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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZH2NI6K50XU01.html
1月16日(ブルームバーグ):米ウォール街は仮想通貨ビットコインについて、通貨というより決済システムとして有望だとみている。米国ではテキサス州の上院議員候補がビットコインでの選挙活動寄付金を受け付けているほか、通販会社オーバーストック・ドットコムではビットコインで婚約指輪を買えるなど利用が拡大している。
将来性がどうであれ、ビットコインは投資対象としては利益をもたらした。2008年に考案されたビットコインは昨年急騰。過去1年間で約60倍値上がりし、15日時点では1ビットコイン=936.51ドルで取引されている。ビットコインチャーツ・ドットコムによれば一時は1200ドルを超えた。同期間に金相場は26%下げ、パフォーマンスが主要通貨中2位のユーロは通貨バスケットに対し7%上昇 している。
ビットコイン推進派は国力低下に脆弱(ぜいじゃく)な通貨の代替物としてビットコインを受け入れてきたが、中国人民銀行(中央銀行)は金融機関によるビットコイン取引を禁止。フィンランド当局はビットコインには本物の通貨に必要な特質が欠如していると指摘した。為替取引2位のシティグループは、ビットコインの保有者の1%に発行額の80%が集中しているものの、ビットコインによって取引が簡単になれば社会に恩恵を与える可能性があると述べた。
ソシエテ・ジェネラルのシニア為替ストラテジスト、セバスティアン・ガリ氏は14日の電話インタビューで、「ビットコインは本質的に決済システムの進化形にすぎない」と発言。「取引の究極的な概念であるこの技術革新が取引手段の進歩であることは確かだ」と語った。
シティグループの主要国通貨取引責任者、スティーブン・イングランダー氏は13日の電子メールで、「もともとビットコインは金融システム外で運用するように作られた」とし、「既存の決済業者がビットコインの決済技術を採用するのを止めることはできない」と語った。
原題:Wall Street Sees Bitcoin Legacy as Payment System:Currencies(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク John Detrixhe jdetrixhe1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net
更新日時: 2014/01/16 12:51 JST
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