局面が続く可能性もある」(大手証券)との見方が出ている。
◆13年の貿易赤字、過去最大11兆4745億円 1月27日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140127-OYT1T00190.htm?from=ylist
財務省が27日発表した2013年の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆4745億円の赤字だった。赤字額は、これまでで最大だった12年の6兆9411億円を大きく上回った。円安が進んで輸出額は3年ぶりに増えたが、火力発電用の液化天然ガス(LNG)などの輸入額の増加が上回った。
貿易収支は比較できる1979年以降で初めて、3年連続の赤字になった。13年の赤字額は前年より65・3%増えた。
貿易赤字は対中国(5兆215億円)、対欧州連合(EU、6487億円)がそれぞれ最大となった。対米国は6兆1198億円の黒字を確保した。
輸出額は前年比9・5%増の69兆7877億円だった。自動車が12・9%、ペットボトルの原料となるパラキシレンなどの有機化合物が38・8%、それぞれ増加した。輸出額が増えたのは、平均為替レートが1ドル=96・91円と、前年より21・8%の円安になったことが大きい。
(私のコメント)
日本の貿易赤字が3年連続して拡大していますが、やはり火力発電用の液化天然ガス(LNG)などの輸入額の増加が大きな要因になっている。円安にもかかわらず輸出が増えないのは、すでに輸出用の生産工場が海外に行ってしまって国内の空洞化が進んでしまったからだ。大企業なら国内工場を残しておけますが、中小企業は今更国内には戻れない。
中小企業でも国内に留まっていた工場は円安で儲かっているのでしょうが少ないだろう。円安になる事は東日本大震災で原発がストップしたことからも予想はできましたが、原発の停止が長期化する事で円安傾向も続くのでしょうが、新興国の経済金融不安で円が買われる事もある。
東京都知事選挙でも原発問題が焦点になっていますが、一基数千億円もする原発を停止させておくことは、国富の浪費であり、原発を停止させれば安全になるわけではない。燃料棒は常にプールの中に入れて循環させておかなければならない。原発即時ゼロにしたところで原発をどうやって解体するのか、解体した残材はどこに処分するのか決まっていない。
一基数千億円の原発を停止させ、毎月数千億円もかけて天然ガスを輸入しているのだから貿易赤字も定着する事になる。円安は輸出には良くても輸入にはそれだけ負担が増えるのだから国富がそれだけ海外に流出する。原発問題は東京都の問題ではありませんが国民の意思表示として田母神氏に投票して当選させて原発再稼働の流れを作るべきだろう。
今から思えば3年前の今頃アメリカ国債やアメリカ株式を買っていれば、30%近い為替差益と株高差益が転がり込んでいるはずだ。つまり現在一番儲けているのが政府日銀であり100兆円ものドルや米国債を買っていたのだから数十兆円の円安差益で儲けている計算になります。バカな経済学者は1ドル50円になると言っていましたが、学者と反対の事をすれば儲かる。
円の相場については新興国の経済不安と日本の貿易赤字の綱引きになりますが、ドルやユーロよりも円が買われるのは日本経済が一番信用されているからですが、大幅な金融緩和しても貿易赤字が拡大してきても円が買われる。昨日はビットコインについて書きましたが、新興国の信用不安が広まれば、円と同じように避難先として買われる。
問題は日本の株安ですが、円高になれば株が売られる。日本国債が買われて長期国債利回りは低下した。金融緩和で国債暴落とか金利上昇するという心配性のエコノミストは山のようにいますが、金融緩和しても貿易赤字や財政赤字でも円は新興国やアメリカやEUの経済状況はもっと悪いのであり相対的に見ないと予想は外れる。
◆今日のポジション(1/27) 為替、大暴落? どこまで円高になるのか? 為替王
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51998858.html
今年の米ドル円の見通しにつきましては、何度も解説しておりますように、年末年始は1ドル=105円まで急騰し盛り上がっていたわけですが、投資マニュアルを使って冷静に分析すれば、1月2日にはすでに売買ジャッジで円安の勢いが止まって反転のリスクも出始めていることがわかりました。
それでもまだ円安の可能性はかすかに残っていたのですが、1月10日時点で秘伝チャートにおいても円高シグナルが点灯。これにより、昨年からの強烈な円安トレンドが終焉したと判断。私たちは円安見通しから、円高見通しへとスパッと切り替えました。
その後は、104円台の高値圏でかなり粘っていたため、一般的には「円安で安定している」「すぐまた円安になる」との見方も多かったようですが、当ブログでは「104円台後半〜105円手前が上値抵抗帯になっている」と位置づけ、「中期的な円安の流れはひとまず終わったと見てもよい」と言い続けました。
結果はその通り。先週は全面的に急落しました。
FXで売りポジションを取っていた方は短時間で巨額の利益を獲得できたと思いますが、仮にそこまでいかなくても、買いポジションを処分していただけても本当に救われた気分になると思います。投資マニュアルを使って予想していると「儲かって楽しい」というよりは、今回のように「危機を事前に察知して、大損しなくて済んだ。本当によかった」と感じることが多いです。そして大損さえしなければ、資産は安定して増えるようになります。
さて、今週の見通しについて。
多くの通貨が急落(暴落)しているので、とんでもないことが起きているように錯覚しやすいですが、実際には米ドル円などは「円安トレンドがひとまず終わった」とはいえ、「極端に大きな円高リスクがあるわけではない」と言い続けておりましたように、先週も104円から102円へと2円ほど下落したに過ぎません。
もしも、為替と株の急落でパニック状態になっている方がおられましたら、まずは落ち着いてください。冷静に下落目処を探っていくことが大事です。
米ドル円の今週の下落目処としましては、2週間前から申し上げていることと変わりません。
現状、特に新たな下落エネルギーが確認できるわけではないので、引き続き、101円台後半あたりが目処になりやすいと考えます。
先週すでに102円まで下落しましたので、逆にいえば、かなり下落ターゲットに近づいている、もう目先の下落余地は小さい、仮にそれ以上下落するならば短期的には行き過ぎ、といった見方もできるかと思います。
次に問題の豪ドル。
AUD/USDについて先週、次のように書きました。
「控えめに見て0.87を割れて0.86台突入。その可能性は高い」(1月20日ブログ記事より)
金曜日に0.86台に本当に突入。
秘伝チャートの予想がズバッと当たりましたね。AUD/USDで売りポジションを取っていた方も多かったですが、本当におめでとうございました。
ちなみに金曜朝には0.87台まで下落していましたが、「そろそろ利益確定したくなる頃だと思いますが、ターゲットとしましては引き続き、0.86台突入」(1月25日ブログ記事より)と、ぜひ我慢してほしい気持ちを書きましたが、我慢できましたでしょうか?
とりあえず第1ターゲットに到達しましたので、実戦の観点では利益確定してもいいと思いますが、ただ、予想の観点ではもう少し下のターゲット(0.85台から最悪の場合0.85割れ)も出ており、まだそれなりの下落リスクは残っているのではないかと考えます。
それに伴い、豪ドル円も先週は大幅に下落したのですが、まだ安心はできません。
先週後半2日間で4円も急落しましたから、一時的な反発などはいくらでもあるでしょうが、大きな下落トレンドの最中との見方で、具体的なターゲットとしましては先週から掲げておりますように「90円を大きく割り込んで87円〜86円」が現実的な目処になり、「あるいはさらに下の目処も」リスクとしては一応頭に入れておきたいところではないかと思います。
次にユーロ。
「140円を割れて、139円台に突入するリスクも」(1月13日ブログ記事より)
「140円を割れて139円台に突入するリスクを警戒したい」(1月20日ブログ記事)
と言い続けてきました。
ずっと粘っていましたが、先週金曜日の夜に、ようやく私たちの予想通りに139円台に突入しました。かなり時間がかかりましたが予想的中して良かったです。おめでとうございました。
ユーロ円も方向性は下向き(円高)なのですが、それほど大きな円高リスクは見当たらず、目先は現行水準からせいぜい1〜2円。先週末の139円台後半で止まるか、落ちても138〜137円がいっぱいかなという見方です。
次にカナダドル。
カナダドル円は、年末年始に1カナダドル=99円だったのが、一気に急落し、先週掲げた91円台とのターゲットにもあっという間に接近しました。具体的には91円台後半の目処が出ていますが、先週末は92円ちょうどまで急落しましたので、これももう目先の下落余地はあまりないのではないかという印象です。
最後にポンド円。
ポンド円だけは他の通貨とちょっと違って、先週、最後の一吹き(上昇トレンドの最後の軽い急上昇)が入ってから、下落に転じました。その分、下落エネルギーも幾分高めかと思います。
先週は168円で終わりましたが、今週の下落目処としましては167円台。もう少し伸びて165円台に突入するリスクも一応考えておきたいといったところです。
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