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大盛況のなぜ/(C)日刊ゲンダイ
「餃子の王将」射殺事件後に売り上げ2.8%増の“民衆心理”
http://gendai.net/articles/view/newsx/147275
2014年1月16日 日刊ゲンダイ
「追悼餃子」という言葉まで…
「追悼餃子」という言葉まで生まれた――。
昨年12月、社長の大東隆行氏が射殺された「餃子の王将」が業績好調で話題になっている。13年12月の既存店売上高が前年同月比で2.8%増となり、同年1月以来、11カ月ぶりに前年実績を上回った。客数も2.4%増え、事件以降、売上高が10〜20%増加した日もあったという。
殺人という暗い事件が起きながら、客が詰め掛けるとは不思議な現象。なぜなのか?
「ひとつは野次馬根性、もうひとつは料理への興味です」と分析するのは明大講師の関修氏(心理学)だ。
「名物社長が突然いなくなったということで、店がどうなっているのかを見たがる人が多いのです。火事場の野次馬と同じ心理で、王将という会社が今後ちゃんと営業できるかを知りたがっているのです。もうひとつは一連の報道で、王将が店舗ごとに独特のメニューを設けていることを知り、どんな味なのか興味津々の人が足を運んでいると思われます」
ただし、これは日本人特有の現象という。欧米では大金持ちが寄付などで弱者を救済するが、日本では庶民が庶民を助けるのだ。
「個人主義の欧米人と違い、日本人は誰かが困っていたら、民衆同士で助け合おうという意識が強い。いい例が『24時間テレビ』です。王将の件については、社長を失った社員に同情して食べに行ったお客も多いはずです。もし自分の会社が火事になったり何者かから妨害を受けたら、社員がけなげに頑張っていることをアピールすべき。事情を知った人は“自分が支えなければならない”と自覚してお金を使ってくれます」(関修氏)
日本人も捨てたものじゃない。
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