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一転して辞任を発表したみずほ銀の佐藤頭取。奥は後任の林副頭取
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140124/dms1401241208015-n1.htm
2014.01.24
辞めないと批判され、辞めると言っても批判される…。暴力団融資問題で辞任を表明したみずほ銀行の佐藤康博頭取(61)はそうボヤいているかもしれない。昨年7月に誕生した「ワントップ体制」は1年もたずに崩壊し、日本興業、富士、第一勧業の旧3行の内紛が再燃しかねない。
佐藤氏が辞任を決断した背景について、みずほ幹部は「来年4月に順番が回ってくる全国銀行協会の会長人事がある。今夏には内々に会長を決めることになるが、業界にあれだけの迷惑をかけては適任ではないと判断したのだろう」と話す。
ただ、佐藤氏は6日前の記者会見で辞任を強く否定していただけに唐突感は否めない。「社長と頭取を両立する気力がなくなったのだろう」と金融庁の中堅幹部は心中を推し量る。
佐藤氏は持ち株会社のみずほフィナンシャルグループ社長は続投し、みずほ銀頭取の後任に旧富士出身の林信秀副頭取(56)が昇格する。暴力団融資問題が表面化した時、持ち株会社とみずほ銀行の会長は旧一勧出身の塚本隆史氏、社長と頭取は旧興銀の佐藤氏で、旧富士出身者は不満を募らせたことから、林氏の起用で「バランスを取る狙いがある」との見方も行内に広がる。
しかし、塚本氏がみずほ銀会長に続き、持ち株会社会長も引責辞任することになり、今度は割を食った形の旧一勧勢に不満がくすぶっている。
みずほを古くから知る金融関係者はこう嘆く。
「3メガバンクの中で最も早くスタートしたのに、旧行の縄張り意識が強いまま統合が進まず、他のメガバンクに遅れを取ってしまった。今回の混乱で“失われた15年”がさらに長引いてしまうのではないか」
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