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習近平体制が揺らぐ?/(C)AP
7・7%成長でも春節デフォルト危機…中国経済の嘘と爆弾
http://gendai.net/articles/view/news/147390
2014年1月21日 日刊ゲンダイ
中国政府は20日、13年の実質GDP(速報値)を前年比7.7%増と発表した。12年と同水準ながら、2年連続で8%を割り込んだ。
「中国にとって、具合のいいところで落ち着いたという印象です。高過ぎるとバブル懸念が出てくるし、低過ぎても経済失速と判断されます。安定成長を目指すには、ちょうどいい数値でしょう」(第一生命経済研究所の西濱徹氏)
だが、中国が公表する統計数値をうのみにしてはいけない。著書「日中『再』逆転」で、習近平の「超・軽量政権」により中国バブルは2014年に完全崩壊すると書いた近藤大介氏(「週刊現代」編集次長)が言う。
「中国には31の地方政府がありますが、それぞれの数値を積み上げたものと、中央政府が発表する統計数値は2〜3割の開きがあります。7.7%も怪しくて、実際には5〜6%とも見られています。中国政府の統計数値は、李克強首相もアテにならないと認めるほどです。しかも今でも5000万人が職に就けず、新卒(大卒)の2割が就職できない状態です。さらに大卒の給与より、ホテルの清掃員のほうが収入が多いなどの逆転現象が起きています。中国経済はガタガタで民衆の不満は爆発寸前。習体制は崖っぷちで、この数字はそれを物語っているのです」
中国経済に対する不安はそれだけではない。昨年、急浮上したシャドーバンキング問題がさらに深刻化しつつある。
「この問題は、何ひとつ解決していません。いつまで目を背けていられるか。世界経済を揺るがす大問題になるのは必至だけに心配です」(西濱徹氏)
中国は31日に大型連休の春節(2月6日まで)に入る。企業の決済日の月末と休日が重なるため、「資金繰りがつかないシャドーバンキングが出てくる」(市場関係者)とされる。
「山西省の石炭開発会社に出資する高利回りの理財商品にデフォルト説が流れています。今月末に満期を迎える商品で、30億元(約515億円)の償還です。デフォルトしたら、シャドーバンキングを直撃し、それが悪夢の連鎖を想像させて、世界経済を大混乱させかねません」(市場関係者)
ただでさえ、日経平均は低迷している。20日終値は前日比92円78銭安の1万5641円68銭と1万6000円を割り込んだままだ。
「先週、外国人投資家は11週ぶりに売り越した」(証券アナリスト)
そこに中国発の金融危機が重なったら大暴落は間違いない。
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