http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/127.html
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「TPA、まとまらないTPP交渉早期妥結という目先の目的に走るひどい内容だ。:内田聖子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13148.html
2014/1/15 晴耕雨読
https://twitter.com/uchidashoko
しばらくの間、ツイッターやFacebookでの投稿をさぼっていました。
子育てがその最大の理由ですが、東京都知事選に関連して様々あり、お正月どころではなかった(笑)。
TPP情勢については黙々とフォローするのが精一杯でしたが気が抜けない状況。
できるだけ発信しますのでよろしく★
日本時間1月10日、米国でTPA法案が提出された。
米国市民社会からは大きな批判が生じている。
そもそもTPAは議会が持つ貿易権限を期限を区切って政府に一任し、交渉をしやすくする仕組みだが、まとまらないTPP交渉早期妥結という目先の目的に走るひどい内容だ。
提出されたTPA法案は100ページを超える。
農業の他、知財、投資などの交渉での基本的な目標が書かれている。
関税については「米国の関税と同等かそれ以下まで削減」を他国に求め、円安による日本車の輸出増に対抗するためか、為替操作を禁じる条項もある。
要は「日本ターゲット法案」なのだ。
TPA法案に対して米政府はもちろん、農業など業界団体は賛成の声を一気に挙げている。
しかし、これがすんなり通るともいえない。
オバマ大統領のお膝元であるはずの民主党からすぐさま反発が出た。
下院で貿易交渉を担当するレビン氏は法案反対を表明。
昨年民主党の7割がTPA反対を表明してもいる。
米国TPA法案には、民主党からの批判をかわし通過させるため、政府と議会の協議の重視や、貿易交渉の透明性の確保、など譲歩案も盛り込まれている。
適当にアメを与えようというわけだ。
なりふり構わない姿だ。
それだけオバマ政権と米国業界団体・企業はTPP妥結に血眼になっているのだ。
米国NGOパブリックシチズンは、今回のTPA法案に関して、「2002年時のTPA(2007年に期限切れ)をコピーしただけであり、議会を軽視し、『透明性の確保』などは形式的で無意味な約束である」と強く批判している。
プレスリリース⇒ http://ow.ly/sxd2l
私自身は、米議会でのTPA法案の可決はきわめて困難だと考えている。
民主党内のTPA反対派の声、市民社会からの批判、何より米議会の喫緊の課題は政府予算と債務不履行問題だ。
そもそもまともにTPAが審議されるのかも怪しいが、TPAはTPP交渉の鍵ともいっていい。
注視していく必要がある。
米国でのTPA(ファストトラック)反対!のキャンペーンサイト。
もちろんTPP交渉自体に反対している。
TPAは議会軽視であり非民主的、そしてTPPのような秘密裡の交渉を加速させるとして、1月中旬に大きなアクションを計画している。 http://ow.ly/sxfN5
ノームチョムスキーがTPPとオバマが進めるTPAを動画メッセージで批判「TPPは新自由主義と企業の支配を進める」(英語でのメッセージ) http://ow.ly/syzLY
このニュースは興味深い RT @ja_tpp: 聖職者は反TPP 新自由主義糾弾 「大国増強の協定」 ローマ法王庁: http://bit.ly/1lYkrIx 【日本農業新聞】
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