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「細川」「舛添」関連銘柄でみる都知事選候補“市場の期待度”
http://gendai.net/articles/view/news/147273
2014年1月16日 日刊ゲンダイ
株式市場も都知事選への関心度を高めている。15日は、細川元首相の「脱原発」路線を受け、省エネルギー関連が物色された。代表格の省電舎やグリムスは、何とストップ高を記録している。
「相場が踊り場にあることもあって、都知事選は格好のテーマです。特に細川、舛添の両候補に絡む銘柄がターゲットになっています」(市場関係者)
候補者の考え方や発言はともかく、市場は「脱原発=細川銘柄」「原発存続=舛添銘柄」と分類している。
「東京五輪や、首都の社会インフラ整備、地震対策などは、誰が都知事になっても実行しなくてはならない。だから、マーケットは原発を争点だと捉えています」(株式アナリストの櫻井英明氏)
そこで、両候補に対する“市場の期待度”といえそうな、原発関連銘柄の動きを追ってみた。脱原発が追い風となる銘柄群は、年初に比べ、例外なく2ケタの上昇率だった。一方、原発推進が株高要因となる日立や東芝、三菱重工は5〜8%程度のアップ率にとどまっている。
「両候補の出身地や趣味なども市場テーマになりやすい」(証券アナリスト)
細川は熊本県出身。趣味は陶芸だ。関連銘柄は熊本に本社を置く西日本システム建設や、陶器のノリタケカンパニーなど。
「熊本の有力バス会社である九州産業交通は、HISの子会社。関連銘柄の一角でしょう」(株式評論家の杉村富生氏)
いずれも株価は好調に推移している。
舛添は福岡県出身で、趣味は乗馬だという。
「馬関連では、富士通フロンテックが面白い。競馬場の発券機や払い戻し機を手掛けています」(市場関係者)
同社は、0.2%アップに過ぎないが、福岡県北九州市に本社があるTOTOは4.1%も上がった。
そのほか、市場が物色する両候補の関連銘柄は記事末尾の通り。
下落株に目を向けると細川1銘柄、舛添2銘柄だ。騰落率の平均では、細川が13.68%の上昇率で、舛添は2.85%。どちらも細川銘柄の方が分がいい。関連銘柄から占う都知事選は、今のところ細川に軍配が上がっている。
◆〈細川銘柄〉
【テーマ】社名/1月15日終値/騰落率(%)
【原発】
◇エナリス/2,171/16.7
◇省電舎/2,700/36.7
◇ファーストエスコ/918/50.7
◇日本風力開発/900/11.9
◇グリムス/1,040/13.0
【出身地】
◇肥後銀行/574/▲0.5
◇HIS(九州産交HDの親会社)/5,350/2.7
◇西日本システム建設/312/2.3
【趣味】
◇ノリタケカンパニー/269/1.1
東京都競馬/392/▲4.2
◇日本特殊陶業/2,550/2.2
平均騰落率/ /13.68
◆〈舛添銘柄〉
【テーマ】社名/1月15日終値/騰落率(%)
【原発】
◇日立製作所/867/5.7
◇東芝/483/8.3
◇日本製鋼所/564/0.0
◇三菱重工/703/7.5
◇IHI/493/7.9
【出身地】
◇ふくおかFG/449/▲1.8
◇西日本鉄道/392/0.8
◇TOTO/1,715/4.1
【趣味】
◇東京都競馬/392/▲4.2
◇富士通フロンテック/1,250/0.2
平均騰落率/ /2.85
終値は単位円。騰落率は年初(1月6日終値)との比較、▲はマイナス
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