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新年度これが生き残れる管理職だ
http://gendai.net/articles/view/life/147217
2014年1月14日 日刊ゲンダイ
頼りない部下たちを頼もしい部下に変える4つのステップ
■3カ月で「最強のチーム」へ
サラリーマンはチームワーク……わかっちゃいるが、それこそ管理職の大きな悩み。ところが、段階を踏めば、わずか3カ月ほどでチームは劇的に変わる。「最強チームのつくり方」(日経ビジネス人文庫)の著者で、人材育成コンサルタントの内田和俊氏がヒントをくれた。
チームワークを醸成させるプロセスは4つ。「部下の特性を把握する」「信頼関係を築く」「主体性を持たせる」「チームワークの形成」だ。
■(1)部下の特性を把握する
「見極めるべきは、部下のスキルや職務遂行能力よりむしろ、精神的習熟度です。当事者意識がない〈依存タイプ〉や自己チュー、常に不満タラタラで自信が持てないタイプなど、部下一人一人を判断していきます」
■(2)信頼関係を築く
「特性や資質がバラバラの部下に、やる気や信頼感が植え付けられる簡単な方法は、目線を同じにすることです。部下が座っていれば上司も座り、部下が立っていれば椅子を勧めてください。もうひとつのポイントは、部下との感情のしこりを極力残さないこと。上司は指示の出しっぱなしに注意して、部下にきちんと伝わったのかに気を使ってください」
■(3)主体性を持たせる
「さまざまある方法で最重要なのが、ゴールを決めてしまうこと、〈目標と期限の設定〉です。ゴールが見えているほど、部下は自発的に仕事をします」
ただし、コツがあるという。
「〈現状把握や分析をしてから目標設定〉が定説ですが、それを逆にする。つまり、先に目標を決めてしまうのです。現状把握から入ると、目標はどうしてもショボく、無難になってしまいます。これは指示待ちの原因です」
■(4)チームワークの形成
「仕上げですね。部下が信頼関係で結ばれ、目標達成に邁進(まいしん)すると、時に部下同士が衝突することもあります。上司は、このゴタゴタを放置せず、しっかり話す・聞くのコミュニケーションを取ることです」
これで4月には、部下の顔つき、仕事ぶりが見違える。
内田氏の著書には、ノウハウがさらに細かく載っている。
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